他人の夢の話ほど退屈なものはないと言うけれど...
どこかの漁村を旅してる設定なんでしょう、カニ漁が見学できると聞いて出かける。
会場(?)は人工の谷というか、地下に向かって造られたコンクリート製のでっかいすり鉢みたいなところで、他の数人と一緒に谷底を見下ろす格好になる。
そこには灰色の生き物がうごめいていて、自分はボンヤリとあぁ、あれがカニかと納得する。
今から考えるとその生き物は、どこからどう見てもウミガメなのだが、夢の中ではカニということになっている。
全部で3匹いるカニは、体長が10mほどもあり、全身がヌメヌメしていて何となく気持ち悪い。
それらと対峙する位置に、同じくらいの大きさのやはり3頭の肉食動物がいて、鉄製の檻のようなものから首を突出し、しきりにカニにかぶりつこうとしている。
それが、その辺の「カニ漁」のやり方らしい。
動物の姿ははっきりしないが、キバの無い大きな爬虫類みたいな感じ。
とうとう一匹のカニがつかまり、首を咥えこまれてしまう。
しかし首は柔らかくて特に滑るようで、咥えこまれても、ヌルリと逃げたりしている。
それで逃げてしまえばいいものを、その知恵が無いのか、何度も何度も抑え込まれている。
そのうち喉が食い破られそうになり、一瞬、カメが苦しそうな表情をする。
自分は血なまぐさい光景に辟易しながらも、目を離すことができないばかりか、どこかエロティックな刺激まで受けていて、身を乗り出して見学している。。。
珍しく目覚めた時もはっきりと内容を覚えていたので、一体あの夢は何のメッセージだったんだろうかと考える。
人生の転機に至る重要な暗示だろうか、それとも、身辺に大きな事件が起きる前触れとか。
いや、でも待てよ、あのイメージはどこかで見たことがあるナ、、、しかも割と最近、、、。
そうだ、もっちがもなかを抑え込んでるとこだ!
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