居間のTVの前にリクライニングチェアがあって、そこにでれぇ~っと仰向きになって家政婦のミタなんぞを鑑賞するのが、至福の時である。
最近、その態勢に入ると、どこからともなく猫が姿を現し、腹の上によじ登ってくるようになった。
寒いからだろう。
身体を固められて動けなくなるのは迷惑だが、掛け布団の代わりになるので、ありがたいっちゃーありがたい。
でも、勝手なときに動いていなくなってしまうのが難点で、そんなときは「掛け布団のくせに動くなっ!」と心の中で毒づいている。
向こうは向こうで、「敷布団のくせに生意気な」とでも思ってるかもしれない。
そうやって火花を散らしながら、ずっとくっつきあっている。
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