普段、うちの犬たちに使う声符(コマンド)の数は決して多くない、というかはっきり言って少ない。
種類は五本の指にも満たないし、使う機会もほとんどない。
できるだけコマンドを使わないようにしている、、、というより、使わなくても済むような暮らしにしてきたと言った方が良いかもしれない。
ボーダーコリーというのは、特に何かをさせようとしなければ、本当に手のかからない、適応能力の高い犬だと思う。それで人が満足できるかどうかはまた別問題だけど。。。
その数少ないコマンドの一つが"Give up"である。
文字通り「あきらめろ」という意味だが、犬たちが「連れて行け~!」とか「ご・は・んっ!、ご・は・んっ!」としつこく騒ぐときに使う。
意味が伝わっているかどうかは別にして、なんとなくボーダーコリーに似つかわしいような気がして、割と気にっている。
残念ながらみわファームのオリジナルではなく、イギリスの農家で使われていたのをそのまま拝借したものだ(その農家で聞いたコマンドは"Give up"と"Behave"くらいである)。
例えば今現在、犬エリアから耳障りな騒音が聴こえてくる。
ペグちんが、錠の掛かった柵を開けようと、柵を引っかいているのだ。
カンヌキ型の錠なので、10分も20分もガリガリやってると、振動で外れてしまうことがあるのだが、彼女は一回の成功体験でその因果関係を学習してしまった。
暑い日や空腹時など、報酬に較べてあまりにも労が多いと思うのだが、やり遂げるまであきらめない。
こういうとき、"ぎぶあ~っぷ!!!"が炸裂する。
一瞬、神の恵みの静寂が訪れるが、その効き目は1分続くかどうか。。。
その間に、他に興味が移ってくれるのを祈っている。
水曜日, 11月 21, 2012
日曜日, 11月 18, 2012
コンピュータを使うシーンって変
よく映画なんかに、電子的にロックされてる扉をハッキングするシーンが出てくる。
そんなとき、悪者一味の技術屋(じゃなければ、主人公と仲の良いオタク少年とか)がポケットコンピュータを取り出し、それを扉の横にある制御回路みたいなところに接続して、「OK...いい子だ...」なんて呟きながらカチャカチャ操作すると見事に開錠、、、というお決まりの展開がある。
いやいやいやいや、それだめでしょ!?
だいたい、ドアの制御装置に何でオープンな接続端子があるのか?
それもワンタッチで接続できるって、もしかして標準のUSBか何かが用意されてる?
そう言えば、ときどき電圧計のプローブみたいなのを繋いでるシーンもあるけど、相手はアナログのコンピュータか?
仮に繋がったとしてですね、何で部外者に制御コードがわかるんですか?
まさか、高度な自然言語インタフェースが搭載されてるとか。。。
という風に、矢継ぎ早に突っ込みたくなる。
その他にも、今どきのシステムで何でそんなにキーボード叩きまくるかな?とか、そのでっかいパスワード入力画面は一体何事ですか?とか、山のようにウィンドウ出してメモリ大丈夫ですか、とか、コンピュータ操作のシーンには色々と言いたいことがある。
ネットを検索したら、たぶん、そんな悲痛な訴えが山のようにあると思う。
要は、コンピュータの操作ってそのまま撮ったらとても絵にならない、ということなんだろうけど。
日本人は日常の動作にまで美を求める民族なんだから、人を感動させるくらいカッコいいマウス捌きとか創造できるんじゃないだろうか?
そんなとき、悪者一味の技術屋(じゃなければ、主人公と仲の良いオタク少年とか)がポケットコンピュータを取り出し、それを扉の横にある制御回路みたいなところに接続して、「OK...いい子だ...」なんて呟きながらカチャカチャ操作すると見事に開錠、、、というお決まりの展開がある。
いやいやいやいや、それだめでしょ!?
だいたい、ドアの制御装置に何でオープンな接続端子があるのか?
それもワンタッチで接続できるって、もしかして標準のUSBか何かが用意されてる?
そう言えば、ときどき電圧計のプローブみたいなのを繋いでるシーンもあるけど、相手はアナログのコンピュータか?
仮に繋がったとしてですね、何で部外者に制御コードがわかるんですか?
まさか、高度な自然言語インタフェースが搭載されてるとか。。。
という風に、矢継ぎ早に突っ込みたくなる。
その他にも、今どきのシステムで何でそんなにキーボード叩きまくるかな?とか、そのでっかいパスワード入力画面は一体何事ですか?とか、山のようにウィンドウ出してメモリ大丈夫ですか、とか、コンピュータ操作のシーンには色々と言いたいことがある。
ネットを検索したら、たぶん、そんな悲痛な訴えが山のようにあると思う。
要は、コンピュータの操作ってそのまま撮ったらとても絵にならない、ということなんだろうけど。
日本人は日常の動作にまで美を求める民族なんだから、人を感動させるくらいカッコいいマウス捌きとか創造できるんじゃないだろうか?
土曜日, 11月 10, 2012
猪木 vs モハメド・アリの再現
おおっと、いきなり猫が仰向けになったぁ!
寝技に持ち込む作戦か?
犬が上から抑え込んだぞ!
猫が寝技に持ち込もうと。。。
犬が抑え込んで。。。
寝技が。。。
。。。
というわけで、変化が無いので、以下割愛します。
日曜日, 11月 04, 2012
Google+Wikiの最強タッグ
「ハロウィンがケルトの習俗に由来するというお話を、私は、この一週間の間に5回ほど聞かされた。」というブログ記事を読んでちょっと赤面した。
そう言えば、自分もしたり顔で娘に語ってたなぁと。
元ネタはたぶんアレだ。
みんな、10月31日のGoogleトップページの絵をクリックして、Wikiの解説を読んだんだと思う。
なんか、すごいですね。
その日を境に、新しい常識が日本人に登録されたわけだ。
インターネットのイの字も無い頃から生きてるおっちゃんには、これでも十分「すごいこと」だけど、その環境がスタートの世代ってどんだけすごくなるんだろ?
いや、でも、それは脳がすごいと感じてるだけで、実は全然大したことじゃないのかも。
身体や心はそう変わらないもんね。
そもそも、田舎にはハロウィンのハの字も無かったし。。。
そう言えば、自分もしたり顔で娘に語ってたなぁと。
元ネタはたぶんアレだ。
みんな、10月31日のGoogleトップページの絵をクリックして、Wikiの解説を読んだんだと思う。
なんか、すごいですね。
その日を境に、新しい常識が日本人に登録されたわけだ。
インターネットのイの字も無い頃から生きてるおっちゃんには、これでも十分「すごいこと」だけど、その環境がスタートの世代ってどんだけすごくなるんだろ?
いや、でも、それは脳がすごいと感じてるだけで、実は全然大したことじゃないのかも。
身体や心はそう変わらないもんね。
そもそも、田舎にはハロウィンのハの字も無かったし。。。
木曜日, 11月 01, 2012
水際、とゆーより水鳥作戦
水鳥とゆーやつは、どこか間の抜けた平和な外見に似合わず、案外強気で好戦的な性格だったりする(だからドナルドダックの性格設定が「怒りんぼ」というのは、ギャグでも誇張でもなくリアリズム)。
特に交配シーズンは、油断していると唐突にオスに攻撃されたりする。
しかも、うるさい。
給餌の時間はもとより、普段からワーワーギャーギャーと騒いでいる。
みんなマジメくさった顔をしてるので、あれはきっと何かの相談に違いない。
相談の内容は、、、どうせ地球征服計画か何かだろう。
実際、いくつかのプロジェクトが同時進行している。
1)地上をヒナで埋め尽くせ作戦
一羽で20個くらいの卵を抱いて、それがまたよく孵る。庭中が黄色いヒナだらけになると、頭がくらくらする。
2)泥水で乾杯作戦
あらゆる容器の水をあっという間に泥水に変える。いくら水を入れ換えても、夕方にはもう泥水になって、底にはくっさいヘドロが溜まっている。
3)緑を根絶やしにしちゃえ作戦
豊かな草地を不毛な荒廃地に変えてしまうという、ガミラスの遊星爆弾みたいな攻撃。ベチャベチャのフンをまき散らし水かきでペタペタしていると、きれいさっぱり草が生えなくなる。晴れの日には地表がひび割れ、雨の日は泥濘化する。
4)地底に向かって掘り進もう作戦
いつのまにか、餌場や水飲みの周囲が陥没している。多分、雨が降った時にあの平べったいクチバシでビチャビチャするからだ。目的はわからないが、土地の荒廃感はグッと高まる。
というわけで、みわファームの鳥エリアは征服されてしまいました。
特に交配シーズンは、油断していると唐突にオスに攻撃されたりする。
しかも、うるさい。
給餌の時間はもとより、普段からワーワーギャーギャーと騒いでいる。
みんなマジメくさった顔をしてるので、あれはきっと何かの相談に違いない。
相談の内容は、、、どうせ地球征服計画か何かだろう。
実際、いくつかのプロジェクトが同時進行している。
1)地上をヒナで埋め尽くせ作戦
一羽で20個くらいの卵を抱いて、それがまたよく孵る。庭中が黄色いヒナだらけになると、頭がくらくらする。
2)泥水で乾杯作戦
あらゆる容器の水をあっという間に泥水に変える。いくら水を入れ換えても、夕方にはもう泥水になって、底にはくっさいヘドロが溜まっている。
3)緑を根絶やしにしちゃえ作戦
豊かな草地を不毛な荒廃地に変えてしまうという、ガミラスの遊星爆弾みたいな攻撃。ベチャベチャのフンをまき散らし水かきでペタペタしていると、きれいさっぱり草が生えなくなる。晴れの日には地表がひび割れ、雨の日は泥濘化する。
4)地底に向かって掘り進もう作戦
いつのまにか、餌場や水飲みの周囲が陥没している。多分、雨が降った時にあの平べったいクチバシでビチャビチャするからだ。目的はわからないが、土地の荒廃感はグッと高まる。
というわけで、みわファームの鳥エリアは征服されてしまいました。
日曜日, 10月 28, 2012
ズッキーニの逆襲
主の性格そのままに、毎年、収穫があるかどうか予断を許さないファームの畑作物だが、今年はまずまず順調に育ってくれた。少しずつ梳きこんできた馬糞堆肥が効いたのか、ようやく土がふわふわの良い感じになってきた。それでも、近隣の見事な畑を見慣れていると、まだまだ荒んだ開墾地だけど。
畑を眺めながら、夏野菜の出来栄えを振り返ってみる。
よくできておいしかったのがトマト、ピーマンは最初は小っちゃかったけど、ここにきて盛り返してるな、いつもながらししとうはお見事、お世話になりました。ナスもまぁまぁだし、今年はみんな頑張ったじゃん。じぇんじぇんダメだったのは枝豆くらいかな。それに、あの、、うっ
い、いや待った、深く考えるな、、、
意識するなって、今、すぅっと出てくるから。
そうそう、あれよあれ、ほら、軽くす~っとね、、、ほれ、、ああ、あかん、悩むなって!
...ま く ぐぁ い あ ...
だぁぁぁぁぁ~!
ほらぁ、来ちゃったよ、マクガイア。
違う違う、何て言ったかなぁ~、え~と。
、、マクガイア、、マクガイア、、マクガイア、、(←ヘビーローテーション)
うるさい! 立ち去れ、マクガイア!
そもそも誰なんだよ、まくがいやって。
野菜だってば野菜。
ほれ、春の陽だまりに、心軽やかに、ホップ、ステップ・・・
...き う くぁ ん ば ...
だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~!
それにしても、何で名前出てこないんだろう?
「ズから始まる」を頭に叩き込んでおこう。
畑を眺めながら、夏野菜の出来栄えを振り返ってみる。
よくできておいしかったのがトマト、ピーマンは最初は小っちゃかったけど、ここにきて盛り返してるな、いつもながらししとうはお見事、お世話になりました。ナスもまぁまぁだし、今年はみんな頑張ったじゃん。じぇんじぇんダメだったのは枝豆くらいかな。それに、あの、、うっ
い、いや待った、深く考えるな、、、
意識するなって、今、すぅっと出てくるから。
そうそう、あれよあれ、ほら、軽くす~っとね、、、ほれ、、ああ、あかん、悩むなって!
...ま く ぐぁ い あ ...
だぁぁぁぁぁ~!
ほらぁ、来ちゃったよ、マクガイア。
違う違う、何て言ったかなぁ~、え~と。
、、マクガイア、、マクガイア、、マクガイア、、(←ヘビーローテーション)
うるさい! 立ち去れ、マクガイア!
そもそも誰なんだよ、まくがいやって。
野菜だってば野菜。
ほれ、春の陽だまりに、心軽やかに、ホップ、ステップ・・・
...き う くぁ ん ば ...
だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~!
それにしても、何で名前出てこないんだろう?
「ズから始まる」を頭に叩き込んでおこう。
月曜日, 10月 22, 2012
不良と優等生
けひけひ小僧改めもっちが生まれてから4ヶ月が経とうとしている。
まだ手足胴がひょろ長くて弱々しいけど、それなりに育ちつつある。
今、窓に張りついて外の犬たちを熱心に監視している。
どうやら、それを仕事にしたようだ。
犬が動くたびにバタバタと左右に駆け回る。最近はヌキアシサシアシ的に脚を動かし、下から睨み上げるチンピラスタイルが板についてきた。
4ヶ月児のチンピラというのが笑える。
この時期、子犬はツボにはまると興奮する。
ケツを上げた遊ぼうポーズでがるるるると唸ったり、左右に飛び跳ねたり、カーテンにむしゃぶりついたり。
エイとかヤーッとか叫びながら手足を振り回しながら、何かのヒーローに憑依して「俺はものすごく強い」という万能感に包まれて高揚しているガキのようだ。
すぐ泣くくせに。。。
実はうちにもう一人不良がいる。
ずるずると片足を引きずりながら、部屋の中を徘徊してるHiroだ。
「マルサの女」に出てくる山崎努扮するラブホのオーナーみたいで、感じ悪い。
(別にケガとかじゃなく、室内履きのスリッパをもっちにボロボロにされたのだけれど)
この不良組にくらべると、その他の3名(まろ、さん、もなか)は姿勢正しく静かにしている。
ぼくたち、ゆうとーせーだからネ。
まだ手足胴がひょろ長くて弱々しいけど、それなりに育ちつつある。
今、窓に張りついて外の犬たちを熱心に監視している。
どうやら、それを仕事にしたようだ。
犬が動くたびにバタバタと左右に駆け回る。最近はヌキアシサシアシ的に脚を動かし、下から睨み上げるチンピラスタイルが板についてきた。
4ヶ月児のチンピラというのが笑える。
この時期、子犬はツボにはまると興奮する。
ケツを上げた遊ぼうポーズでがるるるると唸ったり、左右に飛び跳ねたり、カーテンにむしゃぶりついたり。
エイとかヤーッとか叫びながら手足を振り回しながら、何かのヒーローに憑依して「俺はものすごく強い」という万能感に包まれて高揚しているガキのようだ。
すぐ泣くくせに。。。
実はうちにもう一人不良がいる。
ずるずると片足を引きずりながら、部屋の中を徘徊してるHiroだ。
「マルサの女」に出てくる山崎努扮するラブホのオーナーみたいで、感じ悪い。
(別にケガとかじゃなく、室内履きのスリッパをもっちにボロボロにされたのだけれど)
この不良組にくらべると、その他の3名(まろ、さん、もなか)は姿勢正しく静かにしている。
ぼくたち、ゆうとーせーだからネ。
月曜日, 10月 15, 2012
人生を楽しむ犬
前の記事で引用した「愛犬物語」の中の文章-「刈り入れの時・・・彼らはいったい、何をしているのだろうか?」は、「犬は労働をしているのではなく、彼らの人生を楽しんでいるのではなかろうか?」と締めくくられる。
このくだりは特に記憶に残る。
だから、この本を読んだ翌年、思い切って訪ねた西ヨークシャの農場主さんの口から「うちの犬たちは自分の人生を楽しんでいるの」と同じセリフを聞いたとき、それが違和感なく腑に落ちてきた。
西欧人である彼らが、彼らの価値観に従って「人生を楽しむ」と表現するとき、そこには「"自立したオトナ"が、"自らの意志で"仕事や趣味に打ち込む」というニュアンスが含まれる(ホンマか?)。
ただ単に飼い主と遊んだり、あるいは指示に従って仕事するだけでは、たとえそれがどんなに楽しそうに見えたとしても、"人生を" 楽しむとは言わないと思う。
何より、生まれた時からボーダーコリーに囲まれて暮らしてきたという農場主さんの言葉には、有無を言わせぬ力があり、英会話の不自由な自分にも、そこだけははっきりとわかった(気がした)。
件の文言に「これだけはわかって欲しかった」と念を押したあと、彼女はふと口をつぐんだ。おそらく最後にこう言いたかったんじゃないだろうか?
「それがボーダーコリーだから」
彼女は生活環境の変化や競技化したトライアルなど、シープドッグをとりまく状況を大変憂いていて、センターやレスキュー活動、講演や出版などあらゆる機会を捉えて、あるべき本来の姿を伝えようとしていた。
当時も多忙を極めていたが、それでも、いきなり訪ねてきた風変わりな一家を、こちらが訝しく思うほど歓待してくれた。
なぜかと言えば、それはもちろん彼女の人柄に因るところ大だろう。
しかし今にして振り返れば、会って最初に訪問の理由を訪ねられたとき、羊追いやトレーニングのことはおくびにも出さず、「犬たちが普段どんなふうに農場で暮らしているのか知りたかった」と答えたことが、一番の理由だったように思える(実際それは本心だったのだが)。
彼女には、それが何よりうれしかったんじゃないかと。
このくだりは特に記憶に残る。
だから、この本を読んだ翌年、思い切って訪ねた西ヨークシャの農場主さんの口から「うちの犬たちは自分の人生を楽しんでいるの」と同じセリフを聞いたとき、それが違和感なく腑に落ちてきた。
西欧人である彼らが、彼らの価値観に従って「人生を楽しむ」と表現するとき、そこには「"自立したオトナ"が、"自らの意志で"仕事や趣味に打ち込む」というニュアンスが含まれる(ホンマか?)。
ただ単に飼い主と遊んだり、あるいは指示に従って仕事するだけでは、たとえそれがどんなに楽しそうに見えたとしても、"人生を" 楽しむとは言わないと思う。
何より、生まれた時からボーダーコリーに囲まれて暮らしてきたという農場主さんの言葉には、有無を言わせぬ力があり、英会話の不自由な自分にも、そこだけははっきりとわかった(気がした)。
件の文言に「これだけはわかって欲しかった」と念を押したあと、彼女はふと口をつぐんだ。おそらく最後にこう言いたかったんじゃないだろうか?
「それがボーダーコリーだから」
彼女は生活環境の変化や競技化したトライアルなど、シープドッグをとりまく状況を大変憂いていて、センターやレスキュー活動、講演や出版などあらゆる機会を捉えて、あるべき本来の姿を伝えようとしていた。
当時も多忙を極めていたが、それでも、いきなり訪ねてきた風変わりな一家を、こちらが訝しく思うほど歓待してくれた。
なぜかと言えば、それはもちろん彼女の人柄に因るところ大だろう。
しかし今にして振り返れば、会って最初に訪問の理由を訪ねられたとき、羊追いやトレーニングのことはおくびにも出さず、「犬たちが普段どんなふうに農場で暮らしているのか知りたかった」と答えたことが、一番の理由だったように思える(実際それは本心だったのだが)。
彼女には、それが何よりうれしかったんじゃないかと。
日曜日, 10月 14, 2012
自動的に反応する機械
さんともっちがいつものようにじゃれあって、、、といっても、一方的にもっちがさんの首筋に喰らいついてるのだが、今日はどうもさんの様子がおかしい。
なんとなく中腰になったかと思うと、そのうちヘコヘコと腰を動かし始めている。
今、ファームの女子組2頭がヒートに突入してるので、その匂いが部屋の中まで漂ってるのだろう。
その情けな~い恰好を見ていると、オスというのは本当に悲しい存在だなぁと、しんみりせずにはおれませんでした。
なんとなく中腰になったかと思うと、そのうちヘコヘコと腰を動かし始めている。
今、ファームの女子組2頭がヒートに突入してるので、その匂いが部屋の中まで漂ってるのだろう。
その情けな~い恰好を見ていると、オスというのは本当に悲しい存在だなぁと、しんみりせずにはおれませんでした。
土曜日, 10月 13, 2012
ドクター・ヘリオットの
「愛犬物語」を友人に薦められて読んだのは、十数年も前の、ボーダーコリーを飼いはじめてまだほんの間もない頃。
獣医だった作者の体験をベースに仕立てられた物語はどれも、上品なお菓子のように口当たりが軽く味わい深い。40あまりのショートストーリを、あっという間に読了した。
ヨークシャ地方が舞台だけあって、農場で暮らすボーダーコリーの話もいくつか出てくる。その部分だけは何度も読み返した。
いや、正確にはボーダーコリーとは書かれていなくて、せいぜい「シープドッグ」、あるいは単に「牧場の犬」として紹介されているだけだ。そのぶっきらぼうな呼称や描写からは、農夫と犬たちに向ける深い好意とリスペクトが伝わってくる。
「牧場の犬たちは幸福な日々を送っている。散歩をねだる必要がないし、一日中外におれるし、しかも飼い主と一緒に仕事ができるのである。」
「刈り入れの時、馬車の上にふらふらしながら立っている犬がいる。麦刈りの季節、乾した束のまわりでネズミを追っている犬がいる。牧草地を歩き回っていたり。牧舎のまわりを嗅ぎまわっている犬がいる。彼らはいったい、何をしているのだろうか? 」
「私は牧場を訪ねると、まず犬を探すことにしている。犬がいれば、その近くに主人がいるからである。」
「ジョックに似た犬は、ヨークシャにはゴマンといる。みんな物陰に隠れて、私が車を出すのを楽しみにしている。」
「親愛なるティップ。北ヨークシャの高地でいきいきと活躍する数千の犬の代表選手。」
「安楽とか贅沢とかバランスのとれた食事なんか、意にとめたこともない。トウモロコシのかゆとミルクだけで生き、しかし生涯健康で過ごす。」
「私は、自分の犬たちが幸福であってくれといろいろ工夫するが、しかし牧場の犬の方がずっとずっと幸せである。」
「この犬たちは従順で、おとなしいのである.」
ストーリもさることながら、これらの断片的な文章にヤられてしまった。
農場のことを何も知らないのに、何だかやるせないような、いたたまれないような気持ちになった。
犬の暮らしをこんな風に描写するヘリオット先生の眼差しに共感した。
ごく普通のマンション暮らしだった自分たちが、田舎で動物にまみれて暮らすようになるまでには、いろんな理由と沢山の出会い、それにちょっぴりの偶然が関わっているが、今にして思えば、この本にも責任の一端はある。
で、今の暮らしで物語の世界に近づけたかと言えば、そんなことはない。
たとえ田舎であっても、今の日本で犬を飼うことの制約は大きい。
せめて敷地の中だけでもぶらぶらさせておけたらなぁ、、、と切に思っている。
獣医だった作者の体験をベースに仕立てられた物語はどれも、上品なお菓子のように口当たりが軽く味わい深い。40あまりのショートストーリを、あっという間に読了した。
ヨークシャ地方が舞台だけあって、農場で暮らすボーダーコリーの話もいくつか出てくる。その部分だけは何度も読み返した。
いや、正確にはボーダーコリーとは書かれていなくて、せいぜい「シープドッグ」、あるいは単に「牧場の犬」として紹介されているだけだ。そのぶっきらぼうな呼称や描写からは、農夫と犬たちに向ける深い好意とリスペクトが伝わってくる。
「牧場の犬たちは幸福な日々を送っている。散歩をねだる必要がないし、一日中外におれるし、しかも飼い主と一緒に仕事ができるのである。」
「刈り入れの時、馬車の上にふらふらしながら立っている犬がいる。麦刈りの季節、乾した束のまわりでネズミを追っている犬がいる。牧草地を歩き回っていたり。牧舎のまわりを嗅ぎまわっている犬がいる。彼らはいったい、何をしているのだろうか? 」
「私は牧場を訪ねると、まず犬を探すことにしている。犬がいれば、その近くに主人がいるからである。」
「ジョックに似た犬は、ヨークシャにはゴマンといる。みんな物陰に隠れて、私が車を出すのを楽しみにしている。」
「親愛なるティップ。北ヨークシャの高地でいきいきと活躍する数千の犬の代表選手。」
「安楽とか贅沢とかバランスのとれた食事なんか、意にとめたこともない。トウモロコシのかゆとミルクだけで生き、しかし生涯健康で過ごす。」
「私は、自分の犬たちが幸福であってくれといろいろ工夫するが、しかし牧場の犬の方がずっとずっと幸せである。」
「この犬たちは従順で、おとなしいのである.」
ストーリもさることながら、これらの断片的な文章にヤられてしまった。
農場のことを何も知らないのに、何だかやるせないような、いたたまれないような気持ちになった。
犬の暮らしをこんな風に描写するヘリオット先生の眼差しに共感した。
ごく普通のマンション暮らしだった自分たちが、田舎で動物にまみれて暮らすようになるまでには、いろんな理由と沢山の出会い、それにちょっぴりの偶然が関わっているが、今にして思えば、この本にも責任の一端はある。
で、今の暮らしで物語の世界に近づけたかと言えば、そんなことはない。
たとえ田舎であっても、今の日本で犬を飼うことの制約は大きい。
せめて敷地の中だけでもぶらぶらさせておけたらなぁ、、、と切に思っている。
金曜日, 10月 12, 2012
予想外です
異臭がするので風呂場の脱衣所を覗くと、立派な一本グソが落ちている。
ラティスで囲った子犬エリアから出してやったばかりのもっちの仕業だ。
粛々と始末すべく居間に置いてある(!)トイレットペーパーを取りにいくと、その子犬エリアが破滅的な状況になっている。
しょうがないこっちを先に片付けるか、、、と嘆息しつつ作業していると、当のご本人が脱衣所の方からうれしそうに駆けてくる。
あかん、やられたっ!!
彼女には、自分のウンチをこねくり回して遊ぶ悪癖がある。
そうはさせじと、いつもは真っ先に片付けるのに。
惨状を覚悟して脱衣所に駆けつけると、、、なんと、、、うんこが2本になってました。
どんだけ出るねん!?
ラティスで囲った子犬エリアから出してやったばかりのもっちの仕業だ。
粛々と始末すべく居間に置いてある(!)トイレットペーパーを取りにいくと、その子犬エリアが破滅的な状況になっている。
しょうがないこっちを先に片付けるか、、、と嘆息しつつ作業していると、当のご本人が脱衣所の方からうれしそうに駆けてくる。
あかん、やられたっ!!
彼女には、自分のウンチをこねくり回して遊ぶ悪癖がある。
そうはさせじと、いつもは真っ先に片付けるのに。
惨状を覚悟して脱衣所に駆けつけると、、、なんと、、、うんこが2本になってました。
どんだけ出るねん!?
火曜日, 9月 25, 2012
汚れた窓の向こう側
それでは問題です。
黒い子犬は、汚れた窓の向こうに何を見ているのでしょう?
(1) 季節外れのお祭り
(2) パイソンとベンガル虎の死闘
(3) 犬の園
正解は・・・(3)でした。
犬の園...子犬禁制の秘密の花園。
そこでは、怪しげな成犬が群れ集い、昼夜分かたず痴態が繰り広げられているという。
底無しの惰眠の後、匂いつけに余念の無い男ども。
その間を、媚と邪を含んだ目つきで徘徊する女たち。
そして老若男女問わず、唐突に始まる乳繰り合い。
穴掘りにウツツを抜かすジャンキー。
ミミズと一体化するパラノイア。
恥知らずの享楽と頽廃。
人外魔境のその地では、およそ犬という犬が堕落するという。
あと二月もすれば、けひけひ小僧も仲間に入れてやろう。
悪いけど、それまではお子ちゃま扱いね。
←犬の園
黒い子犬は、汚れた窓の向こうに何を見ているのでしょう?
(1) 季節外れのお祭り
(2) パイソンとベンガル虎の死闘
(3) 犬の園
正解は・・・(3)でした。
犬の園...子犬禁制の秘密の花園。
そこでは、怪しげな成犬が群れ集い、昼夜分かたず痴態が繰り広げられているという。
底無しの惰眠の後、匂いつけに余念の無い男ども。
その間を、媚と邪を含んだ目つきで徘徊する女たち。
そして老若男女問わず、唐突に始まる乳繰り合い。
穴掘りにウツツを抜かすジャンキー。
ミミズと一体化するパラノイア。
恥知らずの享楽と頽廃。
人外魔境のその地では、およそ犬という犬が堕落するという。
あと二月もすれば、けひけひ小僧も仲間に入れてやろう。
悪いけど、それまではお子ちゃま扱いね。
←犬の園
月曜日, 9月 17, 2012
小さな誓い
ちょっと前に書いたように、TV中継をわざわざ録画しておいて、結果を知ってから鑑賞するという手間をかけている。ライブの痛みに耐えきれないので、勝利試合だけを愉しもうというクレバーな戦術である。
これでもう、金本の絶望的な背走も、新井の併殺打も、福原の痛恨被弾も見なくて済むし、数少ない良いシーンを見逃すこともない。
一粒で二度おいしい、とゆーやつ。
しかし、問題がある。
あんまりおもしろくないのだ。
いや、まあそれなりにおもしろいけど、ドキドキ感がない、、、あたりまえか。
普通だったら胸のすくようなタイムリーも、ここで打つとわかってるとすっかり色褪せる。
「ぃやったあああ~っ!!」→「うん、打ったね」...みたいな。
挙句、途中で寝てしまったりする。
何より悪いのは、そこまでしてプロ野球に入れこむ自分が何だか小さく思えてしまうこと。
小さい頃、近所をブラブラしてた野球だけが取柄の冴えないオッチャンを見て、こんな大人にだけはなるまい、と心に誓ったのではなかったか?
オリンピックの後にプロ野球を観て、「これってスポーツじゃないよなー」と興醒めしたのではなかったのか?
もう、やめよう。
そしてもっと有意義なことに時間を使おう。
と心に誓った。
これでもう、金本の絶望的な背走も、新井の併殺打も、福原の痛恨被弾も見なくて済むし、数少ない良いシーンを見逃すこともない。
一粒で二度おいしい、とゆーやつ。
しかし、問題がある。
あんまりおもしろくないのだ。
いや、まあそれなりにおもしろいけど、ドキドキ感がない、、、あたりまえか。
普通だったら胸のすくようなタイムリーも、ここで打つとわかってるとすっかり色褪せる。
「ぃやったあああ~っ!!」→「うん、打ったね」...みたいな。
挙句、途中で寝てしまったりする。
何より悪いのは、そこまでしてプロ野球に入れこむ自分が何だか小さく思えてしまうこと。
小さい頃、近所をブラブラしてた野球だけが取柄の冴えないオッチャンを見て、こんな大人にだけはなるまい、と心に誓ったのではなかったか?
オリンピックの後にプロ野球を観て、「これってスポーツじゃないよなー」と興醒めしたのではなかったのか?
もう、やめよう。
そしてもっと有意義なことに時間を使おう。
と心に誓った。
木曜日, 9月 13, 2012
水曜日, 9月 05, 2012
史上最強のヘビ狩り女
今年はカエルをやたらと見かけるのにヘビがいないなぁとHiroと話していた矢先、産卵小屋の卵を手探りしていると、重量感のある冷たいものがドテッと手に乗っかかってきた。
今年も卵泥棒は健在でした。
見逃してやりたい気もするが、それはできない。
一度卵のありかを知ってしまうと、何度でもやってきて、片っ端から食べてしまうので。
さっそく、倉庫から剪定鋏(両手でがっちょんとやるやつ)と、ハンマーを持ち出してきて闘いの準備に入る。
鋏で首根っこを挟んで小屋から引きずり出し、ハンマーで頭を潰そうという算段だ。
実はヘビ退治、毎年の恒例行事なのだが、今回は狭い小屋(犬小屋を流用)に入ってしまったので苦労した。
入り口からは奥の方が見えないし、ヘビが暴れて飛びかかってくるので覗き込むこともできない。
卵を飲み込んだ直後だったらしく、頭の下が異様に膨らんでいてますます気色悪い。それがあちこちに引っ掛かって焦るのか、やたらと暴れまわる。
そのころ、ようやくHiroが駆けつけてきたので、屋根を持ち上げてもらって何とか首根っこを挟むことができた。
引きずり出してみると、1mくらいの青大将。
苦しいのか怒ってるのか、鋏にギリギリ巻きついている。
あとはハンマーで潰すだけなのだが、おびえ切ったHiroがへっぴり腰で狙うので、なかなか頭にヒットしない。そのうち、ハンマーヘッドを敵と見定めたヘビが、咬みつこうとして首を振り上げるので、余計に叩きにくくなる。
「ビビっってないでしっかり狙いなさい!」という叱咤激励が効いたのか、5発目くらいでようやく仕留めてくれた。
ふぃ~。
多少手間取ったけど、ヘビ恐怖症の彼女としては上出来だったかも。
とりあえず誉めておこう。
(何となく、自分とHiroさんを入れ替えて書いてみました。他意はありません。)
今年も卵泥棒は健在でした。
見逃してやりたい気もするが、それはできない。
一度卵のありかを知ってしまうと、何度でもやってきて、片っ端から食べてしまうので。
さっそく、倉庫から剪定鋏(両手でがっちょんとやるやつ)と、ハンマーを持ち出してきて闘いの準備に入る。
鋏で首根っこを挟んで小屋から引きずり出し、ハンマーで頭を潰そうという算段だ。
実はヘビ退治、毎年の恒例行事なのだが、今回は狭い小屋(犬小屋を流用)に入ってしまったので苦労した。
入り口からは奥の方が見えないし、ヘビが暴れて飛びかかってくるので覗き込むこともできない。
卵を飲み込んだ直後だったらしく、頭の下が異様に膨らんでいてますます気色悪い。それがあちこちに引っ掛かって焦るのか、やたらと暴れまわる。
そのころ、ようやくHiroが駆けつけてきたので、屋根を持ち上げてもらって何とか首根っこを挟むことができた。
引きずり出してみると、1mくらいの青大将。
苦しいのか怒ってるのか、鋏にギリギリ巻きついている。
あとはハンマーで潰すだけなのだが、おびえ切ったHiroがへっぴり腰で狙うので、なかなか頭にヒットしない。そのうち、ハンマーヘッドを敵と見定めたヘビが、咬みつこうとして首を振り上げるので、余計に叩きにくくなる。
「ビビっってないでしっかり狙いなさい!」という叱咤激励が効いたのか、5発目くらいでようやく仕留めてくれた。
ふぃ~。
多少手間取ったけど、ヘビ恐怖症の彼女としては上出来だったかも。
とりあえず誉めておこう。
(何となく、自分とHiroさんを入れ替えて書いてみました。他意はありません。)
水曜日, 8月 29, 2012
時が流れる
動物の寿命は脈拍数に反比例するという説がある。
逆に言えば、一生の鼓動数はどんな動物も15億回なんだそうな。
だとしたら、動物は個体ごとに違った時間を生きていて、それは身体の生理的なリズムに同期している、、、と言えるかもしれない。
仔犬を見ているとそれを実感する。
彼らの行動は忙しない。
ぐっすり寝てるのを確認しても、10秒後にはもうバッチリ起きていて、身体を撫でてやろうとすると、そのときはもう別の部屋でオシッコ垂れているので、慌ててトイレットペーパーを探し出す頃には、部屋の反対側から異音が響いてきて、何やってんだ?と探すと足元で果ててたりする。
けひけひけひけひ・・・というパンティング音は密やかで速い。
腹の下に手を入れると、鼓動がまたびっくりするほど速い。
なるほど、このペースで生きてるのか。
全然ついていけません。
歳をとると時間が早く感じられるのは、それまで生きてきた時間との相対的な感覚で時間を捉えるから、という説が有名だが、小さいころの自分は別の生き物で、まったく違う時間を生きていたのかもしれない。
特に「夏休みの友」を片づける8/31日は、同じ1日でも今とは比べ物にならない重みを持っていた。
あ、仔犬がウンチ食ってる。。。
逆に言えば、一生の鼓動数はどんな動物も15億回なんだそうな。
だとしたら、動物は個体ごとに違った時間を生きていて、それは身体の生理的なリズムに同期している、、、と言えるかもしれない。
仔犬を見ているとそれを実感する。
彼らの行動は忙しない。
ぐっすり寝てるのを確認しても、10秒後にはもうバッチリ起きていて、身体を撫でてやろうとすると、そのときはもう別の部屋でオシッコ垂れているので、慌ててトイレットペーパーを探し出す頃には、部屋の反対側から異音が響いてきて、何やってんだ?と探すと足元で果ててたりする。
けひけひけひけひ・・・というパンティング音は密やかで速い。
腹の下に手を入れると、鼓動がまたびっくりするほど速い。
なるほど、このペースで生きてるのか。
全然ついていけません。
歳をとると時間が早く感じられるのは、それまで生きてきた時間との相対的な感覚で時間を捉えるから、という説が有名だが、小さいころの自分は別の生き物で、まったく違う時間を生きていたのかもしれない。
特に「夏休みの友」を片づける8/31日は、同じ1日でも今とは比べ物にならない重みを持っていた。
あ、仔犬がウンチ食ってる。。。
日曜日, 8月 26, 2012
じょおく魂
こんなことしちゃいけないけど、ゲットしたフォトスタンドに書いてあった文章があまりにかわいかったので。。。
Border Collie Property Laws
1. If I like it, it's mine.
2. If it's in my mouth, it's mine.
3. If I had it a little while ago, it's mine.
4. If I can take it from you, it's mine.
5. If it's mine, it must never appear to be yours.
6. If it just looks like mine, it's mine.
7. If I saw it first, it's mine.
8. If it's edible, it's mine.
9. If you have something and put it down, it's mine.
10. If I chew something up, all the pieces are mine.
11. If I get tired of it, it's yours.
12. If I want it back, it's mine.
ああ、またジョークが作りたくなってきた。。。
Border Collie Property Laws
1. If I like it, it's mine.
2. If it's in my mouth, it's mine.
3. If I had it a little while ago, it's mine.
4. If I can take it from you, it's mine.
5. If it's mine, it must never appear to be yours.
6. If it just looks like mine, it's mine.
7. If I saw it first, it's mine.
8. If it's edible, it's mine.
9. If you have something and put it down, it's mine.
10. If I chew something up, all the pieces are mine.
11. If I get tired of it, it's yours.
12. If I want it back, it's mine.
ああ、またジョークが作りたくなってきた。。。
木曜日, 8月 16, 2012
子犬のいる生活
猫が飛ぶ、皿がひっくり返る、扇風機が倒れる、風呂場で水音がする、カイラが追う、サンが逃げる、新聞紙が裂ける、ペットシーツが裂ける、水たまりができる、ウンチがこびり付く、手拭いが、足拭きが、バスタオルが引きずり回される、手足咬まれる、騒音が、、、臭いが、、、
そして永遠に転がり続ける白黒の毛玉。
そして永遠に転がり続ける白黒の毛玉。
月曜日, 8月 13, 2012
苦境と絶望と屈辱と虚無と
今、市井の阪神ファンがどれほどの苦境にあるかを、ここに記しておく。
すでに、テレビのプロ野球中継は全く見ることができなくなって久しい。
試合開始から空気が重くるしく、中盤にイライラが募り、本来ならカタストロフ、、じゃなくてカタルシスが訪れるはずの終盤に深い深い絶望と屈辱感に苛まれるからだ。「こうなったら最悪やけど、まさかね」というまさに最悪の展開が、デジャブーのように毎晩繰り返される。
例えば、こんなの↓
・初回、先頭バッターにヒットを許す。そのランナーがフォアボールや守備のもたつき(マートン、君のことだよ)で、なんとなく3塁まで進んでしまう。
・そこでパスボールとか牽制悪送球とか、しょぼいエラーが出てランナーが生還する。
・その後はピッチャーが踏ん張って1点で凌ぐ。
・「まぁ初回だから良いか」と自分を慰めてると、その1点が重い重い。
・毎回、ヒットはそこそこ出るのに、肝心のタイムリーに結びつかない。
→ノーアウトでランナーが出ると、決まって新井貴弘が、でなければ藤井彰人が併殺打を放つ。
→それも2塁手かショートのセカンドベース寄りの位置に、遅からず速からずの絶妙の詰まりゴロ。しかも鈍足だから楽勝でダブルプレー完成。歯痒いというより倒錯した甘い被虐感に浸る。
・ようやく、中盤になって1点を返す。「今日はいけるゼ!」と鬱の反動で狂喜する。
・逆転することも結構あるんだよ。でも、突き放せないから、試合の空気は重たいまま。
・なんとかリードを保って7,8回を迎える。
・ここで中継の渡辺亮か筒井か福原が登場。
・みんな良いピッチャーなのに、揃ってチキン。フォアボールが絡んだ点を取られて逆転。
・観戦はここいらが限界。呪詛の言葉を呟きながら、もう2度と野球を観ないと誓う。
・でも9時を過ぎると結果が気になり、Yahooのプロ野球速報を見る(この瞬間、胸が張り裂けそうになる)。
・無抵抗のまま試合が終わっている。「どーせヒットだけ打ってんだろ」と自嘲気味にヒット数を見ると、案の定、相手チームより数本多い。クソッ!
・他のチームはと見ると、巨人は4点差で、中日は1点差で勝ってやがる。クソッ!!
・何をする気力も失せ、ふて寝する。
いま阪神ファンは深い虚無に陥り、健全な社会活動が営めなくなっている。
この文章も、昨日ようやく8連敗を脱してくれたので、かろうじて書くことができた。
これから、ビデオで試合を観る。
ライブで正視できないから、録画してるのだ。
これまでハードディスクに記録されながら、日の目を見ることなく空しく消去されていったゲームがどれだ
けの数に上るか。
球団のフロントは知っているだろうか?
すでに、テレビのプロ野球中継は全く見ることができなくなって久しい。
試合開始から空気が重くるしく、中盤にイライラが募り、本来ならカタストロフ、、じゃなくてカタルシスが訪れるはずの終盤に深い深い絶望と屈辱感に苛まれるからだ。「こうなったら最悪やけど、まさかね」というまさに最悪の展開が、デジャブーのように毎晩繰り返される。
例えば、こんなの↓
・初回、先頭バッターにヒットを許す。そのランナーがフォアボールや守備のもたつき(マートン、君のことだよ)で、なんとなく3塁まで進んでしまう。
・そこでパスボールとか牽制悪送球とか、しょぼいエラーが出てランナーが生還する。
・その後はピッチャーが踏ん張って1点で凌ぐ。
・「まぁ初回だから良いか」と自分を慰めてると、その1点が重い重い。
・毎回、ヒットはそこそこ出るのに、肝心のタイムリーに結びつかない。
→ノーアウトでランナーが出ると、決まって新井貴弘が、でなければ藤井彰人が併殺打を放つ。
→それも2塁手かショートのセカンドベース寄りの位置に、遅からず速からずの絶妙の詰まりゴロ。しかも鈍足だから楽勝でダブルプレー完成。歯痒いというより倒錯した甘い被虐感に浸る。
・ようやく、中盤になって1点を返す。「今日はいけるゼ!」と鬱の反動で狂喜する。
・逆転することも結構あるんだよ。でも、突き放せないから、試合の空気は重たいまま。
・なんとかリードを保って7,8回を迎える。
・ここで中継の渡辺亮か筒井か福原が登場。
・みんな良いピッチャーなのに、揃ってチキン。フォアボールが絡んだ点を取られて逆転。
・観戦はここいらが限界。呪詛の言葉を呟きながら、もう2度と野球を観ないと誓う。
・でも9時を過ぎると結果が気になり、Yahooのプロ野球速報を見る(この瞬間、胸が張り裂けそうになる)。
・無抵抗のまま試合が終わっている。「どーせヒットだけ打ってんだろ」と自嘲気味にヒット数を見ると、案の定、相手チームより数本多い。クソッ!
・他のチームはと見ると、巨人は4点差で、中日は1点差で勝ってやがる。クソッ!!
・何をする気力も失せ、ふて寝する。
いま阪神ファンは深い虚無に陥り、健全な社会活動が営めなくなっている。
この文章も、昨日ようやく8連敗を脱してくれたので、かろうじて書くことができた。
これから、ビデオで試合を観る。
ライブで正視できないから、録画してるのだ。
これまでハードディスクに記録されながら、日の目を見ることなく空しく消去されていったゲームがどれだ
けの数に上るか。
球団のフロントは知っているだろうか?
金曜日, 8月 10, 2012
衝動と恥
昨日、買い物につき合ってスーパーを歩いているとき、突然の衝動に駆られ、売り場に並んでいた袋詰めの砂糖に触った。
ピチッとしたビニール袋に、どーしても指の跡をつけたくなったのだ。
細心の注意を払ったのに、横にいたHiroさんに見つかってしまった。
子供みたいな真似をしないよう、注意を受けた。
だ~~~、恥ずかしい!!
ピチッとしたビニール袋に、どーしても指の跡をつけたくなったのだ。
細心の注意を払ったのに、横にいたHiroさんに見つかってしまった。
子供みたいな真似をしないよう、注意を受けた。
だ~~~、恥ずかしい!!
登録:
投稿 (Atom)