土曜日, 8月 28, 2021

たくらみ

そんなカイラさんのお気に入りスポットはスイングドアの真下。
邪魔すぎるんですけど!

ドアの向こうのキッチンが気になるのかな?


日曜日, 8月 22, 2021

老犬力

室内組のモッシィとカイラさんは夕食後に庭でブラブラすることになっている。

気が済むと部屋に入ってきてそのまま部屋に戻るのだが、カイラさんはたまにヘナヘナと座り込んでしまう。
足腰が弱っているのではない。
そのままエアコンの効いた居間に居座ろうと小芝居を打ってやがるのだ。

この後、いくら説得しても聞こえないフリをするし、立たそうと手をかけると完全に脱力して抵抗する。

魂胆は見え透いてるが年寄りには勝てない。



金曜日, 8月 20, 2021

まだ変

とても夏真っ盛りだと思えない情景。例年だともう草が白っちゃけてて、ところどころ地肌が剥き出しになるのに。

羊たちは嬉しいかもしれない。


 

土曜日, 8月 14, 2021

やっぱ変

 下の記事をUPしたのが6日前。

今はざんざんぶりで、放牧地も犬エリアもコールダックの住処も水浸しになっている。

天気予報によるとまだ数日降り続くらしい。

その後はまた酷暑。

大丈夫だろうか?


金曜日, 8月 06, 2021

気象予報士ちゃうけど

昨日付けのこの天気図、やばいんちゃう!?
熱低とか台風って、大体は赤道近くの海(フィリピン沖とか)で生まれるもんと思ってたのに、最近は日本の近海でワラワラ発生してるっちゅうこと?気候的には赤道がどんどん近づいてる感じ?
気味悪いんですけど。
もうこれからは「台風の進路」とか言って、2週間も前から予報円を描きながら警戒することも無くなって、発生即上陸!が普通になるのかな。

天候のノウハウや季節感ってコミュニティの深層意識にまで達する神話やおとぎ噺みたいなものだと思うけど、これだけ急激に変わってしまうと民族全体が統合失調状態に陥るんじゃないかと、いらん心配をしている。
もちろん恐ろしいのは災害や生態系への影響だろうけど、結局一番怖くて読めないのは人間の心だと思うから。

水曜日, 8月 04, 2021

扇風機

今日は35℃を超えるらしい。。。毎年のことだが、動物たちも正念場を迎える。

どれくらい効果があるかわからないが、せめてもの暑さ対策として扇風機を設置している。昨日まで直に地面に置いていたのだが、夜の間に誰かがちょっかいを出してくるのだろう、朝になると決まって横向いてたり壁に引っかかって首振りがロックされてたりと、胸が痛む状態になっていた。

壊されてしまっては元も子もないので、柵とフェンスの間に通した材木に乗っけて、羊が触れないようにした。なんか危なっかしいしどんな対策をとったって想定外の方向から攻めてくるので油断はできないが、とりあえず半日はうまくいった。

ま、明日は明日の風が吹くだろう(うまいっ!) 

火曜日, 8月 03, 2021

ひつじの大ちゃん

去年の今頃撮った大ちゃんのスクープ写真。

板塀の穴に首を突っ込んで何してると思います?

実は中にエアコンの室外機が置いてあって送風口を設けたのだが、いつの間にかそこに首を突っ込んで風に当たるという技を覚えたのだ。風ったって生緩い風だと思うが、毎日毎日、2時間も3時間もじっと当たっていた。本当に暑かったんやね。今年、試しに畜舎に扇風機を置いてみたらやっぱり最前列に陣取って風に当たっている(笑)

大ちゃん、ワイヤーメッシュの柵を踏み越えて脱走を繰り返す困ったちゃんなのだが、優しくて人懐っこくてとても良いやつ。

今年も夏を乗り切って欲しい。

 


日曜日, 8月 01, 2021

縊死ヘビ

気色悪い写真でごめんなさい。
今年2匹目の「網に引っかかって縊死した」ヘビ。

この時期は身体も育ってて1.5mはあるだろうか?もう本当に勘弁してほしい。
そりゃあ、いくら見た目がアレだからって彼らも生き物だから天から授かった命は全うしてほしいし、同じ敷地内で共生するのもやぶさかではないが、できれば見えないところでうまいことやっててほしい。

ま、それはいいとして、問題はこのブツをどうするかだ。胴体を触りながら網から外すなんて芸当は百回生まれ変わっても出来っこない。正直このまま干物になってもらいたいが、あいにく場所が犬エリアに近接している。徐々に腐って体液を垂らしながら異臭を放つようになると、犬たちが狂ったようにフェンスや地面をガリガリやるに違いない。無理にでも引き剥がして地平の果てに打ち捨てねばならない。

試しに網を指でつまんで揺らしてみたら、まだ死んでから間が無いのか、どぅるんとしてビヨヨンとしててもう全然ムリ。そのくせ、もう臭い。

だめだ、ヒロさんに託そ。


土曜日, 7月 31, 2021

あぢ〜

なんか急に葉が枯れてしまったカツラの木。

何でかはわからないけれど、やっぱり暑さが一因なのは間違いない。

まだ新しい芽を出そうと頑張ってるから、水やりだけは継続しよう。

8月はまだこれから。

勝負だ!


日曜日, 7月 25, 2021

必須アイテム

ついに買ってしまったファン付き作業服。

そういうのがあるのは知ってたけど、発想があまりにベタで真面目に相手する気になれなかった。今朝、地域の公民館清掃会に近所のおっさんが着用してきて、涼しげに作業してるのを見てたら猛烈に羨ましくなって、そのままワークマンに走って衝動買いした。

今まで何を我慢してたんだろう?と後悔するほど、夏の暑さをこよなく憎む自分には格好のアイテム。

もう手放せない。



火曜日, 7月 20, 2021

焼却処分

燃やそうとしているのは、もなか君用のトイレ砂代りに敷いていた新聞紙を捨てるために勝手口に置いてあった段ボールの箱(⇦1回で何言ってるか読み取れた人はえらい!)。こうやって、一緒に暮らしていた痕跡が少しずつ消えていくんやなぁと感無量。


犬の場合、いつどこで寝るとかご飯するとか遊ぶとか、暮らしのルールはほぼ人間が決めるけれど、猫は双方が少しずつ要求と譲渡案を出しつつ、妥協点を見出していくスタイルになる。だから布団の窪みとか使わなくなった椅子の座面とかキッチンの端の汚れたトレイとかベッドの下の埃の無いスペースとか、思いがけない部屋のあちこちに彼の主張の跡がシミのようにこびり付いてしまう。それが切ない。

土曜日, 7月 17, 2021

巣立ち間近

 

今年二家族目のツバメ四兄妹。

ここまで何とか無事に育って、狭い巣の中で押し合いへし合い状態になりました。

あとは巣立ちを待つだけ。

谷底で待ち受ける黒いワニがいるから、ちゃんと練習してから巣を出るんだゾ〜

木曜日, 7月 08, 2021

屈折フィルタ

ロキシ、通称ロキちゃん。

食べても食べても太らない体質らしく見た目は貧相なのだけれど、とてもカワイイ。

どこが?というのは性格や行動面になるが、いざ説明しようとするとこれが難しい。シャイかと思えば大胆だし、人懐こいかと思えば距離置きたがるし、暗いのか明るいのかわからないし、ややこしく屈折している感じ。

でもこの写真を見て思った。これ(姿勢と表情)って彼女の全てを過不足なく説明してるんじゃないかと。

彼女はこんな犬なんです、と言えばわかる人にはわかってもらえると思う。

考えてみれば犬の性格や行動なんてシンプルというか、少なくとも首尾一貫してるんだと思う。それを人が壊れた万華鏡みたいなフィルタを通して見るから、話がややこしくなるのだ。

どっちが屈折してるかっていうと、たぶん人間の方だ。


 

金曜日, 7月 02, 2021

アラシくんのご帰還

歩いて15分ほどのご近所の農家さんの敷地で、出張草刈りをしてくれていたリンジー、モモ、アラシ君の3頭ですが、昨日、その農家さんから「アラシが人についてこようとしてフェンスを飛び越える」とSOSが入りました。

とてもお忙しい方なのでお仕事邪魔しちゃいけないと即引き取りに行ったんですが、車に乗せずに紐つけて散歩してみることにしました。途中でストライキしたら車で回収するつもりだったんですが、予想通り、とても上手に歩くことができました。

トコトコ歩く背中を眺めていると、なぜか心が平和になってきます。ヤギとお散歩、、、これから街中でも増えるんじゃないかなぁ。 



水曜日, 6月 30, 2021

栗の実

へ〜もうこんな時期から実をつけてるんだ。

ちっちゃくて若葉色でとても可愛いんだけど、トゲはもうしっかりしてて「私に触らないで!イヤラシイ」とお付き合いを拒否している。

そんなこと言わずに秋になったらまた会いましょう。



土曜日, 6月 26, 2021

犬は見ている(5)

子犬たちがおっぱいを卒業してギャング団になった頃、疑問というか不安に思ったことがある。家畜たちの世話をする間、成犬たちには仕事を手伝ってもらったりブラブラしてもらったりするのだが、その間、子犬たちもフリーにさせていた。足元にジャレついてさぞ邪魔かと思いきや、子犬たちは成犬が相手にしないヤギやアルパカのゲート前に陣取り、気の毒な動物たちを睨みつけていた。邪魔にならないのはありがたいのだが何が不安だったかというと、毎日毎日見つめ続けているとそれに飽きたり満足してしまったりして、eyeが弱まってしまうんじゃないか?ということだ。

結果から言うとそれは杞憂だったようで、その兄弟たちは強いeyeを持った(ということは集中力や落ち着きも兼ね備えた)成犬に育っている。

思うに見つめている間、彼らの頭の中では凝視→期待→報酬のループが形成され、モチベーションが強化されこそすれ弱まることはなかったのだろう。内的な報酬がある行動に飽きや慣れを心配する必要はないし、逆に報酬ループを人為的に操作することも難しい。結局、集中力や忍耐力はトレーニングで強化するものではなく、せいぜいそれを妨げないようにするしかない、、、というのが、自分なりの結論である。

ちなみに「集中力+トレーニング」でググってみると、もちろん人間相手の話だけれど山のように記事が上がってくる。内容的には似通っていて、呼吸を整えたり、リラックスしたり、睡眠を十分取ったり、アロマテラピーしたり、栄養バランスを考えたり、ストレスを減らしたり、音楽を聞いたり、、、要は体調を整えて気を静めることくらいしか言ってない。筋肉を鍛えるのとはちょっと勝手が違う。この辺の事情は犬でも同じではないだろうか?

Eyeのモーターパタンは生得のもので、それ自体は人が作り出したり強化することはできない。できるとすれば幼年期に「十分発現させてやる」あるいは「発現を妨げない」ことだろう。あとは環境を整えてストレスを減らし、集中を妨げるものをできるだけ遠ざけるしかないのだ。

ただ一言に「環境を整える」と言ってもなかなかそうはいかないのが現実だ。とりあえず、最大のストレスである「人との関わり」を減らすことから始めるのがいいと思う。 

(一旦終了)


金曜日, 6月 25, 2021

犬は見ている(4)

 話はもっと逸れるけれど、書いてるうちに独り合点したことがあるのでついでに書いてしまおう。

そもそも狩のモーターパタンはペットとしての犬には不要なものだ。だから大抵の犬種ではできるだけ持たせない/出現させない方向でブリーディングされてきたはずで、特定の用途に使役したいときに限り、必要なステップを選択的に強化してきた。

ただ相手は機械ではなく生き物だ。確かに狩のモーターパタンは8ステップで説明できるかもしれないが、モデルはあくまでモデルだ。実際にはステップ間の明確な線引きは難しいだろう。あるステップだけ強化しようとしても、それはモーターパタン全体に対しても影響したはずだ。

何が言いたいのかというと、羊追いもそうだけど、レトリーブやハンティングに利用するためにモーターパタンを活用するけども、噛みつきや車追いなどの問題行動は矯正するという考え方は、手前勝手に過ぎるんじゃないか?ということだ。いや、そもそも「問題行動」と命名して涼しい顔でいられる神経が嫌だ。

問題行動も犬のモーターパタンの一部だ。Eyeを愛でるなら、それと同じように問題行動も尊重すべきじゃないのか。闇雲に押さえつけるのではなく、起きやすい状況を避けるとか、それが難しいなら飼い主として全力で庇ってやるとか、いっそ飼い主から身を引くとか、、、いやそれらが全部無理でも、せめてそういう風に思いを巡らすくらいのことはしてもいいんじゃないか?と思う。

書いてるうちに妙に興奮してしまったけど、これって人のモーターパタンかもしれない。

(続く)

火曜日, 6月 22, 2021

犬は見ている(3)

用語を使ったついでに「モーターパタン」についても触れたい。この用語のベースには、習性や反射と呼ばれるような行動は「判断して行動する」というよりあらかじめ脳内に用意されたプログラムを駆動して実行される、という考え方がある。以下はある記事からの受け売りだが、捕食動物には「狩のモーターパタン」が生得的に備わっていて、それはorient(位置取り)⇨eye(注視)→stalk(忍び寄り)⇨chase(追跡)→grab byte(捕獲)→kill byte(殺傷)→dissect(解体)→consume(摂取)の8つのステップで完成する。

単独で捕食する動物は全ステップを1頭が担うが、群で狩をする動物の場合はその種類や個体によって各ステップの強弱が異なる。例えばボーダーコリーなどのヘッダー・シープドッグでは前半の4つのステップが、ヒーラー(オーストラリアン・キャトルドッグなど)ではchaseとgrabステップが選択的に強化されたと考える。逆にガード・ドッグではほとんどのステップが縮退し、最後のconsumeだけが残っている(だから彼らは「解体された」肉しか食べないし、子犬時代に狩遊びをしない)。

ここからは個人的な意見。

4つのステップのうち、前半のorient、eye、stalkと後半の4ステップでは、求められる資質が違う。前者には集中力、忍耐力、持久力、冷静さなどが、後半には瞬発力、闘争心、高い身体能力などが求められる。chaseはその中間といったところか。

ボーダーコリーには主に前半の資質が求められるわけだが、ここでまた疑問が生まれる。それは、瞬発力や身体能力はいくらでもやり方がありそうだが、集中力や冷静さなどはどうやってトレーニングすればいいんだろう?ということ。要はeyeがトレーニングで強化できたらいいのに、、、と思ったわけだ。

(続く)

月曜日, 6月 21, 2021

犬は見ている(2)

...てなことを常々考えていたのだが、だいぶ前に読んだ「なぜビル・ゲイツは子供が14歳になるまでスマホを持たせなかったのか」という記事の内容が当てはまるかも、と最近になって思った。ベストセラーにもなった「スマホ脳」という本を元ネタにした記事である。

神経伝達物質の1つで、やる気や幸福感をもたらすとされるドーパミンは、実際の報酬(お金、食べ物、承認、新しい経験など)が得られたときよりも、その直前のタイミングでもっとも盛んに放出されるという。つまり報酬そのものよりも「得られるかもしれない」と期待が膨らんだときに、一足先に脳内では報酬が得られている。これをスマホに当てはめると、実際に情報を見なくてもSNSやチャットの着信音が鳴った時点でドーパミンが放出されるということ。この手軽で頻繁な刺激⇨報酬サイクルによってスマホが手放せなくなり依存が形成されるというロジックだ。

このメカニズムが本当かどうかはわからないが(生き物のことだから、どーせいくらかは当たっていていくらかはハズしてるのだろう)、この「期待で報酬が得られる」仕組みは、見つめ続ける犬たちに当てはまると思う。彼らは漠然と見ているのではなく、何かを期待して(ドーパミンか何か知らんけど)ワクワクしている。だからこそ毎日毎日、1時間でも2時間でも見つめ続けていられる、、、というより見つめずにはおれなくなるのだろう。そのしつこさや執着には、嗜癖や依存の匂いがする(ちなみに嗜癖や依存は、「生きがい」「打ち込める仕事」「ハマりまくった趣味」などの別名でもある)。

残る疑問はじゃあ何を期待してるのか?ということだが、それはやっぱり相手の「動き」だろう。それしか考えられない。「お前動くのか?動くのか?いーから動いてみろよ!」とか「次は右に動くのか?それとも左か!?」みたいな。

とてつもなく下らなく聞こえるかもしれないが、それが彼らのモーターパタンの「クセ」であり、そうなるように仕向けられてきたのだから仕方がない。私たちは彼らの背負う歴史を敬意を持って見守るしかない。

(続く)

日曜日, 6月 20, 2021

犬は見ている(1)

 以前の投稿ではぶれいど君をダシにして申し訳なかったけれど、本当はこれをある話題のマクラにしようと思っていた。うまくまとめる自信はないが、とにかくその続きを書いてみる。

「この男は一体何が嬉しくてこうしてるんだろう?」この情景を見るたびに、頭の中に浮かぶ疑問である。もちろん彼だけじゃない。仕事の時に羊を睨むのはしょうがないとして、仕事が終わってフリーにさせてるのに鳥小屋に張りつくやつ、他の犬をつけ回すやつ、ヘビと睨めっこするやつなど、思い思いのターゲットを見つめている。もちろん、ずっとフラフラしてるやつだっているし、その辺は犬それぞれだがファームの犬には「見つめる」派が多い。

指図されたわけでもないのに毎日飽きずにやるということは、この行動に何かメリットか報酬があると言うことだ。生まれ持っての衝動なのかもしれないが、衝動にしたってそれを駆動する何かはあるはず。ただ、じぇいを見つめることで些かでも「良きこと」が訪れるとは思えないから、おそらく報酬は内的なものだ。そこまでは想像がつくのだが、その先はよくわからない。

覗き見やストーキングの趣味はないからこればっかりは共感できないし、自分を犬にして想像を膨らませてみても一向にピンとこない。

実は溝の中には網に絡んだヘビが、、、


(続く)

金曜日, 6月 11, 2021

実録!コールダックのDV

世界最小のアヒルなんだそうな。鳴き声で獲物の居場所を知らせるように改良されたそうで、いつもペチャクチャ小うるさい。唐突にアハハハハハハハァと嬌声を発したりもする。笑いカワセミか!?

繁殖期にはオスたちが攻撃的になる。小さいからと侮ってはいけない。あのふざけたヘラ口でバチンバチンとやられると結構痛いのだ。

で、お世話させていただきながら一方的に攻撃されるという、理不尽で屈辱的な情景が毎日繰り広げられる。やられっぱなしは悔しいから、恥を忍んで証拠映像を公開する。



月曜日, 6月 07, 2021

待機中

じぇいを追撃すべく、先回りして窪地で待機するぶれいど君。

30秒?1分?10分?正確にはわからないけれど、モーレツに不毛な時間が流れる。ほぼ毎日、朝夕少なくとも1回ずつはこれをやるから、多分1000回以上はおんなじ事やってる。

じぇいがやって来ると2人で疾走するのだが、1番の醍醐味はこの体勢からダッシュする瞬間にあるようだ。

本当にアホらしい。 

火曜日, 6月 01, 2021

神樹

第1放牧場の一隅に聳える大木。

フェンスの際々に突っ立ってどっちかって言うと貧相な木だったのに、いつの間にか放牧地の主のようになってしまった。ここまで大きくなると訳もなく畏敬の念が湧いてくる。

本当は木の葉のざわめきを動画で伝えたかったのだが、この日はまったくの無風で断念、朝日の中の静止画で我慢することにした。

ネットで調べるとニワウルシとか神樹と呼ばれる外来種らしい。やたら成長が早くて、注意して見ているとあちこちの道路脇で見かける。もう10年もすると日本の道路風景が変わってしまうかもしれない。

実は昨日、この木の根元に犬の遺骨の一片を埋めた。みわファームを始めた頃、まだ背の低かった木の下で走り回っていた子犬たちの1頭。今の飼い主さんが、幼い日を忍んで遺骨持参で訪ねてきてくださった。

飛び抜けた才能は無いけれど、とても気が優しくて駆けっこが大好きだった女の子。これまでどんな景色を見てきたんだろう?

これからはこの木と一緒に、後輩たちの走りを見守っててください。 

水曜日, 5月 26, 2021

春の青草だ!

 養生していた放牧地を羊たちに開放する、、、の図。

どんなに極悪非道な人間でも、羊の飼い主ならこの瞬間だけは顔に笑みが浮かんでいるに違いない。なんかそれくらい嬉しくなる。



火曜日, 5月 18, 2021

教訓

5月中旬だというのにもう梅雨の気配が漂っていて、ちょっと動くと汗ばんでしまう。このまま季節がズレてくと、なんで梅雨の真っ只中にGWなんだよ!と毒づく日も遠くないかもしれない。気候変動速すぎくね?

こうなってくると焦るのが毛刈りだが、今年も複数の人の手を借りながら、残すはあと2頭というところまでこぎつけた。

毎年そうだけど、刈り始めた頃は終わりが見えずに絶望的な気分になるのだが、1頭1頭刈っていくうちにいつの間にか終わりが近づいている。なんかすごく良いことが言えそうな気がするのに思いつかない。 

木曜日, 5月 13, 2021

風が吹いている

おからをいただきに近所の豆腐屋さんに向かう途中のカーラジオから、昭和歌謡の「魅せられて」が流れてきた。

ジュディ・オング氏が「南に向いてる窓を開っけ〜♪」と可愛らしく歌い出すアレである。そのちょっと先に「美〜しすぎ〜るとこは困る」という歌詞があって、いつも変やなぁと引っかかっていたのだが、今日歌詞を検索してみたら「美しすぎると怖い」であることが判明した。なるほど〜それやったら話はわかる!

昔は今みたいに歌詞が気軽に検索できなくて、怪しいところは怪しいままで適当に聴き流していた気がする。ヒアリング能力が低いことは痛いほど自覚していて、中森明菜なんかほぼ全ての曲にわからんところがあったけど平気でスルーしていた。こーゆーのをおろそかにせず、一々確認するような性格だったらもうちょっと大成していたのに。

実は「魅せられて」にはもう一箇所恥ずかしいところがある。サビの「Wind is blowing from the Aegean」のところで、AegeanをAsianと聞き間違えてたのだ。「風はアジア人から吹いている」って、こんなところには書けない変なイメージが頭に浮かんでいるのだが、それで自分を納得させていた。

(ところで、こんな引用にも著作権料は発生するんだろうか?)

 

ようこそなすびさん

某所から先週の金曜日に連れてこられた茄子によく似たなすびさん。

もうすぐ2週間になろうというのに、なかなか群に馴染もうとしません。

それでもだいぶ距離が近くなってきてはいるんですが、今朝も畜舎の入り口の外側という微妙なところで休んでました。人が近寄るとサッサと畜舎の裏に隠れます。


身体能力も高いらしく「毛刈りに3時間もかかってしまった」と元の飼い主さんがボヤいてました。

こういうクセの強い子は結構好物だし、これからみわファームでどう変わっていくかも楽しみです。


木曜日, 5月 06, 2021

たまご3つ

週刊たくボ: ツバメ で紹介したツバメの巣にカメラだけ突っ込んで撮影したら卵が3つ入っていた(屋根が近いから目視できない)。この写真を撮ってからもう10日以上経つから、そろそろヒナたちの顔が見れるかもしれない。


水曜日, 5月 05, 2021

うきうきひつじ

天気の良い日、畜舎に入れていた羊たちを放牧場に放してやると、走り回って喜ぶもんだからこれは!と思って動画を撮ろうとしたが、タイミングを逸してしまった。でもスマホを構えたら何を勘違いしたのかワラワラ集まってきた。なんか浮ついてるんですわー

こういうのを見てるときが幸せ。



日曜日, 5月 02, 2021

発見

あらためてじっくり見るとヤギの顔って結構インパクトある。

写真のモデルは生まれて2ヶ月のたろう君。


 

金曜日, 4月 30, 2021

猫の真理

猫のもなかくんのフードはドライタイプ主体にウェットフードをちょっぴりトッピングしたものと決まっていた。ウェットフードは割高だし栄養も偏るので、できるだけドライフードを食べて欲しいのだが、残すことがあるので仕方なしのトッピングだった。

でもやっぱりもったいないので一缶を一週間くらいかけてチビチビやっていたら、たぶん彼にはそれが不満だったのだろう、トッピングだけ食べ散らかしてプイといなくなる、なんてことが度々あった。そんな時はしょうがなくウェットを追加(ほんのちょっぴりだけど)して機嫌を取ったりしてきた。

そんな駆け引きを10年ほど続けてきたわけだ。

それがこの1ヶ月ほど、パタリと食欲が無くなってしまった。

まずドライフードを食べなくなり、それでもしばらくはウェットフードは食べてたのだが、すぐにそれもダメになり、水以外は一切口にしなくなった。

しょうがないので、ちゃおチュールなどという普段は絶対買わない嗜好品を買ってきて与えた。それですら自分からは食べようとしないので、口の周りにこすりつけて無理やり舐めさせていた。

これは流石におかしいと検査してもらったら腎不全との診断。猫の持病と言えるくらい多いらしいが、慢性の場合は元には戻らないからこりゃ大変だ。

何が大変って、薬を混ぜたちゃおチュールを1日2回も嫌がる猫の口に突っ込まないといけない生活が続くわけで、羊ヤギ鴨ニワトリ犬たちとエサ待ちの行列ができているファームでは、猫一頭にそんな手間暇をかけてられない(こともないのだけれど、正直煩わしい)。

ただでさえ拘束の多いファーム生活がますます不自由になるなぁと、ユーウツな気分になっていた。

ところが、2日ほど前からまた唐突に食欲が復活した。

昨日なんか朝からもう5回も催促され、その都度ウェットフードを与えた。

獣医さんには「症状が落ち着いたんでしょう」と言われたが、本当かなぁ?なんか釈然としない。ともかく今は以前にも増してよく食べている。こちらとしても自分から食べてくれるだけで嬉しくて、ケチケチせずにウェットフードをふんだんに与えている。

こうして、人からしたらどーでもいいことをなぜ延々と書き連ねてきたかというと、それが3日かかるか10年かかるかはわからないけれど、物事は結局は猫の思い通りになる、という真理を伝えたかったからだ。

今回のことも猫からしたら「この10年間ずっとウェットフードが食べたいゆーてきたやん、やっとわかったんか」というところだろう。


この無力感、他でもあったなぁ〜と考えてたら、すぐに思い当たった。ヤギだ。例え柵を作ろうがフェンスを強化しようが、最終的には彼らは行きたいところに到達する。

そう私たち人類は決して猫とヤギには勝てないのだ。

抵抗してもムダだよ。


日曜日, 4月 25, 2021

感激

羊毛一筋で、モンゴル始め世界の羊を見て回ったような人から「ここは羊が羊らしく、犬が犬らしく暮らしてていいですね」的なことを言われて、ちょっと泣きそうになるくらい嬉しかった。

所詮仕事じゃなく道楽だから、、、という面もあるだろうけど、道楽も15年以上続けるにはそれなりの苦労もあるし、色んなことが積もり積もってくる。

動物たちにも、もう少し道楽につき合ってもらおうかな。



月曜日, 4月 19, 2021

兄弟

容姿も性格も人望もまるで違うジェイ君(左)とブレイド君ですが、フとした拍子にやることがシンクロすることあって、そんなところはやっぱり兄弟やなぁと思う。

写真を撮ろうとした時も2人が全く同じ姿勢でいたのだけれど、シャッターを切る瞬間、ジェイが居住まいを正してしまった。

右側のブレイド君の左右に足を投げ出した伏せは「ほんまやったらそっち行きたいんやけどぉ行かれへんからちょっとおもんないわ」的な時によくやるポーズ(だと思う)。

金曜日, 4月 16, 2021

ケガと街

誰かに自慢したくて、先に牧草フィーダのことを書いたが、実は名誉の負傷が伴っている。利き手の人差し指を捻挫してしまったのだ。2×4材に直径3cmの穴を開けないといけなくて、慣れないドリルを扱っていたのだが、木材に刃が噛んだ拍子にドリル本体がグワンと回り、指を巻き込まれてしまったのだ。

おかげで関節が1.5倍くらいに膨れ上がってしまった。日常、注意していてもつい曲げたりぶつけたりしてしまうので、指にポストイットを巻きつけその上からスポーツ用のテーピングテープ(っていうの?)をぐるぐる巻きにした。簡易ギプスのつもりだが、ポストイットの上からというのが天才的なところで、つけっぱなしでも不快感がない(また自慢してる・・・)。 

で先日、用事があって街に出て何人かの人にあったのだけれど、みなさん決まって「どうしたんですか!?」とびっくりしていた。おかげでカクカクシカジカとまた一から自慢できたのだが、そいえば田舎では何も言われなかったなぁ、ということに思い至った。

田舎ではそれほどだけど、街中では包帯みたいなものの存在感が際立つ、あるいは人々の意識がそういう小さな差異に敏感になっている、ということかも知れない。なんか、おもしろい。


日曜日, 4月 11, 2021

ツバメ

今年もツバメたちが巣作りに励んでいる。

去年と同じ親か、それとも去年巣立ったやつか、どちらかはわからないけれどやっぱり犬小屋の中というややこしいところを選んだ。

しかも今年はよりによって出入り口の上で、犬の給餌タイムの時には、トレイを持って外に出ようとする人間と、外から帰ってきたツバメが鉢合わせすることが頻繁に起こる。

たぶん、こういうややこしいところが、他の鳥やキツネやヘビの襲撃を防ぐのに都合がいいんだろうけど、犬や人間に襲われるかも、、、とは思わないんだろうか?

いつも、手を伸ばせば触れそうなところにいるわけだけれど、絶対に触れないんだろうな。

金曜日, 4月 09, 2021

牧草フィーダ1号2号3号

これまで、牧草はエサ箱(トロ箱で代用)に小分けにして与えていたが、配るのが面倒臭い→できるだけ独り占めしようと羊が押し合う→身体中に牧草がひっついて羊毛作業に差し支える→その対策としてエサ箱を増やして羊の分散を図る→配草がさらに面倒になる→羊の移動が増えてやっぱり草がひっつく、という負のループに陥っていた。

なので、他の農場の写真をヒントに、倉庫に転がっていた2×4材とイレクターパイプを組み合わせて牧草フィーダを作ることにした。パイプの間から顔を突っ込む方式にすれば、不毛な押し合いが無くなり羊毛も汚れないだろうという思惑である。

羊が突進しても壊れない強度を確保しつつ、たぶん結構頻繁に移動させることになるので、全体を軽くして簡単に分解・組み立てができるようにした。

こんなやつ↓


羊も20頭以上いるので、一気に3つ試作した。

大体、動物のために良かれと思ってしたことは、思い通り機能しなかったり毛嫌いされたりスルーされたり壊されたりと、ほぼ100%残念な結果になるのだが、これは奇跡的にうまくいっている。一度、「パイプが1本外れたところに身体の小さいPinoが挟まって動けなくなる」事件が発生したが、それも対策を施した。こうやって小さな改良・補修を加えながら2ヶ月も保てば、あとは大丈夫やろうと踏んでいる。

ただ、身体にくっつく牧草は減ってない気がする。。。


 

水曜日, 4月 07, 2021

海と山に吠える

海と山といえば、感動&感傷部門の不動のツートップとしてその実力は甲乙つけがたいが、こと掛け声に関しては山は「ヤッホー」海は「バカヤロー!」と、あからさまな大差がついてしまっている。これは納得いかないと大泉洋と安田顕がラジオで語っていて、確かにその通りだと思った。

ちなみにヤッホーの語源を検索すると、ドイツ語のjohooから来てるとか、英語の歓声yoo-hooからの変形とか、ヨーデルに由来するとか諸説あるのだが、どれもそこはかとなくグローバルで格調も高い。バカヤローなんか、調べるまでもなく日本ローカルのしかも罵倒語だもんね。

なぜか?を考えると、山ではこだまになって自分に返ってくるからという「天に向かってツバ」説や、男性的な山と違って母を感じさせる海にはつい胸の内をさらけ出してしまうというジェンダー的にどうなん?な説がありえるが、どちらも納得感は少ない。ま、どーでもいっか。

そういえば私たちは夕日に向かってもバカヤローと叫ぶ。よっぽど何か溜めこんでるのだな。


月曜日, 4月 05, 2021

作業の脇に犬

少しずつ薪割りを進めて、原木の山が前の投稿時に比べて2/3くらいになった。このペースだと4月中には終わりそうだが、この先、タケノコがバンバン生えてきたり暑くなって何にもする気が無くなったり毛刈りシーズンが迫ってきたりと、ペースが落ちるのは目に見えている。梅雨までに終わってればいいか。

写真は薪割り作業の横で佇むLouさん。こういう絵面が大好き。

金曜日, 4月 02, 2021

畑エリアを開放

かなり草が生えてきたので、羊の母娘組16頭を畑エリアに開放したところ。

通れるように柵をずらしてやると、どどどどどっと地響きを立てながらなだれ込んできました。

羊たちは大喜びで、、、かどうかはわからないけれど、一斉に草を頬張っています。長い間、乾牧草しか口にしてなかったからね。それを眺めている人間は確実に幸せになれます。

羊たちの動きが普段の5倍くらいキビキビしてるんですが、写真では伝わらないですね。

 


火曜日, 3月 30, 2021

オトコって、、、

会社時代の縁で、週に一度だけ、某女子大で講師のアルバイトをしている。

この前、授業が終わって教室でグズグズしてたら、学生の一人から突然「先生の服、かわいいですよ」と言われた。その瞬間、脳天から爪先まで電流が走り「ああ、俺はこのために生きてきたんだ!」と強く思った。

ただ、その時はすっかり舞い上がってしまって「ああこれ、ユニクロやで」なんて阿呆な返しをしてしまったことが悔やまれてならない。なぜ「あなたこそステキですよ」とか爽やかにキメて教室を後にしなかったのだろう!?

もし一生に一度だけ過去に戻れるとしたら、その時を選んでしまいそうで怖い。

いや、しかしほんと、オトコってどーしようもないなって自分でも思う。てゆーか、人間の中のどーしようもない部分をオトコと呼んでるだけかな。

 

月曜日, 3月 29, 2021

竹に挑む姿勢

 ちなみに、投げた竹に群がる羊たちはこんな感じです。

ブチブチシャクシャクと葉っぱを千切って喰む音を聴きながら、この光景を眺めてるのが大好物です



土曜日, 3月 27, 2021

タケノコ出た!

 今年はいつもより早いよな気がする〜












その年に最初に見かけたタケノコを食べると、その年は病気知らずという古くからの言い伝えを今作りました。






金曜日, 3月 26, 2021

2才になったブレイドくん

繋がれて、つまんねーオレ


 












放されて、ウキウキのオレ









ケガして3週間くらい家にいた時のオレ













水曜日, 3月 24, 2021

竹置き場

草が無くなる秋から冬にかけては、羊たちには乾牧草と補助的な濃厚飼料で乗り切ってもらっている。

だから青い物(なぜ「青」!?)が恋しいのか、たまに野菜や常緑樹の葉っぱなどを与えるとことのほか喜ぶ。意外にウケるのが竹で、根元の方で切ったやつを敷地内に倒しておくと、あっという間に裸にしてしまう。放牧地は二方を竹林に囲まれてるから、敷地に侵入してくる分だけでも羊に与えるくらいは事欠かない。

実は羊だけじゃなく、これまで飼った草食動物は皆、揃いも揃って竹の葉が好物だった。なんでかな?とウィキってみると、竹というのはなんとイネ科なんだそうだ。だからどうという訳でもないが、何となく納得させられてしまう。イネ科恐るべし!!

写真は、裸になった竹を積み上げたもの(の一部)。今冬だけのものではないけれど、いつの間にか結構な量になってしまった。燃やすなり何なりして処分しないとなぁと思いつつ、手をつけかねて呆然としている。

何か良い手はないだろうか?



月曜日, 3月 22, 2021

役に立たない!

ほら、松坂桃李クンが庭で稲作したり牛を買ったりして「自給自足、最っ高」ってほくそ笑むCMがあるでしょ? あれ結局、彼は途中で挫折するわけだけれど、なぜだかわかります?

私はね、「何でもやろうと欲張りすぎた」からじゃないと思うんです。 


















重要なヒントが、2つ目のシーンに隠されてました。

そう、、、彼は ヤギを飼ってしまった から力尽きたんですね、きっと!

土曜日, 3月 20, 2021

そういえば

去年の毛刈り後に撮ったちぇび男の写真が残ってた。

まだツノがちっちゃい!

1年足らずの間にグングン伸びたんやね!!



木曜日, 3月 18, 2021

TOEICっぽい日記

PART1

For each question in this part, you will hear four statements about a picture. When you hear the statements, you must select the one statement that best describes what you see in the picture. The statements will be spoken only one time.

A) She’s feeding the goats in the barn.

B) She's drawing water with the plastic bucket.

C) She’s fighting against a pack of sheep.

D) She’s bending her upper body to pick up vegetables.

Mark your answer on your answer sheet. 





火曜日, 3月 16, 2021

彼の名は

ちぇび男w

チェビオットのオスだからちぇび男ww

でかくなったら改名してやろうと思ってたけど、いまだにちぇび男www

人が近寄ると一番前にしゃしゃり出てくるよ。

エサ箱だって一人で独占するよ。


最近、ちょっとグレかけてるけど、ジッと見てるとなんか笑える。

ちぇび男くん、ええ感じやわ〜


月曜日, 3月 15, 2021

インテンショナルな犬たち

申し訳ないが、みわファームの犬たちには散歩はない。その代わりと言っては何だが、朝と夕方の作業の時間に、犬エリアのゲートを開放して敷地の中を自由にさせている。

この間、人は家畜の世話で手が離せないから、犬は好きなところで好きなことをしていればいいのだが、実際にはクソ真面目な顔で倉庫に入り込んでネズミを追っかけたり、飼料の周りをウロついたり、フェンスに貼りついて鳥やヤギを見張ったり、、、つまり一緒に作業してるつもりなんじゃないかと思う(約1名、拾い食いに忙しいペグばあさんを除いて)。


ま、どんなつもりで何をしてもかまわないけれど、せっかくフリーなんだからのんびりしてればいいのにと、隙あらば怠けていたい人間は思ってしまう。

作業が片付いた後は、全員で放牧地に行くことが多い。さすがにそこでは犬たちも気分を変え、走り回ったりして遊んでいるように見える。ただ、やっぱり犬同士で見張ったり見張られたりして、そこはかとなく険しいムードも漂っている。

なんかこう、ほわほわ〜と時を過ごせないタチなんだろうか!?



金曜日, 3月 12, 2021

ジッとしてられっか!

 ヤギっ子つーのは呆れるほど元気で、生まれて1, 2日で母ヤギの周りを走り出します。

チャコとりじ男(仮称)が生まれたのが2月の24, 25だから、まだ生後2週間なんですけど、もうこんな感じです。


里親さんの希望もあって、今朝はりじ男に去勢処置(タマタマの付け根をゴムで縛る)をしたので、少しおとなしくしてましたが、午後にはすっかり回復しました。生まれてしばらくは動きが少なかったちゃこも、負けじと跳ね回ってます。

頼もしい子たちです。


木曜日, 3月 11, 2021

ロビー・ザ・ロボット

 

何歳くらいだったかなー、子供の頃、おもちゃ売り場には決まってこのロボットが並んでた。もう欲しくて欲しくてねぇ、きっと親にもしつこくねだったと思うけど、玩具箱に収まることはなかった。ま、縁が無かったんやね。

今でも、当時の身を捩るような憧れ感を思い出すことができる。

このロボットが登場するのが名作の誉高い「禁断の惑星」という映画で、今までずっと観る機会がなかったのだけれど、先日、たまたまBSで放映されているのに遭遇した。

いや〜さすが不朽の名作、、、と言いたいところだけど、実はそうでもなくて、正直、え゛!?という感じだった。全体として古臭い感じや特撮がアレなのは公開年(1956)からしてしょうがないとして、芯となるストーリーや恐怖を募る演出などもすごくチープに感じた。

つまりなんだ、世の中って技術だけでなく、物語も進化してるということなんかな?もしかしたら今、ホームズやポアロを読み返しても、全然ドキドキしないのかも知れない。

人の世は同じことの繰り返しと言いつつ、実は不可逆的に前に進んでいるんでしょう。


水曜日, 3月 10, 2021

来シーズン用の薪

 原木がだいぶ集まってきて、屋根付きスペースを圧迫するくらいになってきた。

毎年、薪の調達には苦労するが、ここにあるのは一昨年の大風で倒れたり折れたりした敷地内外の広葉樹である。ここ数年は寒さがそれほどでもないので、これくらいあれば何とか賄えるんじゃないかと踏んでいる。

今シーズンの分を使い切って薪置き場が空けば、薪割りして積んでいくというとことんジミ〜な作業が待っている。

これからイベントシーズンになるので、早く片付けないといけないのだけれど。




月曜日, 3月 08, 2021

明日のために

 なんかー、やっぱり、このブログ復活しよかなーって思った。

カスみたいな内容になるかもしれないけど、その日の出来事をわりと頻繁に更新していきたい。

でないと、、、全部忘れる!


木曜日, 3月 05, 2020

口下手な男前

無差別殺人の容疑(たぶん冤罪)で逮捕された男の息子が、タイムスリップして若き日の父に会い、何とか事件が起きないように奮闘するが、不自然な言動のせいでその時代の警察や当の父親から疑われてしまう。
「おまえ、本当は何を企んでるんだ!?」
ここで主人公の竹内涼真は、視線を逸らして黙ってしまう。

あー、また。
いぃっっっつもそお。
竹内涼真も向井理も松下奈緒も佐藤健も天海祐希も、ここでもうちょっと説明したら解決するのに!という場面で決まって黙る。
これはもう日本のTVドラマに深く根付いたお作法で、どれくらい深いかというとそうじゃないとドラマが成り立たないくらい深い。
言い淀んだときの悩ましく切ない表情が、歌舞伎の「見得」みたいな演技の見せどころになってるし、最後には「言わなくても真心が通じる」シーンがお約束のカタルシスとして用意されている。

なぜ説明しないのかと問えば、「大切な人を傷つけてしまうから」とか「きっと○○はこの事実に耐えられない」とか言うに決まってるんだ、どーせ。
相手は子供じゃないんだから、いやたとえ子供だとしても、そういう決めつけは相手への敬意を欠くと思うのだが、ドラマでは逆にそれが優しさや、誠実さや、思慮深さを表すアイコンになっていて、大いに肯定される。
他人を気遣うというのは確かに麗しい態度だけれど、見方を変えれば、それを言い訳にして説明から逃げていることにもなる。
脚本家や演出家はそーゆーもんと割り切ってるのかもしれないが、それを自然に受け入れてしまう観る側の意識が問題だ。

自分もその一員という強い自覚とともに言うけど、日本人は大体において口下手だ。
それも、男。
それも、おやじ、おっさん、おじん。
どーでもいいことは結構喋るのに、気持ちをことばにするとか、筋道立てて理由を説明するとか、悩みを打ち明けるとか、肝心な時に口ごもってしまう。
「男は黙って札幌ビール」とか「俺の目を見ろ何にも言うな~♪」とか「説明せんとわからんのか!?」とか「何にも言うな、まぁいいから一杯飲もうや」みたいな決まり文句が一杯あって、世間も口下手の肩を持つことになっている。
だから説明しないことを、自身の怠慢とも努力/能力不足とも思わないし、逆に口数の多い奴(この言い方にもう負のバイアスがかかっている)を軽侮してたりする。

日産の会長解任劇については何の知識もないから、ゴーン氏、検察、日産の誰の肩も持てないが、一つ感心したのは、ゴーン氏が逃亡先のレバノンで2時間を越える会談を行ったことだ。
ほとんどが当人のスピーチだったらしいが、あのハイテンションを保ったまま2時間!
内容があるかどうかはともかく、同じことができる日本人が何人いるだろうか?
自分には絶対ムリ。
きっと彼は、小さい頃から「男のくせに言い訳すんな」とか「口答えするな」とか「子供は余計な口を挟むな」とか言われたこと無いんだろうな、、、知らんけど。

全然分野が違うが、どうしても較べたくなってしまうのが、去年目立ったスポーツ指導者たちの記者会見。
アメフトの内田監督、ボクシングの山根会長、テコンドーの金原会長、、、さすがにどの仁も押し出しが強そうで、頼り甲斐のある親分という風情だが、不正が指摘されていざ記者会見となると揃ってムッツリしていた。
そんなことやる人間かどうか、オレを見んかい!!、、、本当ならそう一喝したかったところだろうけど、あいにく相手は組織内の人間ではなく、記者やその後ろに控える世間だ。
そういう外部の人に対しては、結婚式の挨拶以外、特に語る言葉を持ち合わせていない。
橋本治氏が言うところの、農村の家父長制度の意識を引きずった典型的な「都市おやじ」だ。
(非を決めつけて謝罪する/しないにしか興味が無いような、質問する側の姿勢にも問題あるとは思うけど)

もう一つどうしても触れたくなるのが永田町の「説明」。
特に今の政権で目立つのだけど、官房長官の定例会見なんかもう芸の域に達している。
ちょっと答えづらい質問になると「適正に処理している」「その指摘は当たらない」「〇〇に聞け」と言い放つだけで、どう適正なのか、なぜ当たらないのか、なぜ説明を差し控えるのか、などの説明は一切しない。
あとは、あー世界で一番つまらん仕事や、みたいな顔で突っ立っている。
たぶん、まともに答える気はないけど、周囲にマウンティングして自分と政権の威厳を保つにはどうしたらいいか?を考えたらあーゆー態度になるんだろう。
その他にも、口を開けば暴言の財務大臣とか、措辞を整えようとして無残に噛んでしまう首相とか、歯切れよく煙に巻こうとして炎上する環境大臣とか、もうどうしちゃったの?とゆーくらい説明が拙い。
日本人が口数の少なさを何で補ってきたかというと、たぶんそれは、少ない言葉一つ一つに対する思い入れであったり、発言に対する誠実さや責任感や覚悟だったりしたと思うのだが、それらを国民の先頭に立って片っ端から粉砕しつつあるのが、現政権の隠れた一面だ。言葉への信頼を踏みにじることで「国会で何を議論したってムダだよ、大事なことは全部閣議決定で決めるから」と言いたいのだろうか。

ただ、一口に説明といってもそんなに簡単にできるもんではない。
少なくとも、①考える、②考えを共有可能な意見にまとめる、③意見を相手に伝えるためのロジックや筋道を立てる、④発言のための言葉を選ぶ、という4ステップを踏む必要がある。
前半は「自分の意見を持つ」こと、後半は「相手に伝える」ことがテーマだが、両方とも結構テクニカルな作業だ。
であるからして、この辺を学校教育の一環として小中学校でのカリキュラムに組み込むべきだと思う。
、、、というのはウソで、何でもそうだけど、本当に子供を教育したいと思うなら、まず大人が進んで取り組めばいいんだ、きっと。

土曜日, 2月 08, 2020

うれぴー

石窯の残りのレンガでかまど兼ゴミ焼却場作った~♪


木曜日, 11月 14, 2019

モチベーション

おもしろい記事めっけ♪


子供の教育やしつけが思うようにいかないのはなぜ?というテーマで、前半の内容はざっくりこんな感じ。
・モチベーションは、外因性と内因性の2つに分けて考えられる。
・外因性は、行動に対して外部から報酬や罰則が与えられることで形成される。
・罰則も正の強化も、「結果に基づく」強化(という意味では一緒)。
・これはこれでパワフルな動機付けになる(例えば、罰金を取られるから税金を払うなど)。
・これに対し内因性は、達成感や行動への興味そのものから形成される(←勉強などではこれが望ましい)。
・つまり結果ではなく、行動すること自体が報酬となる。

と、ここまでは、なるほどふんふんというお話。
おもしろい(と思った)のは、すでに内因性の動機付けが存在する行動に外的な報酬を与えると、プラスアルファになるどころかマイナスに作用するという指摘。「もともと好きでやっていたことが急に仕事のように感じられ、内因性動機付けが低下してしまう現象」があるらしい。
つまり、新しいことを学んだり、問題を解く喜びを感じている子供に対して、通り一遍に褒めたり、成績の向上を称えたりする「教育」が、本来の学習意欲を削いでいるかもしれないということだ。

お、ここからまろの教育論が展開されるのか?というと全然そんなことはなくて、話は突然シープドッグに飛ぶ。(人と犬を一緒にすな!という声も聞こえてきそうだが、そんな人は犬のフンを踏んでしまえばいい)
実は、シープドッグの世界でよく言われるフレーズに、「トレーニングにご褒美は必要無い」とか「仕事をする(続けさせる)こと自体がご褒美」というのがあって、ああ、なるほどこのことか、と妙に合点がいってしまったのだ。

羊を追うという行動には、明らかに内因性のモチベーションが存在する。
犬は内なる衝動によって羊を追い、追うことによって快感という報酬を得る(知らんけど)。
だから「ご褒美は必要ない」のだろう。

これで羊仕事は成立するのだが、人というのはセッカチなもので、より早く、より望ましい方向に「導こう」として、罰則や報酬を与えてしまう。
これが、まぁ効果が薄いくらいだったらいいのだが、本来のモチベーションが損なわれるかもしれないとなると、放っておくわけにはいかない(誰?)。
「褒美は必要ない」というより「与えてはいけない」とか「有害」と言うべきなのかもしれない。慣れ親しんだ叱責やコマンドでさえも、使う状況やタイミングにはそれなりの注意が必要ということだ。
まぁ生き物のことだから何がなんでも絶対ダメ!ということはないだろうけど、少なくともそこにモチベーションの低下というデリケートな問題が潜むことは自覚しとかないといけない。

でわ、内的モチベーションを強化するにはどうしたらいいのか?
残念ながら、これに関する方法論や言い伝えは目にしたことがない。
たぶん、どうしようもないのだ。
内因性のモチベーションは、生得のものを自分で強化してもらうしかない。
つまり、シープドッグにはせっせと羊を追いかけてもらうしかないのだ。
このとき、人の介在がマイナスに作用するというなら、唯一できることは「放っておく」ことで、あとはせいぜい、追い終わってから「おつかれさま」とねぎらうくらいだ。

いや、わかってます。
わかってはいるけれど、難しいんですよね、これが。
どうしても犬を「操りたく」なって、口を出してしまう。
きっと人にとって、口を出すという行為には(さんざん強化されてきた)強固な内因性のモチベーションが存在するのだろう。

火曜日, 11月 12, 2019

Bladeの安静

このところ、7ヶ月の子犬を安静にさせておくという、およそこの世で最も困難なミッションに挑んでいる。
現場は見ていないが、おそらく、羊柵の上部のワイヤに引っかかり、そのままオラァ!と皮膚を破りながら飛び越えてしまったのだ。特に痛そうな素振りは無かったのだが、脇下に手を回したときに、にゅるりと4本の指がめり込んで、十字形の大怪我が発覚した。

動物病院でヤケクソみたいに厳重に縫ってもらってから、外飼いだった犬をリビングに上げ、リードを持って常に静かにさせておくという、神経をすり減らすような生活がもう3週間も続いている。

本来なら、エリザベスカラー付きでクレートにぶち込んでおけばいいのかもしれないが、羊仕事の気配で外犬たちがソワソワしだすと、中で大暴れするのが目に見えている。見るからに危うい傷口がすぐに開いてしまいそうだ(実際、できるだけ静かにさせたつもりなのに、合計4回も縫い直す羽目になった)。

そうやって一日中犬と顔突き合わせていると、つくづく人の生活って窮屈だと思う。
それ齧っちゃダメ、代わりに骨を齧ってな、傷口なめちゃダメだって、ああ、そこに手をかけないで、頼むからちょっと黙っててくんないかな、走るな!、シッコすんな!、飛んだら傷開くやんけ!、、、四六時中声をかけずにはいられない。
それでも犬の適応力は大したもので、癇癪を起こすことも、人を毛嫌いすることもなく、数日で室内暮らしが板についてくる。

実は、昨日獣医に行き、無事に抜糸してもらうことができた。
あと3日ほど安静にさせたら、外に放せるだろう。
犬を置いて近くの温泉と散髪に行くことが、小さいけれど切実な、今の望みである。

水曜日, 10月 23, 2019

ケツの穴

「ケツの穴が小さい」というのは気が小さいとか度量が狭いことを言うレトリックだが、最近、そーでもないかも?と疑り始めている。
つまり、単なる修辞的な表現ではなく、ケツの穴と気質の間には、のっぴきならない関係があるんじゃないかと。

とゆーのも、犬のウンチについて思うところがあったからだ。
犬のウンチの大きさは、各個体によって大体一定している。
その一定度はかなりのもので、本来個性などという言葉は、こーゆーときに使うべきだと思うくらいだ。
そして、ぶっといウンチをする奴は、大体において神経も図太い。
逆に細っこいウンチをする犬は、たとえ見かけはゴツくても、案外神経質だったり刺激に敏感だったりする。

たとえばファームの大御所カイラさんは、誰もが認めるおチビだが、モノはこちらが赤面するくらいでかい。そして性格はというと、(チャカチャカした見かけや行動とは裏腹に)周りに影響されないタフな面を持っている。

一方、身体の割にチマチマしたウンチのるぢ男くん。
彼はファームでは向かうところ敵なしの風で堂々としているが、たまに大人気なく子犬からおもちゃを取り上げたり、誰かが叱られたら真っ先に部屋に帰ってしまうといった、器の小さいところも見せてしまう。
サンプルが少ないからアレだが、これまでファームで見てきた犬たちには、大体、そんな傾向があるように思える。

ウンチの太さが肛門の大きさ(緩さ)と直結しているとすると、この傾向は「ケツの穴が小さい=気が小さい」説の有力な裏づけだと思う。
それに「ケツの穴が小さい」という現象が、心身の緊張状態とか胃腸のつくりとか腸内細菌の分布なんてことまで反映しているとすれば、性格や気質と密な関係があっても不思議ではない。あるいは、肛門というのは外界に対してどれだけオープンなのかを示す、身体のメッセージなのかもしれない、、、とか?

ここまで妄想を膨らませて、そーいう自分はどーなんだ?と振り返ろうとして、軽いショックを受けてしまった。
なんと自分のウンチの太さがわからないのだ!

もちろん、結構目にはしているけれど、他のモノを見る機会が無いので、それが太いのか細いのか、まるで判断できない。友人に拝み倒せば見せてくれるかもしれないし、ググればいくらでも画像が出てくるだろうが、どちらも実行に移す勇気はない。

人(てゆーか脳)は、自分の見たくないものを見事なまでに見えなくしてきたが、そのおかげで、貴重な情報源まで失ってしまったのかもしれない。

犬がお尻の匂いをとるのは、ケツの穴を観るのも目的なんじゃないだろうか?

月曜日, 9月 16, 2019

人類の叡智と自然との闘い

動物を養っている方には、だいたい同意していただけると思うが、彼らのために何か工夫した(例えば日除けを作ってやるとか、水遊び場を新調したとか)として、それを動物がこちらの意図した通りに使ってくれたりすると、自分でも意外なほど幸せな気持ちになる。

裏を返せばこれは、せっかく気を利かせてやったのに完全にスルーされたり、時には無残に破壊されたりといったガッカリなケースが、イヤになるくらい頻繁に起きるという証左でもある。

つまり、人がアタマで考えるような賢しらな知恵は、生き物という自然に対しては完全に無力、、、とまでは言えないにしても、十中八九は的外れということだ。

そう考えると、人類が気候変動を制御できないのも、子犬どもが苦労して作ったフェンスを楽々とくぐり抜けていくのも、見方によっては同レベルの現象だと言える。

だから、それほど気落ちする必要はないんだよ、自分。

水曜日, 9月 11, 2019

夏の試練

温泉に浸かってアァ気持ちエエ~ってなるのは、忙しない日常の中で温泉にでも行くかという気持ちになって、それじゃあと日程と目的地を決め、煩わしい準備や調整を乗り越えるという、そーゆー時間と気持ちの余裕がすでに気持ちエエからじゃないか?と思った。
(どーでもエエけど、一文の中に「気持ち」が4つも入ってて心持ち気持ち悪い)

この夏は動物たちが次々と体調を崩し、ほんとうに気持ちの晴れない日々だった。
起きている間ず~と、頭に蓋をされているような感じ。
まさか炎天下で行き倒れてないか?とか気になって、食事も喉を通らない・・・というのは大げさだけど、何を食べても味気ない気がした。もし温泉に行ったとしても、たぶん全然愉しめなかったと思う。


そして、悪夢のような夏はまだ終わってないのだ。

火曜日, 8月 20, 2019

子犬あるある

小屋の中のンこを掃除してやってるのに、子犬に背中をど~んってされて、顔からンこに突っ込みそうになって、慌ててのけぞった拍子に天井で頭を強打する件

水曜日, 8月 07, 2019

偽装記憶

(去年の暮くらいに書いて、放ったらかしになっていたテキストです)

なんか、世間から脅迫されてるような気がして、ボヘミアン・ラプソディを観た。

若い頃はラジオ少年だったから、Queenの楽曲も山ほど聴いてはいたけど、「ノリの良い(という表現は無かったかも)ちょっとナンパなロック」くらいの印象で、特に入れこむこともなかった。
その後、リードボーカルがAIDSで亡くなったと聞いた時も、どこか人ごとで、それほど大きな衝撃は無かった。
それが、映画を観終わった後は、思春期にQueenを聴きまくってて、何なら「オレの青春はQueenで始まりフレディの死で終わった」くらいのセリフを娘に言えるような気分になっていた。

で、話代わって今朝、たまたまYoutubeでマッケンローvsボルグの試合を観たのだが、これがまた結構衝撃だった。プレイそのものもそうだが、クセの強いフォームやラケットをいじるしぐさ、フィラとセルジオタッキーニのウェア、悲しげなボルグの眼差しと神経質なマッケンローの表情、いやもうカッコ良すぎるやんと、見惚れてしまった。

こーゆーの、三丁目の夕日効果とでも言えば良いのかな?
なんか自分の若い頃の記憶って、良かったよなぁスゴかったよなぁの方向に、少しずつバイアスがかかっている。
若い人からしたらウザいだろうなと思う。

昔より今の方が良い!と感じればもっと長生きしたくなってしまうから、そういう執着を少しでも減殺するための防御機構みたいなものかもしれない。

木曜日, 8月 01, 2019

駆け引き

これ、どこからどう見ても⚪︎ンチだが、実は単なる木片である。

これがよく犬エリアにポトンと落ちているのだ。
しかも、なぜか濡れて黒光りしているので、見るたびにドキッとさせられる。

もしかしたら犬ども、この「効果」を知っていて、ワザとやってるんじゃなかろうか?、、、と、最近疑っている。
だって、わざわざしがんで濡らしたやつを、わざわざ目につきやすい場所に落としてあるからね。

ドキッとした瞬間の表情を、隅の方からのぞき見して、観察しているのかもしれない。

だからこちらも、目一杯平静を装ってスルーしている。
うろたえたら負けだ。


日曜日, 7月 28, 2019

地獄絵図

いや、だから、恥を忍んで「ヘビが嫌い」「ヘビが怖い」ってあれほど連呼してきたのに、なんで性懲りも無く出てくるかなぁ?

朝の給餌作業を始めようと倉庫のシャッターを開けたら、頭の上3mくらいの天井で不吉な影が視界をよぎった。
薄暗くてよくわからなかったが、目を凝らすとやっぱりだよ~、天井からぶら下がったヘビ。え、でも待って、なんか不自然にグネグネしてるやん、もしかして二匹いるんちゃう?って、自我が崩壊しないようにあえて関西弁で独り言してると、やがて状況が見えてきた。
どうもネズミを絞め殺しているらしい。
ちょうど、悪者に捕まったカウボーイが、ロープでぐるぐる巻きにされて天井から吊るされてるような体勢だ。

え、どゆこと!?
ヘビ嫌いに加えてネズミ嫌いでもある私に、今、世界で考えうる一番おぞましい絵面を見せつけてくるとわ。。。天の意図のあまりの邪悪さに恐れおののくばかり。

それから10分くらいそのまま絞め続けて、やがて息の根が止まったことを確認したのか、トグロを解き、だらんとなったネズミの死骸を咥えて、見えないところに引きずっていった。

、、、という一部始終を知っているということは、なんだかんだ言いながらずっと見守っていたということだ。どんどん暑くなる中、エサを心待ちにしている家畜たちや、作業に出たくてうずうずしてる犬たちを放ったらかしにして、だ。

もしかして、ヘビ愛?

木曜日, 5月 09, 2019

子供相談室

わたしは てす っていいます
うまれて ひとつきはん たちました

わたしは ぼおだぁこりぃなので しょーらい しぷどっぐに なります
おとさんも おかさんも ぼぉだぁこりで しぷどっぐ だからです
でも しんぱいが ひとつあります

わたしには 4にんのきょーだいが います
みんな ばかです
ぶれえずが ないから だとおもいます

これまで あーあ みんなかわいそうに と おもってたのですが きのう ふと わたしはどーなんだろ? とおもいました
ぶれえずは ひたいにあるから じぶんでは みえないんです

じぇいおじさんは じぶんのをみせびらかして ぶれえずがないと しぷどっぐには なれないよ~ っていいます
わたしは なきそうに なりました
もし わたしにも なかったら どうしよう?

こわくて こわくて おかさんにも きけません
わたしは どしたら いいでしょう?