金曜日, 1月 22, 2010

馬のためなら

でかいと言えば,ファームで飛び抜けてでかいにしき君.
一昨年くらいまでは,呼びを無視したり尻を向けたりと,「人の世話にはならんっ!!」的な尊大な態度が眼についた彼だが,最近は給餌の1時間前に自分から馬小屋に帰り,閉じてもいない扉から首を伸ばしてこちらを見つめてたりする.文字通り首を長くして夕食を待ってるわけだ.
自分で扉を閉めることができたら,きっとそうするだろう.
必死のアピールがカワイイと言えなくもない.

にしきは敷地のほぼ半分を独占して気ままに暮らしているが,そこは母屋からは離れた位置なので,人間や犬の様子は遠くから眺めるだけだ.
人に馴れるように作られてきた馬には酷なことかもしれない,,,というわけで,母屋の隣の倉庫を仕切って,そこに馬小屋を作ることにした.

内装工事に入る前に,先々週の(げっ,もう先々週やん)3連休を利用して倉庫を整理した.
 土曜: 資材と機材を整理.
 日曜: 単管と金網で作った鳥小屋を解体,撤去.
 月曜: ゴミの焼却と鳥フンの撤去&掃除.

自分もHiroも「物を整理整頓する」才能にはまるで恵まれていない.
この5年余りの間に堆積した機材や資材を整理するのは大仕事である.おまけにありとあらゆる事物がホコリとクモの巣と鳥のフンに分厚くコーティングされてて,目鼻へのダメージどころか,時として生命の危険さえ感じるほどだった.
ふぅ.
今は内装屋さんに仕切りや柱を作ってもらっているが,コスト削減のため,一部は自分たちで作ることになっている.

恐いなぁと思うのは,これだけ苦労しても,ちょっとにしき君がイヤイヤすると,全てが水泡に帰するということ.
身体はでかいが心は狭いからね~.
 

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