月曜日, 9月 17, 2012

小さな誓い

ちょっと前に書いたように、TV中継をわざわざ録画しておいて、結果を知ってから鑑賞するという手間をかけている。ライブの痛みに耐えきれないので、勝利試合だけを愉しもうというクレバーな戦術である。
これでもう、金本の絶望的な背走も、新井の併殺打も、福原の痛恨被弾も見なくて済むし、数少ない良いシーンを見逃すこともない。
一粒で二度おいしい、とゆーやつ。

しかし、問題がある。
あんまりおもしろくないのだ。
いや、まあそれなりにおもしろいけど、ドキドキ感がない、、、あたりまえか。

普通だったら胸のすくようなタイムリーも、ここで打つとわかってるとすっかり色褪せる。
「ぃやったあああ~っ!!」→「うん、打ったね」...みたいな。
挙句、途中で寝てしまったりする。

何より悪いのは、そこまでしてプロ野球に入れこむ自分が何だか小さく思えてしまうこと。
小さい頃、近所をブラブラしてた野球だけが取柄の冴えないオッチャンを見て、こんな大人にだけはなるまい、と心に誓ったのではなかったか?
オリンピックの後にプロ野球を観て、「これってスポーツじゃないよなー」と興醒めしたのではなかったのか?

もう、やめよう。
そしてもっと有意義なことに時間を使おう。

と心に誓った。
 

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