土曜日, 12月 07, 2013

極私的みわファーム創世記Ⅱ

ついで神は「家畜たちを統べるため、働く獣を生ぜよ」と言われた。
すると、シープドッグが生まれた。
神はシープドッグに家畜たちをつかさどらせた。神は見て、それを良しとされた。
神はこれらを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、放牧地に満ちよ」。
また夕があり、朝となった。第五日目である。

そして神は言われた、「われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに放牧地の家畜と、シープドッグと、この地に関わるすべてのものを治めさせよう」。
神はこのように、人を創られた。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とを区別された。

神は彼らを祝福して言われた、「この地をみわファームと名づけ、地を耕し、家畜たちを養い、人々を迎え、健やかに生きよ」。
そのようにして神はお造りになったすべてのものをご覧になった。それは非常によかった。
夕となり、また朝となった。第六日目である。

こうしてみわファームのすべてが完成した。
神はそのすべての作業を終えられ、第七日に休もうとされた。しかし、シープドッグたちが仕事させろと騒いだので、結局休めなかった。
神はその第七日を聖なる日としたかったが叶わず、腹立ちまぎれに柵の一部を壊してしまわれた。そして、それをみだりに修理することを禁じた。

これがみわファーム創生のすべてである。
柵が壊れたまま放置されているのは、人の怠慢ではない。
 


2 件のコメント:

kuro さんのコメント...

そろそろ直したら如何でしょう?

まろ さんのコメント...

はい、そうですね。
「古池や蛙飛び込む水の音」の水の音みたいなコメントありがとうございます。