何歳くらいだったかなー、子供の頃、おもちゃ売り場には決まってこのロボットが並んでた。もう欲しくて欲しくてねぇ、きっと親にもしつこくねだったと思うけど、玩具箱に収まることはなかった。ま、縁が無かったんやね。
今でも、当時の身を捩るような憧れ感を思い出すことができる。
このロボットが登場するのが名作の誉高い「禁断の惑星」という映画で、今までずっと観る機会がなかったのだけれど、先日、たまたまBSで放映されているのに遭遇した。
いや〜さすが不朽の名作、、、と言いたいところだけど、実はそうでもなくて、正直、え゛!?という感じだった。全体として古臭い感じや特撮がアレなのは公開年(1956)からしてしょうがないとして、芯となるストーリーや恐怖を募る演出などもすごくチープに感じた。
つまりなんだ、世の中って技術だけでなく、物語も進化してるということなんかな?もしかしたら今、ホームズやポアロを読み返しても、全然ドキドキしないのかも知れない。
人の世は同じことの繰り返しと言いつつ、実は不可逆的に前に進んでいるんでしょう。
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