土曜日, 10月 28, 2006

遊星からの物体X

ファームにかなちゃんというニワトリがいる.

アローカナというチリ原産の品種と白色レグホンとの混血なのだが,最近,毛が抜けて凄惨な格好になって,そのせいかどうかは知らないが,異常なほど食べ物に卑しくなっている.

昔から,相棒の2羽と結託して脱走とか畑荒らしをするワルだったのだが,それでも十分ニワトリらしかった.
今やニワトリ離れした 「なんだか変な生き物」 である.

もしかして・・・
 

水曜日, 10月 25, 2006

台無し

羊や鴨に対峙している犬の独特の動きを眺める.
それはボーダーコリーの飼い主にとって至福の時間だが,同時に,彼らの存在を一番遠くに感じる時でもある.
そのとき,犬が経験している感覚や衝動を私たちは想像すらできない.

ハーディングは快なのか,それとも苦なのか?
追うものに抱くのは敵意か,それとも愛情なのか?
視線が釘付けになる刺激とは?
そしてそのとき,私たちは彼らにどう見えているんだろうか?

・・・な~んて,ファームを駆けるさんやじぇちを思い浮かべながら感傷に浸ろうとしたら,妄想の中でもいきなり "ぐ" が飛びついてきて,何もかもがバカらしくなってしまった.

あーもう,やめやめ!
 

日曜日, 10月 22, 2006

今日の箴言

(九州のいじめ事件に関して)

いじめは正義感の欠如によって起こるのではない。
反対である。
正義が多数と結びついたところに、いじめが起こるのである。

@平川克美
 

土曜日, 10月 14, 2006

お見合い

マンションのエレベーターの扉が開いて,中の人たちがこっちを見ている.
な,何なんだこの人たちは,なぜこっちを見るんだ...とボーッと見返していると扉が閉まりだした.

あ,そうだ,一階に下りようとしてボタン押してたんじゃないか!
慌ててボタンを押しなおして扉を開け,「すみません,エレベータですよねっ」と訳のわからないことを口走りながら乗り込んだ.

変なヤツに見えただろうな~.
 

火曜日, 10月 10, 2006

芋煮会

村ではこの時期, "毎週のように" ではなくて "毎週必ず" 何かの行事がある.

街でもそれくらいの地域行事はあるんだろうけど,係にでもならない限り参加しない不良市民だったので,週末の過ごし方がまるで違う.

先々々週の運動会,先週の野球大会に引き続き,今週は村人総出(ったって40人くらい)の芋煮会.
縄跳びで痛めた腰と,悪魔も憐れむ落球で砕け散ったプライドを,おいしいトン汁で癒してあげようというまことに行き届いた神さまの配慮だろう(もちろん,準備は自分たちでやるのだけど).

そういえば,2年前に初めてこの行事に参加したとき,要領がわからずウロウロしていた自分に 「○×さんもここ座りなよ~」 と席を開けてくれたおじさんたちの一言がどれほどうれしかったことか.

今年は市町村合併のあおりで補助金が出なくなり,村民のカンパでかろうじて維持できた芋煮会.
来年も引き継がれて開催されるだろう.
再来年も多分・・・