火曜日, 11月 10, 2009

今年もあと50日!

と聞いても暗くならなかった人...あなたは幸せだ.
 
 

余裕

ここ10年ほど薪ストーブのお世話になっている.
薪の調達にはいつも頭を悩ませてきた.
森林組合とか私有林とか,安定供給元の開拓をサボった報いである.
それでも毎年なんだかんだとささやかなラッキーがあり,これまで乗り切ってこれた.たまたま木を伐ったばかりの造成地を通りかかったとか,近所の人に分けてもらったとか,製材所を紹介してもらったとか,栗園で剪定を手伝ったとか,民家の建材が余ったとか...

去年はシーズン終盤に蓄えが尽きて苦しかったが,邪魔だった自宅の杉の木を伐って薪にしていたので,それを使って何とかしのいだ(ほんとは杉はあまり良くないのだけど,贅沢は言えない).
こうなると人の心なんて貧しいもので,家人が投げ込む薪に険しい視線を投げかけたり,ゲストが来てもストーブを惜しんだりと,公家らしからぬセコいところを見せてしまった.

今年はお隣さんが樫の木を伐ったので,その一部を頂いて風通しの良い所で乾かしておいた.
先日,試しにちょっと使ってみたところ,着火も火持ちも上々である.熾火になってからの温度も申し分ない.これならおいしいオーブン料理ができそうだ.
一部とはいっても樹齢50年の大木なので,薪置き場だけでは積み切れず,倉庫にも保管している.多分,今シーズンは十分賄えるだろう.その上,今年はいろんな縁で丸太が集まってきて(それも小ナラ,ケヤキ,朴の木,桜など,うれしくなる薪材ばかり),この分だと来年も心配しなくて良さそうだ.

蓄えが十分になると,途端に気持ちが大らかになる.
木枯らし?まぁいいから一度吹いてごらんよと,余裕で冬を迎えることができる.
いやいっそのこと,もうちょっと真面目に寒くなったらどーなん!?...くらい挑発的に言ってしまってもいいかもしれない.ふふふ,悔しかったらかかってきなさい.(意味不明)

あ,煙突掃除してないじゃん.

月曜日, 11月 02, 2009

昼食

近所の料理屋でヒレカツ定食を食べようとしたときにひらめいた.
付け合せのお新香をご飯の上にあけてしまって,その小皿をソースの付け皿にしたら,カツがおいしくいただけるのではないかと.

さっそく,小皿を茶碗のところに持っていこうとしたら,途中で手が滑って落としてしまった.
その下にあったのが,ミニうどん.
小皿は半回転して,かぽっという音を立ててうどん汁の上にかぶさった.

別にこのことをとやかく言うつもりは無い.
普段からミスは多い方なので,これくらいのことでは大して動揺しない.むしろこぼれずにラッキー♪くらいに思いながら,悠然と皿を取り出してお盆に置いた.

その直後に店のおばちゃんと目が合った.
どうやら一部始終を見ていたようだ.
多分彼女の目には,一人の客が確かな目的を持って,お新香を小皿ごとうどんに投入したように映ったはずだ.
おばちゃん,どう思っただろうね.
これがホントの皿うどん,,,とか心の中でつぶやいただろうか?