水曜日, 4月 07, 2021

海と山に吠える

海と山といえば、感動&感傷部門の不動のツートップとしてその実力は甲乙つけがたいが、こと掛け声に関しては山は「ヤッホー」海は「バカヤロー!」と、あからさまな大差がついてしまっている。これは納得いかないと大泉洋と安田顕がラジオで語っていて、確かにその通りだと思った。

ちなみにヤッホーの語源を検索すると、ドイツ語のjohooから来てるとか、英語の歓声yoo-hooからの変形とか、ヨーデルに由来するとか諸説あるのだが、どれもそこはかとなくグローバルで格調も高い。バカヤローなんか、調べるまでもなく日本ローカルのしかも罵倒語だもんね。

なぜか?を考えると、山ではこだまになって自分に返ってくるからという「天に向かってツバ」説や、男性的な山と違って母を感じさせる海にはつい胸の内をさらけ出してしまうというジェンダー的にどうなん?な説がありえるが、どちらも納得感は少ない。ま、どーでもいっか。

そういえば私たちは夕日に向かってもバカヤローと叫ぶ。よっぽど何か溜めこんでるのだな。


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