火曜日, 6月 25, 2013

吠える気持ち

のおあある とをあある やわわあ でしたっけ?
犬の遠吠え。

うちの犬たちも、欠かさずやります。
午前11時と午後5時の1日2回、役場のサイレン(!)に合わせて。

カイたんは、型どおりお座りして喉をきれいに反らして、
生真面目なはずのるぢ男は、意外なことに、寝そべったまま首だけ持ち上げて、
もちちは、まだ上手にできませんが、一応周りの真似をして、
形は違えど、みんな一斉に吠えてます。
(そう言えば、さんだけ吠えないけど君は群じゃない?)

人が聞くと狂おしいような、もの悲しいような、なんとも言えない声音。
一体どんな衝動が身体を駆け巡ってるんでしょうか?
これだけは想像することもできない。

これだけ?
いや、それはウソやね。

羊を追う、フィールドを駆け回る、寝て過ごす午後のひと時、どんなときも、たとえ一瞬たりとも彼らの感覚を推し量る術はありません。
せいぜい自分の体験に照らし合わせて、それに近い感覚を当てはめてみるしかない。

ときどき、夢想することがあります。

もし人間社会が西洋流の自然科学重視主義とは違う原理で発展してきたとしたら、あるいは言葉に依らない文明を築いたとすれば、もしかしたら人は犬たちの衝動を内観する技を修得してたかもしれない。
精神感応とか、憑依するとか。

それができたら、泥まみれになっても楽しく作業できるかもしれない。
 

金曜日, 6月 14, 2013

ヘビのゆううつ

人生には、できれば避けたいがそうもいかない年中行事がいくつかある(自動車保険の更新とか、職場の忘年会とか、自分の誕生日とか)。
田舎暮らしを始めてからは、梅雨前後の「ヘビとの格闘」というのが、そのリストに加わった。

今朝遭遇したのは、体長1mほどの青大将。
ファーム倉庫裏の通路は狭くてごちゃごちゃしていて、そういう場所を通るときはつい物陰を凝視してしまうのだが、はたしてそこに潜んでいた。
気色悪いんだったら見なきゃいいのに、ゴムみたいな物体が視野の片隅でにゅるんと動くと、どうしてもまじまじと見つめてしまう。頭のてっぺんからつま先までゾワゾワ~とする。

いつもはそのまま忘れることにしているが、今日は近くでHiroが作業していたので「ヘビがいるんだけど、退治するぅ?」とお伺いをたてにいく。
自分一人では決してしない。
10年ほど前、やむなく一人で格闘したことがあって、そのときは緊張と興奮でホルモンバランスみたいなものが崩れたらしく、終日、心身の調子が悪かった。

ヘビとて生き物だしネズミの天敵でもあるので、見逃してやりたい気もするけれど、居着いてニワトリや卵を狙ったりするから、やっぱりそうもいかない。
今回も剪定バサミで挟みながら、頭をつぶした。

えんがちょ、えんがちょお。
 

水曜日, 6月 12, 2013

Welcome new-comers

にしきを小さい馬と交換するはずがいつの間にか2頭に増えていた、なんて事件があって以来、「もう騙されまい」と固く誓ったはずなのに、またHiroの策略に引っ掛かってしまった。

ファームに新しい住人が増えた。
人間の口笛みたいな声で啼く変な鳥(3羽)である。

昨日、単管とワイヤメッシュで作った小屋に入れてみたところ、全員スルスルと抜け出してフィールドを走り回ったらしい。
ヒナのくせに人間にはとても追いつけない。

るぢ男が大喜びで追い回した頑張って捕獲に協力してくれたらしい。
鳥のトラウマにならなければいいけど。

、、、って、もしかしてこれバカウケ!?
だってほら、トリとトラとウマで「トリのトラウマ」。
たった7文字中に動物が3匹も入ってるなんて、こんな奇跡はもう起こらんやろ!!

などと、あえて陽気に振る舞ってみる自分...

金曜日, 6月 07, 2013

ある日突然、

妙にひょろ長い卵が産まれました。(たぶんA型乙女座とおもわれ)



さっそく中身を見てみましょう。



あれ!?普通じゃん。

...って、ふっふっふ、今のは別の卵の画像でした。
細長卵の中身はこちら(左側)!!



...やっぱし、普通でしたね...
で、ガックシ気落ちしてたんですが、その後、卵焼きにして食べてみたら、な、な、なんと!!

おいしかったんですぅ!、、、やっぱりフツーでしたけど。



以上、ひょろ長い卵のレポートでした。