土曜日, 12月 17, 2011

掛布団と敷布団の闘い

居間のTVの前にリクライニングチェアがあって、そこにでれぇ~っと仰向きになって家政婦のミタなんぞを鑑賞するのが、至福の時である。

最近、その態勢に入ると、どこからともなく猫が姿を現し、腹の上によじ登ってくるようになった。
寒いからだろう。
身体を固められて動けなくなるのは迷惑だが、掛け布団の代わりになるので、ありがたいっちゃーありがたい。

でも、勝手なときに動いていなくなってしまうのが難点で、そんなときは「掛け布団のくせに動くなっ!」と心の中で毒づいている。
向こうは向こうで、「敷布団のくせに生意気な」とでも思ってるかもしれない。

そうやって火花を散らしながら、ずっとくっつきあっている。

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