水曜日, 12月 20, 2017

手袋の陸王が欲しい

手がじっとりしてきたら、テンションダダ下がり...
冬の朝の作業。
どんな手袋をしても、魔法のように水が侵入してきて、すぐに指先がジンジンしてくる。
その状態でウンコ掃除なんかしてたら、東海林さだおの漫画みたいな情けな~い気分になってくる。
上着や長靴にも気を遣うけれど、冬の装備で一番苦労するのが手袋だ。

たぶん、中途半端な寒冷地というのがアカンのやと思う。
日が昇ると霜や氷が溶けて、地面、フェンス、餌箱、その他手に触れるもの全てがぐちょぐちょになる。
もっと寒かったら、凍ったものは凍ったままなわけで、あとは正々堂々と寒さに挑むだけだ。
なんか潔い。
それがちょいとでも温むと、途端に泥仕合になって、悲哀とか恨みとかが水と一緒に忍び込ん
でくる。

これまでありとあらゆる手袋を試してきたが、いくら防水が謳われてても、縫い目から入ってくる湿り気は防げない。
じゃあと言って外作業用のゴム手袋も着けてみたけど、結構ごつくて飼料袋の開封など細かい作業ができない。
結局、コスパも考えると軍手が一番という結論になり、ここ数年はそれで通してきた。防水性は0に近いけれど、できるだけ物に触れないようにしながら、濡れたらさっさと取り替えるという作戦で、なんとか乗り切ってきた。
もちろん、満足とは程遠い状態だ。

そんなこんなで、手袋問題はほとんど諦めかけていたところ、最近、え、これ最強ちゃうん!?と思える方法に出会った。
それが軍手と台所用ゴム手袋の重ね履き。軍手をはめた上から、ちょっと大きめのゴム手袋をつけるだけだ。
これが、結構いける。

優れポイントは、
・湿気が完璧に防げる。
・思ったより暖かい。
・軍手だと絡みついてくる干し草も、気にせず触れる。
・ゴムが薄いから細かい作業もこなせる。
・案外、丈夫(最近のゴム手って良くできてるんやね~)。
などなど。

おかげで、朝作業のユーウツ度が3割方改善した。
台所の神様に感謝。
ついでに、軍手インナー付ゴム手袋を商品化してくれたらうれしい。

それにしても、身体の末端の、しかも体表面積にして1%にも満たない指先が濡れただけで、なぜこんなにも気が滅入るのか?
掘り下げないといけないテーマやと思う。

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