木曜日, 8月 11, 2011

夏のシャクネツ様

ファームにおわす荒ぶる神のシャクネツ様は、それでも、午前中はまだご機嫌麗しゅうあられる。
軽い畑作業や掃除くらいだったら、ちょっと息苦しくなる程度で見過ごしてもらえる。

午後になると、苛烈な本性がむき出しになる。
禁を侵して草刈りなどしようものなら、たちまちのうちに天罰下り、"パンツまでどろどろの刑"に処される。
たとえ室内で謹慎していたとしても、少し頭が高いというだけで激怒される。

だから昼から夕方にかけては、ただひたすらゴロゴロと横たわり、お慈悲を乞い願うしかない。
それでも昨日なんかは、夜になっても鎮まる気配もなく、無力な民は完璧に叩きのめされた。

だから、、、

一日をただ無為に過ごす私を、非難しないでください。
これは神のご意思であるからして。
 

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