水曜日, 4月 20, 2011

2人の蜜月物語(15) -カイラの悪行-

この世には2種類の犬がいる。
失敗を学習して懲りる犬と、懲りない犬である。
賢明なカイラはもちろん前者だ。

以前、犬エリアに積んであるフードの袋を破って盗み食いした彼女だが、(食い過ぎて)気持ち悪くなって懲りたのか、それ以来、事件は再発しなかった(なんせ腹がカチカチになってたからね。その日の夕食は、睨むだけでついに食えなかった)。もちろん、こっぴどく叱られたことも、随分と堪えたのだろう。

しかし、歴史は繰り返す。

今朝、全員をフィールドで遊ばせていると、またしてもカイラが太って見えるではないか。
まさかっ!と腹をさすってみたが、普通に柔らかかったので、気のせいだろうということで一旦は落着した。

しかし犬エリアに戻ってみると、ケースに入れておいたフード袋が、大口を開けて横たわっている。
やられた。。。
中身をチェックすると、「少しだけ」フードが減っていた。

どうやら彼女が学習したのは、「盗み食いはいけない」ではなくて「食べ過ぎはよくない」だったようだ。
この図太さが、また彼女の魅力でもあるのだが。。。
 

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