日曜日, 11月 28, 2010

犬が馬糞をした

朝,犬部屋に行くとカイラ,ぺぐ,きゃすのところにそれぞれびっくりするほど大量のウンチ.
どれも,あまり臭わない上にボロボロしている.
どう見ても馬糞そのものだ.
昨日,放牧地に放してやった間にしこたま食ったに違いない.

それにしても,色といい形といいきれいだ.
繊維一杯の馬糞が整腸剤になるのかもしれない.
 

木曜日, 11月 25, 2010

作業

先週末2日間(11/20,21)は,沢山のゲストが訪ねて下さった.
毎度毎度,少しは遠慮しようと決意するのだが,途中からおもろい話と美味で頭がボウッとしてきて,気がつけば朝から晩まで食べ続けている.
こんなことをしていては人間が駄目になる,という良心の声も聞こえるが,いかんせん,目の前においしそうなものが並ぶと,ついフラフラと手が伸びてしまう.

・・・ってこんな風に書くと,ただずるずると無為に過ごしてるように聞こえるかもしれないが,やるべきことは,やる.
今は,害獣ども(特に馬とくそやぎ)によって崩壊寸前に追い込まれた旧鳥エリアを,畑だった新しい敷地に移す作業に取り組んでいる.
狭いとはいえ,10×15mくらいの広さはあるので,結構大変.
家畜保健所というところから,鳥たちはちゃんと隔離して飼いなさいと指導されてるから,頑丈なフェンスで害獣の進入を防ぎ,その上を網で覆わないといけない.
野鳥と接触しないのと,うちの連中が飛んでいってしまうのを防ぐためである.

ところが,この網というやつがなかなかうまくかけられない.
きつく張ってもすぐに弛んでくるし,金具などに引っ掛けると簡単に破れてしまう.
切ったり貼ったりするうちに絡まってきて,そのうちどこが端かわからんようになり,やがて靴やボタンや鼻に引っ掛かったりするから,発狂しそうになる.

ちゃんと骨組みを作れば良いんだろうけど,そんな知恵も腕もない.
というわけで,今回は市販のでかいテントを立てて,そこに巡らしたロープに引っ掛ける方式をトライしている.
高さが低く使い勝手は悪そうだが,パッと見は鹿島のアルシンド(古っ!)みたいで結構かわいい.
でも,雪が降ってきたら,もっと何か補強しないとダメだろーな.
 

月曜日, 11月 08, 2010

重要なお知らせ

ファーム開設以来,トト,メメの愛称で親しまれてきた2頭のトカラやぎですが,おかげさまをもちまして,今日から"くそやぎ"と改名することになりました.
以後,くれぐれもお間違えの無いよう,ご留意願います.

 ■■用例■■
 「ねぇママ~,あれ,何ていう動物?」
 (誤)「あれは,ヤギさんね.トトちゃんメメちゃんっていうんだって.かわいいわね」
 (正)「あれは,くそやぎ.見ちゃだめよ」

理由は,,,いつか気持ちが整理できたら書きます.
 

火曜日, 11月 02, 2010

2人の蜜月物語(12) -透明で清らかな一筋の〇〇-

目を疑った.

やんごとなきカイラ姫が,食器を見たとたんツツツーっと涎を垂らした,いや,お垂らしあそばしたのだ.
なんという衝撃.
あれほど清楚で気丈で我慢強かった彼女が...
私が仕事で不在の間,継母と義娘の冷血コンビからひどい仕打ちを受けているに違いない.
うう,お痛わしや.

しかし,それにしても,,,卑しいではないか.
世が世なら,どんな山海の珍味を前にしようとも,物憂い風情を毛ほども崩さぬ深窓の令嬢であるはずのカイラが,こともあろうに涎とわっ!
それも,あごから床まで途切れず伝ったばかりか,キラリと反射までした,粘度と透明度を兼ね備えた見事な一本涎だ.
羞恥と食欲のガチバトル.
胃袋の勝利宣言.
家庭教師のロッテンマイヤーが見れば,その場で卒倒しただろう.

さて,どうしよう.
今,このことで一番傷ついているであろう彼女を問い詰めるのは,おそらく最低最悪の愚行だ.
継母に談判しても,鼻であしらわれるのが関の山だ.
う~んう~ん,どうしたらいい?
そうだ!とりあえず緊急処置せねば.

「よしよし,パパがオヤツをあげよう」
 

水曜日, 10月 27, 2010

犬のほこり

"犬追い出し"作戦を決行して3週間,犬たちの居場所が離れに移り,母屋に人間らしい暮らしが戻ってきた.
あらためて痛感するのは,彼らがいかに汚れてるかということ.
もちろん,5頭も室内飼いした上に,シャワーやブラッシングをしない私たちが悪いんですけど.

変な話ですが,一週間前に拭いたテーブルの上が,白っぽく埃でコーティングされているのを発見したとき,部屋がきれいになったのを実感した.
以前(=犬がいるとき)は同じ状態になるのに1時間もかからなかったので.
周囲に畑が多いので,空気自体が埃っぽいのかもと思っていたが,やっぱりそうじゃなかったんだ.
ヤツら,あのもっさりした白黒毛の中に,驚くほどの土と埃を蓄えこんでいる.

で,ガランとした土間を,先週,先々週と2回に分けて掃除.
柱に積もった埃や天井のクモの巣を取っ払うのに1日,床をデッキブラシで水洗いするのにもう1日費やした(おかげで柱の上側に埃に埋もれていたコンセント口を発見!と言えば,どんな状態だったか想像できるでしょう).
あと,窓にこびりついた泥と鼻水を拭き取れば,野獣どものなすがままだった土間も,6年前の全き清浄を取り戻すだろう.

ここにテーブルとピアノを持ち込んで,小じゃれたカフェスペースにする予定,,,だったのに,真っ先にビールサーバを買い込んで居酒屋にしてしまった人がいる.
心静かに香り高いお茶などを喫しつつ,はいぶらぅな会話を愉しむ場にしたかったのだが,ま,うちには無理だわな.
 

金曜日, 10月 22, 2010

トイレの攻防と犬

たまたま,他人とほとんど同時に公衆トイレに入ろうとしたとする.
そんなとき,入り口でちょっと立ち止まって先を譲ったりするじゃないですか?
で,相手は軽く目礼などして,2人前後して中に入っていく.
それはいいとして...

その室内に,男性用便器が3つ並んでたとする.
どれを使うかって,ふつーは2人して両端を選ぶよね,ふつー.

でも,どーゆーわけだか,よりにもよって,真ん中から使うやつがいるんだ,これが.
一体何なんだろう,あれって.

  おい,何考えてるんや
  ここにはおまえと俺,2人しかおらんやろ
  便器が3つに赤の他人が2人や
  端と端使ったら,お互い気まずい思いせんと済むやないか
  どーなん!?その辺

逆のケースなんかもっとタチが悪い.
自分が先にトイレに入って,せっかく正しく端を選んでやってるのに,わざわざ隣(真ん中)に来てあ゛ーっと喉鳴らしたりする.
勘弁して欲しい.
いっそ「よかったら,こっち来て一緒にやりません?」と言ってやろうか.


何が言いたかったかというと,もしかしたら犬って何時もふつーにこんな感じなんじゃないか?と,常々思っとったわけです(ウソだね.今,思いついたくせに).
いつも他人,他犬,他動物の細かい位置を気にしていて,それがまた状況によってクルクルと変化する.
不安やらプライドやら焦りやらのややこしい感情が交錯する.

で,まれにワケのわからん諍いに発展したりする,,,んじゃないのかな?
違ってたら,ごめん.
 

月曜日, 10月 18, 2010

乾杯の音頭

みなさん,お疲れ様です.

今年も猛暑や尖閣問題やチリの落盤事故など,大きな事件が相次いぎました.
しかし,ここ関西で大ニュースと言えば,何といっても鉄人金本知憲の連続フルイニング出場記録が1500試合を目前にして途切れたことでしょう.
その数なんと1492.
くぅぅ~っ!(感極まって泣く)
それでも,足掛け十一年に渡る前人未到の大記録が生まれました.

その2ヵ月後,ところ変わって杜の都は神宮球場.
ヤクルト-阪神公式戦の試合開始直前.
その金本知憲がベンチから見つめるマウンドに,あの燃える闘魂アントニオ猪木が降臨,満員の観衆の中に立ちました.
そしてその数分後,なんと「一つの会場で同時に乾杯する人数」のギネス記録を塗り替えたのでした.

金本もアッパレなら猪木もアッパレ.
海外の誰も知らないでしょうが,そんなことは良いんです.
一つのことを貫き通せば,世界一は案外身近にあります.
彼らにあやかり,われわれも関西発のグローバルNo.1を発信すべく,ここで猪木式乾杯を執り行ないたいと思います.

「元気ですか!」
「元気があれば何でもできる!」
「1,2,3,かんぱい!!」

--

幹部を迎えた職場の飲み会に備え,会心の挨拶(↑)を準備してたのに,幹事が指名してくれなかった...
残念にもほどがある.
 

火曜日, 10月 12, 2010

怒涛の日々

いや,もう,たいへんなんっすから~,というのは故三平師匠のギャグだったでしょうか?
それはいいとして,いや,もう,たいへんな三連休でした.

今年の夏は猛暑と口蹄疫のダブルパンチで,ファーム開設以来の静かさでしたが,その反動というわけでもないでしょうけど,たくさんのゲストが訪れてくれました.
おかげで,Hiroの「人間と会話したいぃ!」病はだいぶ回復したようです.
みなさん,どーもありがとう.

で,忙しかったのはゲストのせいじゃなく,この間から発作的に始めたファーム改造計画(犬追い出し作戦とも言う)の掃除と工事が進行し,その上,集落の一大行事である「芋煮会」が開催されたからである.
これらが全部並行して進行すると,もはや段取りを考えて粛々と事を運ぶことは不可能である.
ハイテンションのまま,わーっと乗り切るしか手は無い.
関係者の方々におかれましては,不手際,暴言の数々が重なったと思いますが,そんなこたぁ知ったこっちゃないこの場を借りてお詫び申し上げます.

でも,楽しかったなぁ.
動物と違って,人の相手をしていると「自分は一体何をいたしておるのだろう?」病が発症しないことを発見した.
やっぱり人にとって大事なのは人.
普段,まろの主張はなかなかHiroに認められないが,ここだけは,めでたく意見の一致を見るかも.

それにしても,泊りがけでのんびりしにきた筈なのに,さんざ食事をたかられ,「芋煮会」に引っ張り出された上に楽器演奏までさせられた友人&ご夫婦一行には,同情の念を禁じえない.
ごめんね.
 

月曜日, 10月 04, 2010

事件のニオイがする

仕事用のパソコンをいじってたら,\\会議資料\文書\作業中 というディレクトリに「きうり.txt」というファイルがあるのを発見.
ファイル一覧画面で見ると,基盤グループ会議報告とか官公金通HI資料081106とか,いかめしい漢字タイトルが並ぶ中で,そこだけ野辺に咲く一輪の花のように可憐である.

気になったので中を覗いてみると,謎のメッセージが3行...

 おお きゅうり あなたはどうして きゅうりなの
 かじるべきか 折るべきか それが問題だ
 人民の 人民による 人民のための きゅうり

はぁ???

自分で書いたはずなのに,ぜんぜん記憶が無い.
きっと大昔のファイルやろうと思って,更新日時を見たら2010/7/30 14:42.
え,うそっ!ほんの2ヶ月前やん.

スケジューラを見たら,その時間は会議の真っ最中だったはず.
きゅうりの出来具合でも心配してたんだろうか.
それとも何かの暗号?

謎は深まるばかり.
あ,もしかして,検察の改ざんか!?
 

日曜日, 10月 03, 2010

まだ新人

先週末は恒例「道つくり」の日.

何じゃ?そら,と思われても無理ないです.
村暮らしを始めるまで,まったく知らなかった行事.

年2回,全戸から人が集まって,半日かけて清掃や道整備などを行う.
ボランティアではなくれっきとした公式行事だから,不参加のときは「出不足金」を払う.たぶん,昔は本当に道を切り拓いたんだと思う.今は掃除や草刈りが主体で,どーしても必要な作業というよりは,たまにはみんなで集まって一緒に汗をかきましょうや,くらいのノリだ.

みなさん勝手知ったるなんちゃらだから,もちろん,作業の説明など無い.
朝8時に集合して,「でわ,みなさんよろしく」でワラワラと散らばってワラワラと作業を始める.
最初は右も左もわからず,周りの人のやることをひたすら真似するだけだったが,さすがに6年も続けていると,大抵のことはわかって,,,こない.
甘いです.
「ここの作業は他所から頑張ってるように見えるから最後まで残しとくんや」とか,「このあぜはここまで刈りこむけど隣の畑はそこまでや」とか,初めて聞く掟/ルール/ノウハウが山ほど出てきて,相変わらず,右往左往している.

ここでは,周りを見ながら柔軟に自分を合わせるES細胞みたいな能力を要求される.刈り払い機の使い手が多いときは,草を集めるとか,それを運ぶための軽トラを持ってくるとか,そういう臨機応変の技.
あ~,だれか新しい人入ってこないかな.
 

日曜日, 9月 26, 2010

飼い主募集

きゃすは親姉妹に揉まれるようにわーっと暮らしてきて,わりと「素の犬」に近いと思う.
元気で,食いしん坊で,陽気で,アホで,よく寝る.
「来い」も「お手」も???だが,人は大好きだ.
だから,めちゃくちゃ可愛い.

田舎には有線放送というのがあって,朝6時半になると各家庭にある受信機から,「おはようございます,朝のお知らせです」とアナウンスが流れる.
特にこれという情報も無いので,ボリュームは絞ってあるのだが,きゃすは敏感にこれに呼応する.
心の奥の衝動に抵抗できないのだろう.
「よおぉぉぉおぉぉおぅ~」
能楽の掛け声みたいな,抑揚の効いた澄んだ高音である.

その後に鼓の「ポンッ」が欲しいところだが,ファームでは,妹のぺぐが加わって輪唱が始まる.
「よおおおぉぉおぉ」「うぉぉぉぉうおおお」「よぅよぅよお~」「おおおおおおぅ」・・・
なかなか味わい深い響きなのですが,できれば,7時を過ぎてからにしてほしい.

きゃすの親姉妹である,ぐれぐ,カイラ,ぺぐは,揃いも揃って人と絡むことに命を賭けている連中である.
さんはそうでもないが,自分のやりたいことは頑として譲らない.
そんな押しの強い犬たちと一緒にいるから,きゃすはどーしても一歩引いてしまう.
だから,人と暮らしながら,人の影響が薄いのだろう.

ときどき,きゃすはファームにいるよりは,まっとうな(笑)家庭に飼われた方が幸せなんじゃないかと思うことがある.
だれか,彼女に「人と暮らす悦び」を堪能させてやろう,という方はいませんか?
いや,マジで.
 

土曜日, 9月 25, 2010

龍馬伝

司馬遼の「竜馬がゆく」を読んだのは,もう30年以上も前になる.
歴史物も長編も苦手だったのに,8巻もある分厚い文庫本を夢中で読んだ.
幕末の要人たちがそうだったように,読者もまた,この独創的で奔放な若者が好きにならずにはおられないように書いてある.
日本人の龍馬好きは,この小説で決定的になったそうだ.

なんせ昔の話だから細かい内容はほとんど忘れてしまったが,薩長連合締結の直前,「長州がかわいそうではないかっ!」と西郷に吠える場面はよく覚えている.
そこだけ何回も読み返したからね.

先日たまたま観たNHKの龍馬伝がちょうどその場面だったが,そんなセリフは無かった.
あったら盗作だから当然だろうけど,なぜか物足りない気分.
もう一度,一巻から読み返してみるか.
 

月曜日, 9月 20, 2010

はい,修行が足りてません

今日は6万5287回目の柵の修理.
もう腹も立たない.
一輪車に修理セット(針金,ペンチ,ドリル,ハンマー,釘,単管・・・)を積み込んで,粛々と現場に向かう.

ファーム開設当時に打ち込んだ木の杭は,もう根元が腐ってぐらぐらになっている.
だから,しこたま食ってるくせによりおいしい草を求めて止まないヤギ×2の攻撃の前にはひとたまりも無い.
単管を打ち込み,たわんだ金柵を引っ張り上げ,針金で固定して一丁上がり.
手馴れたもんである.

ふと見ると,10mほど離れたところで,張本人のヤギがヘソ天になって背中をこすり付けている.
心を平静に保つため,こういうのはできるだけ見ないようにしている.
でも,視野の片隅で生っちろい腹と短足がクネクネ動くので,どうしても気になってしまう.

あ,止まった.
空中で足が静止している.

と思ったら,その足がゆっくり傾いてパタリと倒れた.
そのままふて寝.
そーか,ヘソ天にも飽きたんか.

もーれつに腹が立ってきた.
 

月曜日, 9月 13, 2010

1時間前のできごと

思ったより早く出張仕事が片付いた.
京都駅で蓬莱の看板を見つけたとき,豚まんを2つ購入し,クーラーの効いた部屋でパクつきながら,ゆっくりサッカーの衛星放送を楽しむと言うゴールデンプランが,あっという間にでき上がっていた.

ちなみに,まろにとって蓬莱の豚まんは,高級ではないがご馳走であり,小さい頃の家族の記憶であり,学生時代の栄養補充食であり,つまりはれっきとしたソウルフードなのである.
ここ何年も食べてなかったし,どんだけ楽しみだったか.

その豚まんを網棚に忘れたのに気付いたのは,電車を降りてプラットフォームの階段を昇っているときだった.一瞬,全身の血が逆流するくらい慌てたが,車両は走り出していてどうしようもない.
駅員に連絡すれば戻ってきたかもしれないが,プランを維持するのは時間的に無理だろうし,そもそも2個320円の豚まんにそこまでするのも恥ずかしい.もう,あきらめるしかなかった.
(それにしても,降りる直前,電車が減速しだした頃まで覚えていたのに,席を立つときには綺麗さっぱり忘れたというのは,ちょっとアレかもしれない)

駅からアパートまで歩く10分ほどの間に,日曜日に購入しておいたラーメン「好きやねん」を作って食べるという対案を思いつき,ともすれば荒廃してしまいそうな心を何とか立て直すことができた.

アパートに帰ってから計画を実行に移し,茹でたラーメンをスープの素を入れた容器に入れたまでは良かった.スープが跳ねても良いように,どんぶりを流しに置くという,我ながら周到な手順で遂行した.
なのに,,,
熱いうちにざっと流しておこうと,使った鍋に水を張ったのが間違いだった.
揺すって回したその水を,流しに置いたままのどんぶりに勢い良くぶちまけてしまったのだ.
あっと思った時はもう遅かった.
でろでろと力なくあふれ出す,ゆで上がった麺たち.
修正ゴールデンプランも,完全に消滅した.

すみません,しょーもないグチを長々と書いて.
何かしてないと,心が折れそうだったので...
もう寝る.
 

土曜日, 9月 11, 2010

阪神タイガース

あかん,どんどん落ちていく.

がんばれっ!
俺もがんばるから.
 

土曜日, 9月 04, 2010

馬の蹴り

痛い.
ひどく痛い.
切り傷みたいな鋭い痛みではなく,骨と筋肉が軋むようなにぶいやつ.
いわゆる打撲,打ち身.

話すと長くなるし,怒りがぶり返すので経緯は省くが,とにかく,内股に馬の蹴りが入ったのだ.
あああ,やっぱり腹が立つ.
にしきのやつ,向こうから駆けてきて,目の前でたたっと向きを変えて,後ろ足で軽~く...
つまり,わざとだ.

外出から帰ってふと畑の方を見ると,そこにいる筈のない馬が鳥エリアの中からこちらを覗いていた.
はぁぁ,,,Hiroと2人して一気に脱力.
クソ暑い中,苦労して馬を連れ出し,無残に踏み潰された鳥柵を修理して,,,そんな苦役の直後に事件は起った.

いいから,謝れよ.
いや,謝ってもダメだ.

もう二度と馬を愛せない気がする.
 

日曜日, 8月 22, 2010

カウントダウン

「自分は今,一体何をしてるんだろーか?」と自問する機会が多くなった.

それには,「こんなしょーもないことに時間と労力を費やすのがもったいない」という,焦りに似た後悔の念が含まれている.
大抵は,放牧地に探検に出たバリケン親子を探しまわってるときとか,一輪車に積んだ馬糞をヒツジにひっくり返されたときとか,動物由来の不条理が絡むことが多いが,最近は,仕事の会議やTV番組を見てる最中なんかにも,頻繁に頭をよぎる.

若い頃はそんなことはなかった,ってゆーかむしろ,「時間をつぶす」ことが重要なテクニックだったような気がする.
高校生になったばかりの娘が,部屋でのんべんだらりんとしてるのを見るとイラッとくるが,そもそも,若い世代には時間がもったいないなんて感覚すらありえないのかもしれない.

歳を取ると年月が短く感じられるのは,その年月を自分が生きてきたそれと相対化するからだそうだが,その伝でいくとこれは,無意識的に自分の「残り時間」を計算していて,それとの比較によって「しょーもなさ」の判断基準が厳しくなっているのかもしれない.
(今も,「こんな文章書いてる場合か?」と思った...)

だいたい人生なんてのは,「人生には意味がある」という一大虚構の上に辛うじて成り立つもんだと思うが,だからこそ,残り時間が少なくなってくると,その物語をもっともらしく完結させねば,というアセリが生じるのだろう.

動物たちのように,「いま,ここ」に集中して生きることができれば,どんな作業もありがたくこなせるんやろうけど...
 

日曜日, 8月 15, 2010

2人の蜜月物語(11) -錯乱-

息するのが苦しい・・・くらい暑い.
温度はそないでもないけど,湿度があかんわ,湿度が.

オカラ貰いにいつもの豆腐屋さんに車走らす時,クーラー付けたら思わず「はぁぁ」って情けない声出してもうた.そうや,俺,息苦しかったんやって,そんとき初めて気ぃついたわ.暑うて窒息死やてシャレんならんわ,ほんま.

そんなんでも,カイラっちゅう犬は相も変わらずベタベタくっついてきよるし.
もー,うっさいなぁ,蹴飛ばしたろか.
気温と湿度次第で,人間,性格変わるんや.
よう覚えときぃ.

ほんでや,足首の辺りブヨにやられて,どんならんねやわ.
あーっ,かいかいかいかい.
掻き過ぎて血ぃ滲んできよった.
何書きたいんや?俺...
 

金曜日, 8月 13, 2010

センチコガネ

この時期,裏庭の犬のウンチを取り損ねると,2~3時間でぐずぐずに崩れて,ほとんど繊維だけになっている.(うちの犬たちは草を大量に食べるからね.エサ,足りてない?)

そんな残骸ウンチを拾い上げると,その下には決まって,なんとも冴えない甲虫がゴソゴソしている.
センチコガネと言うらしい.
「センチ」は雪隠(せっちん)から来ているそうで,まさにクソ虫である.

それにしても,すごい分解能力だ.おかげで柔らかいウンチも拾いやすくなるし,不潔感もなくなるから随分と助かっている.

人間は視覚と頭に頼る動物だから,どーしても,目に見えない生き物のことは忘れがちになるが,それでも,土に触れていると,折々に彼らの働きを実感する.

だから,キンチョールを使うにも躊躇することがある.
「自然原理主義」も嫌だから,適当にやってるけど.