火曜日, 6月 19, 2012

先回りする〇〇たち

夕刻、あたりが暗くなり始めると、動物たちをそれぞれの寝所に移動させる。
その手順は自然にルーチン化される。
こんな感じ↓

A) 鳥を鳥小屋に移動して給餌
B) 馬をフリースペースに出して、しばらく草を食べさせる
C) 馬を柱に繋いでブラシがけ
D) 馬を厩舎(倉庫)に移して給餌
E) 羊親子組を一旦フリースペースに避難
F) 羊オトコ組をペンに移動
G) ヤギを小屋に移動
H) 羊親子組を小屋に移動
I) 羊オトコ組をペンから小屋に移動
J) 羊とヤギに給餌
("フリースペース"は普段ゲストが憩うところで、おいしそうな草が茂っている)

他家の人が聞いても何のことかサッパリでしょうが、要は結構ややこしいということ。だから、こちらのペースで着実にやりたいのだが、なかなかそうはいかない。
動物たちが抗ってはかどらない、、、んではなくて、逆に先回りしようとするからだ。
寝所に帰る=エサが食べられる、からだろう。

鳥の給餌を始めると、気配を察した馬がソワソワしだし、2頭揃ってフリースペースへの入り口で足踏みしている。まだ早いのになぁと思いながら、しょうがないから出してやるのだが、その後からぞろぞろと羊親子組がくっついてくる。
(B)(C)(D)をすっ飛ばして、(E)に強行突入しようという魂胆だ。

フリースペースの草が食い荒らされるのは嫌だから、ブラッシングもそぞろに馬を厩舎に入れ、羊を移動させるため(F)犬を連れてくる。
ここから先((F)~(J))は犬との共同作業で楽になる、、、はずなのだが、こいつら(ぺぐとるぢ)がまた先回りして作業を進めようとする。

順番通り羊をドライブしてくれるのはありがたいのだが、例えば(H)でゲートを開けるのが遅れると、羊の群が畑に乱入したりするから、小走りで駆けつける。
羊が小屋に入ってからは、余計なこと(犬に反撃しようとレイが小屋を飛び出してくる、、、とか)が起らないよう、可及的速やかに入り口を閉める。
そうやってアタフタしてるうちに、想定外の早さで作業が終わってしまったりする。

で、まだ明るいのでシャッター閉めるのを躊躇していると、さっさとエサを食い終わった馬が「食べるものがありません」と騒ぎ出す。
犬は勝手に満足して草の上でゴロゴロしている。

みんな、オレの話を聞けよっ!
 


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