カイラは膝乗り犬である.
人は甘やかしてると非難するが,座ると一目散に寄って来て,寂しいと訴える子を誰が無視できるだろうか?
それでも,しばらく無関心を装っていると,涙を一杯溜めた目で下から見つめている.
これに抵抗できるほど,私の意志は強くない.
仕方なく微笑んで見せると,にじにじと膝によじ登ってくる.
スポイルしちゃいけないと思いつつ,その健気な様子に思わず手を貸してしまう.
この世には,人の力ではどーしようもないことがある.
Hiroはそんな私たちを冷ややかな視線で見るが,そういう彼女の膝の上ではペグが熟睡していたりする.
そしてその横ではなんと,娘の膝上にきゃすが丸まっている.
2頭ともカイラの娘である.
なんじゃ?この一族は.
2 件のコメント:
>なんじゃ?この一族は
いや・・・
なんじゃ?この飼主は、だな
まいどツッコミありがとうございます.
Kuroさまのツッコミが明日への活力です.
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