養生していた放牧地を羊たちに開放する、、、の図。
どんなに極悪非道な人間でも、羊の飼い主ならこの瞬間だけは顔に笑みが浮かんでいるに違いない。なんかそれくらい嬉しくなる。
5月中旬だというのにもう梅雨の気配が漂っていて、ちょっと動くと汗ばんでしまう。このまま季節がズレてくと、なんで梅雨の真っ只中にGWなんだよ!と毒づく日も遠くないかもしれない。気候変動速すぎくね?
こうなってくると焦るのが毛刈りだが、今年も複数の人の手を借りながら、残すはあと2頭というところまでこぎつけた。
毎年そうだけど、刈り始めた頃は終わりが見えずに絶望的な気分になるのだが、1頭1頭刈っていくうちにいつの間にか終わりが近づいている。なんかすごく良いことが言えそうな気がするのに思いつかない。
おからをいただきに近所の豆腐屋さんに向かう途中のカーラジオから、昭和歌謡の「魅せられて」が流れてきた。
ジュディ・オング氏が「南に向いてる窓を開っけ〜♪」と可愛らしく歌い出すアレである。そのちょっと先に「美〜しすぎ〜るとこは困る」という歌詞があって、いつも変やなぁと引っかかっていたのだが、今日歌詞を検索してみたら「美しすぎると怖い」であることが判明した。なるほど〜それやったら話はわかる!
昔は今みたいに歌詞が気軽に検索できなくて、怪しいところは怪しいままで適当に聴き流していた気がする。ヒアリング能力が低いことは痛いほど自覚していて、中森明菜なんかほぼ全ての曲にわからんところがあったけど平気でスルーしていた。こーゆーのをおろそかにせず、一々確認するような性格だったらもうちょっと大成していたのに。
実は「魅せられて」にはもう一箇所恥ずかしいところがある。サビの「Wind is blowing from the Aegean」のところで、AegeanをAsianと聞き間違えてたのだ。「風はアジア人から吹いている」って、こんなところには書けない変なイメージが頭に浮かんでいるのだが、それで自分を納得させていた。
(ところで、こんな引用にも著作権料は発生するんだろうか?)
某所から先週の金曜日に連れてこられた茄子によく似たなすびさん。
もうすぐ2週間になろうというのに、なかなか群に馴染もうとしません。
それでもだいぶ距離が近くなってきてはいるんですが、今朝も畜舎の入り口の外側という微妙なところで休んでました。人が近寄るとサッサと畜舎の裏に隠れます。
身体能力も高いらしく「毛刈りに3時間もかかってしまった」と元の飼い主さんがボヤいてました。
こういうクセの強い子は結構好物だし、これからみわファームでどう変わっていくかも楽しみです。
天気の良い日、畜舎に入れていた羊たちを放牧場に放してやると、走り回って喜ぶもんだからこれは!と思って動画を撮ろうとしたが、タイミングを逸してしまった。でもスマホを構えたら何を勘違いしたのかワラワラ集まってきた。なんか浮ついてるんですわー
こういうのを見てるときが幸せ。