この辺にいるカメムシ、一体何のために生きているのか?
ペタンと平べったいから、どこからともなく部屋に侵入してきて、ときどき思いついたようにブンブン飛び回る。別に刺したりしないから実害はないが、羽音がうるさい上に着地が不器用なもんだから壁や窓にぶち当たったりして目障りで耳障りなことこの上ない。
それより何よりあの臭い。
ちょっと刺激すると猛烈に青臭い汁を撒く。
これも絶対我慢できないほどではないけれど、食欲が失せるくらいの威力はある。
つまり、その存在のすべてが「こちらを嫌な気持ちにさせる」ことに向かっているのだ。
人に嫌がらせをするために生まれてきたとしか思えない。
昨日、外積みの薪を運ぼうとしたら裏にびっしり張り付いているのを発見した。
おぞましい。
五感すべてにイヤラシイとは何と呪われた生き物であることか。
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