Monday, October 31, 2011

ユビキタスもなか

夜、PCを開こうとすると、、、その上に猫が寝そべっている。
デブい肉体が弛緩しきって、ノートPCを覆うように拡散している。
その平和な様子を見ていると、とても邪魔する気にならない。

そうですか、と、トイレに行ってから最近導入したリクライニングソファでテレビを観ようとすると、、、もうそこで猫が箱座りしている。
「私、ずっと、ここにいてますけど?」
何となく、起きている自分が虚しくなってしまう。

寝室に行くべと階段を上がっていると、その脇をすごいスピードですり抜けていく。
踊り場で4輪ドリフトするくらいの勢いだ。

ベッドにたどり着くと、案の定、ヤツはそのど真ん中で毛繕いをしている。
「ん!?」と顔を上げ、何か不思議なものに出会ったかのようにこちらを見つめている。

わかったよ。
お前は俺の行動を全部お見通しなんだよな。

もしタイムマシンに乗ってビッグバンを見ることができたら、、、きっとそこには猫がいると思う。
「んっ!?さっきからここに居てますけど?」

Sunday, October 23, 2011

感謝の気持ちが足りないぞ、と

ほんの2週間ほど前まであれほど忌み嫌っていたシャクネツ様が、今はもう恋しい。

考えてみれば夏の間って、ほとんど短パンTシャツで服を選ぶ手間が省けるし、部屋を暖める必要は無いし、あんまりお腹も減らないし、陽が長いから作業を焦らなくて良いし、昼寝してても怠惰に見えないし、冷えたビールさえ思い浮かべれば一日頑張れるし(これはウソ。お酒飲めないから)、、、要は生活が少しずつシンプルになって、大体において楽なんだよねー。
どうして、暑いときって暑さを呪うばかりで、そのことに思いが至らないのだろう。

それにあれほど恋焦がれていた秋冬が、ちょっぴり朝夕が冷え込んできたりすると、何となくもううざい。
そう、手足泥だらけのまま満面の笑みで駆け寄ってくる犬のように。

そうだ、こーゆーときこそ真夏の辛かったことを思い出して、今の気候を愉しむのだ!、、、と思っても、うんざりするほど経験した蒸し暑さが、どうしても体感として蘇ってこない。
「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」というのは本当に言い得て妙である。

なんて愚にもつかないことを書いてる間に、外はもう陽が傾いている。
暗くなる前に動物たちの世話しないといけないな。
ああ早く夏が来ねーかなぁ。
 

Friday, October 14, 2011

ヤギの罪

ファームの放牧地に野生の栗の木が2本生えている。

メメちは、その栗を好んで食べる。
もちろん、木に生ってるのは届かないから落ちたのを食べるのだが、皮膚が強力なのか、単に鈍いのか、あの棘々のイガを鼻先でこじ開けて中身を食べる。
おかげで、以前は放牧地をぶらつくついでに栗拾いができたのに、わざわざ脚立を運んできて実を落とさないといけなくなった。

そういえばメメさん、タケノコ(の先っちょ)、たらの芽、ワラビ、栗、柿の実などなど、人が楽しみにしている自然の恵みを、ことごとく胃の腑に納めてしまう。ファームに来た当時はそれらに見向きもしなかったから、もしかして、人間にイヂワルしてる?
家畜たちのおかけで、イノシシや鹿の被害は出ないが、身内に害獣がいるとは。。。

本当はメメだけでなく、オスヤギのトトも同罪なのだが、彼は最近、腰麻痺に骨折という二重苦に見舞われて、ヨレヨレになっている。
さすがに、そんな彼を悪しざまに書くことは憚られるので、今回はスルー。
早く元気になっておくれ。
 

Tuesday, October 11, 2011

私は食物を通す一本の管

この2日間というもの、村恒例の芋煮会がありーの、勝手知ったる気安い友だちが集まりーので、ほとんど間断なく食べ続けた。
そしたら、昨日の夕方から今朝にかけて、10分おきくらいで間断なく○ンチが出た。

なんというわかりやすい身体。

脳みそもつるっつるになったような気がする。

Wednesday, October 05, 2011

もなかのか

あまり爪を使わないせいなのか、すぐ歯を使おうとする。

もちろん全部甘噛みなのだが、二の腕とか、手のひらとか、腹とか、足裏の土踏まずとか、やわらかいところを好んで「かぷっ」とやるから、かなり迷惑である。
今の今まで撫でられてゴロゴロしてたくせに、いきなり抱え込みの態勢に持ち込み、猫キック&がぶがぶ攻撃に入る。苦笑するほど後ろ足が短いので、キックの威力は乏しいけれど。

この猫、基本的にいつもエサを催促していて、エサ入れの置いてあるキッチンの上に陣取り、通りすがりの家人を捕まえようとする。
キッチンの脇を歩いていると、横からサッと手が伸びてくる、、、うちはまだ良いとして、たまに、首を伸ばして手や服にかぶりついてくる。
お前はカミツキ亀か!?

とゆーことで、、、もなかの"か"の字は「カミツキ亀」の"か"。
 

 

Sunday, October 02, 2011

もなかのな

シャイな猫は、見知らぬ人間が来るとどこかに隠れてしまって金輪際姿を見せないものだが、ヤツは必ずといっていいほどしゃしゃり出てきて、積極的に交流を図ろうとする。

ゲストの中には、猫嫌いや猫アレルギーもいるし、「近くにいるのはかまわんが、食卓に乗るのは絶対許せん」という人だっている。だから、ゲストを迎えたときは、とりあえずドアを閉め切って部屋に入ってくるのを阻止するのだが、間髪入れず、壁の向こうからカリカリという擦過音とともに「なーなー、入れてーなー」という声が聞こえてくる。

庭に出たときは、ガラス戸をきちんと閉めたかどうかを、まず第一に確認する。ヤツを庭に出してしまうと、デッキの下にもぐり込んで大変面倒なことになるからだ。
しょうがないから彼は、ガラスの向こうからじっとこちらを見つめている。さすがに退屈だろうと思うのだが、たまに虫をいたぶったりして暇をつぶしている。最初はそれほど気にならないが、1時間も2時間もそうやって居られると、なぜかこちらの気持ちが落ち着かなくなってくる。

そんな風に、いつも自分を最大限露出する上に、ぼてっとした存在感が尋常じゃないので、ほとんどのゲストはヤツの相手をせずにはいられない。
ほんと、すみませんねぇ。

人間嫌いの猫は素気ないけれど、人懐っこすぎる猫というのも、それはそれで面倒くさい。

てなわけで、、、もなかの"な"の字は「なじみすぎやろ」の"な"。


 

Saturday, October 01, 2011

もなかのも

このところ、ちっちゃい男はすごく食欲があって、ドンドンでかくなっている。でも、いかんせん猫は猫なので、ファームの中ではやっぱり"ちっちゃい"男のままである。

自分の猫歴を振り返ると、実家にいた頃も含めて、これまで8匹の猫と暮らしてきたことになる。8匹目がちっちゃい男なわけだが、文字通り"はち"切れんばかりの身体である。なんちて。。。

そのもなか、最近は首回りの毛が伸びて、たてがみとゆーかエプロンみたいになってきた。
見ていると、そのエプロンを毛繕いするのが大仕事である。
普通は首を軽く上下させれば用が足りるのだが、ヤツの場合、一旦前に折った首を、ラジオ体操第二の胸の体操のように目一杯後ろに反らさないといけない。毛が舌に絡みついて取れないのだ。

そんな過酷な運動をしてるのに、一向に痩せる気配は無い。
猫っ毛だけに腰が無くなるのでしょうか。なんちて。。。

というわけで、もなかの"も"の字は「もしゃもしゃ」の"も"。