そういえば、少し前にここに引用した「It's been a hard day's night」という何処となく字余りの歌詞は、人気が出て忙しくなったビートルズが深夜までスタジオにこもっていたある日、リンゴが「It's been a hard day...」(今日はキツかったよね)と言ったところで、すでに日付が変わってるのに気づいて慌てて「's night」と付け足したところ、メンバー全員にうけたことから生まれたのだそうだ。
良い話じゃないですか。
忙しさにゲンナリしながら、未来のある4人の若者が充実した時間を共有できてる感じ。
心地よい倦怠と連帯(お、一音違い)。
それなりに人間やってると誰もが経験するけど、実は数えるほども無い希少な時間。
うらやましい。。。
気がつけば日付が変わってた、、、という経験がめっきり少なくなった、というより11時を過ぎると気を失うように寝てしまう自分としては。
月曜日, 4月 30, 2012
月曜日, 4月 16, 2012
奇跡な日常
例えばの話、今このクレートに入ってしまったら、処分場に連れて行かれるとか、家族と一生会えなくなるとか、とにかく何かのっぴきならない状況になるということを、飼い犬が察しているとする。
そんなとき自分が「ハウス」と命じたら犬はどうするだろう?
逡巡するか葛藤するか、あるいは少し抵抗してみせるか、、、それでも結局、尻尾振りながらクレートに入っていくだろう、ということはほとんど確信を持って予想できる。
大部分の飼い主さんがそうなんじゃないかな?
これってすごいことやんかと、昨日、運転しながらふと思ったわけです。
奇跡だよな~、十分。
言ってみれば、動物と一緒に暮らしてることがすでに奇跡なわけで、
犬と暮らすと失望と不満が尽きないけど、まぁ奇跡なんだからしょうがない。
。。。というような考え方って、擬人化だ、センチメントだ、非科学的だとか言われるし、実際そうなんですが、そう思っといた方がもっと犬を愉しめて得だと思うから、そう思うことにしている。
少しは謙虚になれるし。
そんなとき自分が「ハウス」と命じたら犬はどうするだろう?
逡巡するか葛藤するか、あるいは少し抵抗してみせるか、、、それでも結局、尻尾振りながらクレートに入っていくだろう、ということはほとんど確信を持って予想できる。
大部分の飼い主さんがそうなんじゃないかな?
これってすごいことやんかと、昨日、運転しながらふと思ったわけです。
奇跡だよな~、十分。
言ってみれば、動物と一緒に暮らしてることがすでに奇跡なわけで、
犬と暮らすと失望と不満が尽きないけど、まぁ奇跡なんだからしょうがない。
。。。というような考え方って、擬人化だ、センチメントだ、非科学的だとか言われるし、実際そうなんですが、そう思っといた方がもっと犬を愉しめて得だと思うから、そう思うことにしている。
少しは謙虚になれるし。
火曜日, 4月 03, 2012
羊のくせに不毛
ササッとイラストでも描けたら、もうちょっと様子が伝わるだろうに。。。
うちの羊たちは、外の草を食べようとして柵(ワイヤーメッシュ)の網目から頭を出すことがあって、そのときは後のことなんか考えないから、力まかせに頭をねじ込んで抜けなくなるヤツが出てくる。
そんなバカは放っときゃいいのだが、さらし首みたいになってるのを見捨てるわけにもいかず、外から頭を押し戻して助けてやっている。
すると、やつらどーすると思う?
なんとぐいぐい押し返してくるんだな、これが。
バカだから、、、というのは失礼で、まぁそういう習性っちゅーかポリシーなんやろね。
座右の銘はきっと「押されたら押し返す」。
結果、柵を挟んで人間と羊がうんうん押し合うというマヌケな図になる。
今日はそこにオス2頭登場。
メス羊が腰を振ってるのを見て、何を勘違いしたのか、1頭(オスA)がお尻に乗っかってくる。
メスは頭が抜けそうになるともがくから、それに触発され、向こう側からガンガン腰を突いてくる。ちょうど後ろからハンマーで殴ってるようなもんで、せっかく抜けかけた頭がまたずっぽりハマってしまう。
思わずムッとして「何すんねん!」と叫ぶと、突然、様子を見ていたもう一頭のオスBが、横から頭突きを食らわす。
二本足で立っていた無防備なAは、たまらず吹っ飛ばされて横転。
羊の行動を理解するのは随分前に放棄してるから別に驚かないが、「とりあえず助かった」と思ったのもつかの間、今度はオスBが空いた腰に乗っかっている。
おまえら、草とアレしか頭にねーのか!
さっきと同じく、頭押す→メス羊もがく→オスB腰使う→頭ハマる、の繰り返し。
そして姿勢を立て直したオスAが、今度はBの横っ腹に頭突きを食らわす。
・・・というのがその後2回くらい繰り返される。
そうこうしてるうちに、この不毛な輪廻に参加している自分がつくづく嫌になった。
で、方針変更してるぢ君投入。
犬を見た瞬間、メス羊は自力で頭を引っこ抜いて逃げていきました。
最初から、そうすればよかった。。。
うちの羊たちは、外の草を食べようとして柵(ワイヤーメッシュ)の網目から頭を出すことがあって、そのときは後のことなんか考えないから、力まかせに頭をねじ込んで抜けなくなるヤツが出てくる。
そんなバカは放っときゃいいのだが、さらし首みたいになってるのを見捨てるわけにもいかず、外から頭を押し戻して助けてやっている。
すると、やつらどーすると思う?
なんとぐいぐい押し返してくるんだな、これが。
バカだから、、、というのは失礼で、まぁそういう習性っちゅーかポリシーなんやろね。
座右の銘はきっと「押されたら押し返す」。
結果、柵を挟んで人間と羊がうんうん押し合うというマヌケな図になる。
今日はそこにオス2頭登場。
メス羊が腰を振ってるのを見て、何を勘違いしたのか、1頭(オスA)がお尻に乗っかってくる。
メスは頭が抜けそうになるともがくから、それに触発され、向こう側からガンガン腰を突いてくる。ちょうど後ろからハンマーで殴ってるようなもんで、せっかく抜けかけた頭がまたずっぽりハマってしまう。
思わずムッとして「何すんねん!」と叫ぶと、突然、様子を見ていたもう一頭のオスBが、横から頭突きを食らわす。
二本足で立っていた無防備なAは、たまらず吹っ飛ばされて横転。
羊の行動を理解するのは随分前に放棄してるから別に驚かないが、「とりあえず助かった」と思ったのもつかの間、今度はオスBが空いた腰に乗っかっている。
おまえら、草とアレしか頭にねーのか!
さっきと同じく、頭押す→メス羊もがく→オスB腰使う→頭ハマる、の繰り返し。
そして姿勢を立て直したオスAが、今度はBの横っ腹に頭突きを食らわす。
・・・というのがその後2回くらい繰り返される。
そうこうしてるうちに、この不毛な輪廻に参加している自分がつくづく嫌になった。
で、方針変更してるぢ君投入。
犬を見た瞬間、メス羊は自力で頭を引っこ抜いて逃げていきました。
最初から、そうすればよかった。。。
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