土曜日, 10月 24, 2009

連載終了

何にでも終わりは来る.
「のだめカンタービレ」の連載が完了したらしい.
基本的に "まとめてがっつり読みたい派" なので,結末を知りたい誘惑をこらえつつ,今は単行本(23巻目)の発売を心待ちにしている.

良く出来たマンガを読むといつも感心するのが,漫画家たちのストーリーテラーとしての能力である.
そんじゃそこらの小説家や脚本家より凄い.
〆切に追われながら,一人で下調べしてストーリーをひねり出し,その上,絵まで描いてしまうんだから,一体どんな才能なん?と気が遠くなる.とゆーか,ストーリー構築と描画という異なる作業を同時進行することで,脳機能が異常に昂進するのかもしれない.
恐るべし,二ノ宮知子.

それにしても,うう,気になるなあ.
のだめの演奏は世界に認められるのか,千秋との関係はどうなるのか,無数にちりばめられたエピソードはどう回収されるのか...ヒネたおっさんをここまで引っ張ってきてくれた作者のことだから,こちらの想像を軽く超えた結末に違いない.
楽しみだ.

日曜日, 10月 18, 2009

今年のソフトボール

プロがレギュラーシーズンを終える頃,ファーム周辺では野球シーズン真っ盛りとなる.過疎の哀しさ,今年はチームが編成できず軟式野球には参加できなかったが,今週来週とソフトボールの試合が続く.

で,今日の試合.
もうこれくらいで勘弁しといたろか?っちゅーくらい点が入り(相手に),5回コールドで負けた.
確かに強い相手だったが,親睦を深めるという大儀を忘れた大人気無い連中である.手を抜けとは言わないまでも,もうちょっとやりようってものがあるでしょーが.ブツブツ...

落ち込んでるかって?
見損なってもらっては困る.
まろは,たとえチームがボコボコに負けても,自分さえ納得のいくプレイができれば結構幸せになれるナイスガイなのである.
今日はほとんどボールに触らず,攻撃でもしょぼいゴロヒットが一本だけだったが,少なくとも自殺念慮が起きるようなエラーは無かった.
ここ数年の出来を考えれば,良しとしなければならない.

それに誰も気づかなかっただろうが,今回は一つ貴重な経験をした.
相手ピッチャーのボールが一瞬消えたのである.
昔,阪神の名2塁手だった和田が,中日のリリーフエース岩瀬の高速スライダーを称えて「ボールが消える」と表現したが,まさに同じことが起こったわけだ.名将野村監督をして,ヤツがなぜ打てるのかわからんと言わしめたバッティング巧者と同じ境地に達したのだろう.

そろそろ眼鏡(遠近両用)買おうかな...
  

月曜日, 10月 12, 2009

後悔

トラック借りて木の運搬→トラック返却ついでに温泉→集落の祭礼→芋煮会の準備→芋煮会→友人来訪→薪割り大会と慌しく動き続けて,ヤレヤレと一息ついたらもう月曜の夜である.
あっという間に3連休が終わってしまった.

ふと目が覚めたら全部夢で,実はこれから3連休...とならないだろうか?
そしたら今度は毎日何もせず,ひたすら時計を眺めて「休んでいるオレ」を噛みしめつつ,休日を堪能してやるのに.でもやっぱり月曜の夜に後悔するんだろうな.
うう,何が言いたいんだ?
 

月曜日, 10月 05, 2009

親ばか

もう時効だと思うので不肖の娘の話.

2ヶ月ほど前の月曜朝,仕事の都合で,娘を中学校に送り届けてからそのまま出社することになった.
ほんの5分ほどのドライブ中,この娘がひっきりなしに喋り続ける.
それも,テレビのCMがどーしたとか,給食のおかずがこーしたとか,本当にしょうもないことばかり.
まともに返事するのも億劫なので,少し黙っててくれと念じながら,「う」「あ,そう」とだけ思いっきり無愛想に応えていた.こいつ中3にもなって自分の見の回りのことしか話せないのかと,半ば腹立たしくもあったし.
はっきりいって何も聞いてなかったわけ.

やっと学校について内心ホッとしていると,娘は「ガンバッテネ」と言いおいて小走りに校門に向かった.
ん?
しばらく何のことかわからなかった.イッテキマスでもアリガトでもバイバイでもなく,ヤツは確かに「頑張ってね」と言ったのだ.
もしかしてもしかして,ブルーマンデーで気持ちが重くなってるらしい父親を,娘なりに励ましてくれてたのか?
知識も話題も乏しく,気の利いたことの一つも言えない娘が.

どうやら自分のことで一杯一杯になってたのは,娘じゃなく自分の方だったようだ.
まいった.
親はどーあれ,子は育つってことか.


・・・と一時はしんみりしたが,この娘,相変わらずしょーもないことばかり喋り続けている.
単におしゃべりなだけかよっ.