Sunday, September 26, 2010

飼い主募集

きゃすは親姉妹に揉まれるようにわーっと暮らしてきて,わりと「素の犬」に近いと思う.
元気で,食いしん坊で,陽気で,アホで,よく寝る.
「来い」も「お手」も???だが,人は大好きだ.
だから,めちゃくちゃ可愛い.

田舎には有線放送というのがあって,朝6時半になると各家庭にある受信機から,「おはようございます,朝のお知らせです」とアナウンスが流れる.
特にこれという情報も無いので,ボリュームは絞ってあるのだが,きゃすは敏感にこれに呼応する.
心の奥の衝動に抵抗できないのだろう.
「よおぉぉぉおぉぉおぅ~」
能楽の掛け声みたいな,抑揚の効いた澄んだ高音である.

その後に鼓の「ポンッ」が欲しいところだが,ファームでは,妹のぺぐが加わって輪唱が始まる.
「よおおおぉぉおぉ」「うぉぉぉぉうおおお」「よぅよぅよお~」「おおおおおおぅ」・・・
なかなか味わい深い響きなのですが,できれば,7時を過ぎてからにしてほしい.

きゃすの親姉妹である,ぐれぐ,カイラ,ぺぐは,揃いも揃って人と絡むことに命を賭けている連中である.
さんはそうでもないが,自分のやりたいことは頑として譲らない.
そんな押しの強い犬たちと一緒にいるから,きゃすはどーしても一歩引いてしまう.
だから,人と暮らしながら,人の影響が薄いのだろう.

ときどき,きゃすはファームにいるよりは,まっとうな(笑)家庭に飼われた方が幸せなんじゃないかと思うことがある.
だれか,彼女に「人と暮らす悦び」を堪能させてやろう,という方はいませんか?
いや,マジで.
 

Saturday, September 25, 2010

龍馬伝

司馬遼の「竜馬がゆく」を読んだのは,もう30年以上も前になる.
歴史物も長編も苦手だったのに,8巻もある分厚い文庫本を夢中で読んだ.
幕末の要人たちがそうだったように,読者もまた,この独創的で奔放な若者が好きにならずにはおられないように書いてある.
日本人の龍馬好きは,この小説で決定的になったそうだ.

なんせ昔の話だから細かい内容はほとんど忘れてしまったが,薩長連合締結の直前,「長州がかわいそうではないかっ!」と西郷に吠える場面はよく覚えている.
そこだけ何回も読み返したからね.

先日たまたま観たNHKの龍馬伝がちょうどその場面だったが,そんなセリフは無かった.
あったら盗作だから当然だろうけど,なぜか物足りない気分.
もう一度,一巻から読み返してみるか.
 

Monday, September 20, 2010

はい,修行が足りてません

今日は6万5287回目の柵の修理.
もう腹も立たない.
一輪車に修理セット(針金,ペンチ,ドリル,ハンマー,釘,単管・・・)を積み込んで,粛々と現場に向かう.

ファーム開設当時に打ち込んだ木の杭は,もう根元が腐ってぐらぐらになっている.
だから,しこたま食ってるくせによりおいしい草を求めて止まないヤギ×2の攻撃の前にはひとたまりも無い.
単管を打ち込み,たわんだ金柵を引っ張り上げ,針金で固定して一丁上がり.
手馴れたもんである.

ふと見ると,10mほど離れたところで,張本人のヤギがヘソ天になって背中をこすり付けている.
心を平静に保つため,こういうのはできるだけ見ないようにしている.
でも,視野の片隅で生っちろい腹と短足がクネクネ動くので,どうしても気になってしまう.

あ,止まった.
空中で足が静止している.

と思ったら,その足がゆっくり傾いてパタリと倒れた.
そのままふて寝.
そーか,ヘソ天にも飽きたんか.

もーれつに腹が立ってきた.
 

Monday, September 13, 2010

1時間前のできごと

思ったより早く出張仕事が片付いた.
京都駅で蓬莱の看板を見つけたとき,豚まんを2つ購入し,クーラーの効いた部屋でパクつきながら,ゆっくりサッカーの衛星放送を楽しむと言うゴールデンプランが,あっという間にでき上がっていた.

ちなみに,まろにとって蓬莱の豚まんは,高級ではないがご馳走であり,小さい頃の家族の記憶であり,学生時代の栄養補充食であり,つまりはれっきとしたソウルフードなのである.
ここ何年も食べてなかったし,どんだけ楽しみだったか.

その豚まんを網棚に忘れたのに気付いたのは,電車を降りてプラットフォームの階段を昇っているときだった.一瞬,全身の血が逆流するくらい慌てたが,車両は走り出していてどうしようもない.
駅員に連絡すれば戻ってきたかもしれないが,プランを維持するのは時間的に無理だろうし,そもそも2個320円の豚まんにそこまでするのも恥ずかしい.もう,あきらめるしかなかった.
(それにしても,降りる直前,電車が減速しだした頃まで覚えていたのに,席を立つときには綺麗さっぱり忘れたというのは,ちょっとアレかもしれない)

駅からアパートまで歩く10分ほどの間に,日曜日に購入しておいたラーメン「好きやねん」を作って食べるという対案を思いつき,ともすれば荒廃してしまいそうな心を何とか立て直すことができた.

アパートに帰ってから計画を実行に移し,茹でたラーメンをスープの素を入れた容器に入れたまでは良かった.スープが跳ねても良いように,どんぶりを流しに置くという,我ながら周到な手順で遂行した.
なのに,,,
熱いうちにざっと流しておこうと,使った鍋に水を張ったのが間違いだった.
揺すって回したその水を,流しに置いたままのどんぶりに勢い良くぶちまけてしまったのだ.
あっと思った時はもう遅かった.
でろでろと力なくあふれ出す,ゆで上がった麺たち.
修正ゴールデンプランも,完全に消滅した.

すみません,しょーもないグチを長々と書いて.
何かしてないと,心が折れそうだったので...
もう寝る.
 

Saturday, September 11, 2010

阪神タイガース

あかん,どんどん落ちていく.

がんばれっ!
俺もがんばるから.
 

Saturday, September 04, 2010

馬の蹴り

痛い.
ひどく痛い.
切り傷みたいな鋭い痛みではなく,骨と筋肉が軋むようなにぶいやつ.
いわゆる打撲,打ち身.

話すと長くなるし,怒りがぶり返すので経緯は省くが,とにかく,内股に馬の蹴りが入ったのだ.
あああ,やっぱり腹が立つ.
にしきのやつ,向こうから駆けてきて,目の前でたたっと向きを変えて,後ろ足で軽~く...
つまり,わざとだ.

外出から帰ってふと畑の方を見ると,そこにいる筈のない馬が鳥エリアの中からこちらを覗いていた.
はぁぁ,,,Hiroと2人して一気に脱力.
クソ暑い中,苦労して馬を連れ出し,無残に踏み潰された鳥柵を修理して,,,そんな苦役の直後に事件は起った.

いいから,謝れよ.
いや,謝ってもダメだ.

もう二度と馬を愛せない気がする.