日曜日, 10月 03, 2010

まだ新人

先週末は恒例「道つくり」の日.

何じゃ?そら,と思われても無理ないです.
村暮らしを始めるまで,まったく知らなかった行事.

年2回,全戸から人が集まって,半日かけて清掃や道整備などを行う.
ボランティアではなくれっきとした公式行事だから,不参加のときは「出不足金」を払う.たぶん,昔は本当に道を切り拓いたんだと思う.今は掃除や草刈りが主体で,どーしても必要な作業というよりは,たまにはみんなで集まって一緒に汗をかきましょうや,くらいのノリだ.

みなさん勝手知ったるなんちゃらだから,もちろん,作業の説明など無い.
朝8時に集合して,「でわ,みなさんよろしく」でワラワラと散らばってワラワラと作業を始める.
最初は右も左もわからず,周りの人のやることをひたすら真似するだけだったが,さすがに6年も続けていると,大抵のことはわかって,,,こない.
甘いです.
「ここの作業は他所から頑張ってるように見えるから最後まで残しとくんや」とか,「このあぜはここまで刈りこむけど隣の畑はそこまでや」とか,初めて聞く掟/ルール/ノウハウが山ほど出てきて,相変わらず,右往左往している.

ここでは,周りを見ながら柔軟に自分を合わせるES細胞みたいな能力を要求される.刈り払い機の使い手が多いときは,草を集めるとか,それを運ぶための軽トラを持ってくるとか,そういう臨機応変の技.
あ~,だれか新しい人入ってこないかな.
 

2 件のコメント:

kuro さんのコメント...

昔、おばあちゃんの家に泊まっていると、
毎朝、表の道を掃き、そのあと水を流すのだけど、
隣の家との境目あたりが難しい。
境目までだけやると、
そんな自分ちだけやるなんて、、っと叱られ、
ではと隣の家の前をずっと掃除しようとすると、
そんな事したらあかんあかん、嫌味に思われる、、、
っと叱られ、
難しかったっす。

まろ さんのコメント...

それも,去年と言うことが違うんですよ.
掃除の範囲も毎年少しずつ違う.
でも,誰もそれを口にしないのに,完璧に統制がとれてるというのは,一体,どういうことなんだろう.

,,,なんて言い方をしてるうちはダメなんですけどね.