この小話集は、放牧地にしようと荒地を切り拓いていた頃、刈っても刈っても生い茂ってくる雑草に絶望し、ともすれば折れそうになる心を慰めようと、ブログに書き留めていたものです。
うそ。
本当は、戯れに書いた第一話が当時4年生だった娘にウケたので、調子に乗ってシリーズ化しただけです。2004年3月~同10月に渡る長期の連載となりました。
感動も涙もありません。ファーム侵略を企む雑草軍をみわファーム防衛軍が迎え撃つという荒唐無稽な筋書きの、実は単なるメンバー紹介です。
個人的には、本当に自分たちにファームなんかできるのか?という不安と、身の回りの何もかもが新鮮だった気持ちの入り混じった、当時の複雑な感覚が蘇ります。
と同時に、すでにいなくなったメンバーが多く、切ないような痛いような心持ちにもなります。
読んでも読まなくてもいいが読まない方がいくらかまし、というくらいの駄文ですが、作者の感傷に免じて一読いただければ幸いです。
2011年12月14日
みわファーム まろ
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