金曜日, 9月 07, 2007

冬ソナを観た

ああ,そーだよ,今さらだよ.

だってさ,会社の同僚に頼んで貸してもらったDVD,いくらブームと一緒に観る気も去ったからといって,2年は良いとして3年も借りっぱなしにするのは悪いだろ?

ドラマや映画はあまり見ない方だが,さすがにこれだけ長く生きてると免疫はできる.
いくら世紀の純愛ドラマだからって,いくら韓流の火付け役だからって,まさか厚顔無恥の中年男が感情移入できるとも思えず,まぁ義理だけ果たしてさっさと返しちまおうと,はっきり言ってメンドクセー気分満載でDVDをセットしたのである.

それが,あーた...
そりゃ,第一話の小っ恥ずかしいエピソードには引き気味になり,いきなりの「10年後」のテロップには「何だよそれ!」ってツッコミ入れましたよ.
でも抵抗はそこまで.
ヒロインが亡き恋人そっくりの実業家を見かけてうろたえるあたりで(まだ3話目),こっちも自分を見失った.
後はもうチャンピオンにサンドバッグにされるパンチドランカーのごとく,これでもかと繰り出されるあざとい演出に,ただただノーガードで打たれ続けるしか無かったのである.

それにしてもよく泣いた.
チェ・ジウが苦悩に眉を寄せるたび,ペ・ヨンジュンが哀しく微笑むたび,ゆるくなった涙腺が決壊した(一人暮らしで良かった).

 チュンサン,おまえほんとうに良いやつだな.
 随分強くなったね,ユジン.これからは君が北極星だよ.
 サンヒョク,もういいって.引き際が大事って教科書に書いてなかったか?

長いような短いような全20話1400分.
最後は,ただ2人の幸せを祈るだけの人の良いオバサンになってました.
さて,ヨン様を思い浮かべながら亭主の晩御飯でも作るかね...あれ?


・・・という文章を書いてみたかっただけだから,本気にすんなよな...

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