日曜日, 1月 18, 2009

樫の木

去年の暮れ,ファームのお隣さんが,樹齢百年くらいの立派に茂った樫の木を切った.倒した木は業者に持っていってもらうけど,もしかしたらあんたとこでいらんか?と言ってくれた.
葉っぱはみんな(馬,羊,ヤギ)が食べるし,幹は来年のストーブの薪に使えるということで,ありがたく全部いただくことにした.

倒した木は処理しやすいように適当に切ってくれていて,めぼしい幹は「木材として売れる」らしく業者が持って帰った後だったのに,全部を持って帰るのは大変な重労働になった.週末毎に家族総出で運んで,ようやく片付いた.

運んでみて実感したが,大木というのはやっぱりすごい.
考えてみれば,象も鯨もプロントザウルスもかなわない大きさなんだもんね,当たり前かも.
そんな木を切るのは惜しい気もするけど,それは街の人の感覚で,田舎の人はわりと気兼ねなくぶった切るんだそうだ.
なるほどねぇ.

葉っぱのついた枝は,にしき隊長率いる草刈り隊がえらい勢いで消費している.
玄関前にうず高く積んだが,あと2週間もすればきれいに片付くだろう.(そればっかり食べて大丈夫なのかな?)

問題は3つほどの小山になった幹の方である.
これから,玉切りして斧で割らないといけないが,両手で抱えるような太い部材がごろごろしている.
実は,去年切ったファームの杉の木も残っていて,これもゴロゴロと積んだまま放置されている.
薪を積むのだって結構な労働だし,そもそも,その場所を作らないといけない.
そんなこんなを考えるとちょっと気が遠くなる.
ま,それはそれで,愉しくもあるけど.
 

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