火曜日, 7月 20, 2021

焼却処分

燃やそうとしているのは、もなか君用のトイレ砂代りに敷いていた新聞紙を捨てるために勝手口に置いてあった段ボールの箱(⇦1回で何言ってるか読み取れた人はえらい!)。こうやって、一緒に暮らしていた痕跡が少しずつ消えていくんやなぁと感無量。


犬の場合、いつどこで寝るとかご飯するとか遊ぶとか、暮らしのルールはほぼ人間が決めるけれど、猫は双方が少しずつ要求と譲渡案を出しつつ、妥協点を見出していくスタイルになる。だから布団の窪みとか使わなくなった椅子の座面とかキッチンの端の汚れたトレイとかベッドの下の埃の無いスペースとか、思いがけない部屋のあちこちに彼の主張の跡がシミのようにこびり付いてしまう。それが切ない。

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