自然だらけ+カエルがゲコゲコ+卵産むニワトリとくると避けがたいのがヘビさんである.
たっぷりとカエルや野ねずみを食されて,みなさんご立派な体格をされている.
今年も,ファームに第一号の青大将さんが現れた.
娘の叫び声で駆けつけてみると,扉を開けていた鶏舎に1mくらいのやつが入り込んで,獲物の卵を探している.
ヘビに恐怖したHiroさんと娘は,鶏舎から離れた場所で立ちすくんでいる.
(やはり何だかんだ言っても女性ですね)
たとえ雅な公家とはいえ,こういうときこそ男が身体を張らねばなるまい.
「下がっていなさい」
落ち着かせるように2人に声をかけてから,単身,鶏舎に乗り込んだ.
動物に相対する時は武器を携えないことが私の主義だ.
ヘビは見上げたやつだった.
柔軟な体躯と強靭なアゴをフル活用し,狭い鶏舎内に巧みに姿を隠しながらも,機を見てカウンター攻撃をしかけてくる.
死闘1時間余り,最後は私の強烈なアッパーが相手の咽喉を捉え,さしものヘビも絶命した.
「あと,始末しておいてくれ」
2人に言い残しておいて,私は鶏舎を後にした.
勇者の喪を悼むかのように,一陣の風が放牧地を吹き抜けていった.
キマッタ・・・
1 件のコメント:
ったく、くだらんこと書いて・・・
ちなみに、へびは3号目です。
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