火曜日, 2月 06, 2007

働く機械

この時期,勤め先では「中期計画」とやらを作成する.
社内の各部門が5年先までの活動プランを練って,ずらり並んだ偉い方々にプレゼンする.
(このとき,全社一斉に驚くほど大量のpptファイルが生産される)

そんな場で,例えば「調査に半年かけ,その後2,3年かけてじっくりと○×技術を養成」 なんてまっとうなことを言うと,「んな悠長にやっとって勝てるわけないやろ」「寝ぼけとんのか!」「どアホ!!」などをもう少し上品にした言葉が雨あられと降ってくる.
撃沈.
ここは一つ,「普通にやったら間に合わない」とか「走りながら考える」とか「外部連携で活動を加速」とか「前倒し」などの"切迫感"タームをちりばめ,目を血走らせてプレゼンしなければいけない.
とにかく疲れるセレモニーである.
それでお給料もらえるんだから,ありがたい話だけど.

それにしても,この「時は金なり」文化は何とかならんのかな.
何でもかんでも時間を削りゃいいってもんじゃないと思うけど.
自分の周りだけがそうなんだったらまぁいいけど,社会全般がそんな空気だとしたら...そうか,別に問題無いのか...

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