火曜日, 7月 28, 2009

悩み

今朝,吸血鬼に襲われる夢を見た.
クリストファー・リーみたいな長身男に抱え込まれ,肩に鋭い犬歯が突き刺さり,じゅるじゅる血を吸われるのである.もちろん怖いのだが,痛みは無く,むしろ快感だった.

実は,これまでほとんど経験したことが無かったのに,ここ数日,たちの悪い肩コリに悩まされている.
痛さでも痒さでもない,それこそ「コリ」としか言い様の無い,やるせない感じが両肩に張りついている.
夢を見たのはそのせいで,酸欠になったどろどろの血が肩に溜まっていて,これをドバッと出したら一気に直らんかな,,,みたいなことばかり想像していたからだろう.

夢が気持ち良かったからといって,目覚めたときにスッキリかというともちろんそんなことは無く,未だに気持ち悪い.
仕事してるフリをしながら,あれは気持ち良かったなーと,回想ばかりしている.

そういえば昔「うる星やつら」というマンガに,肩コリに悩む主人公にでっかい羽が生え,それが肩コリとともに「スッコ~ン」と飛んでいく,という話があった.
その感覚(願望)が今はとてもよくわかる.
高橋留美子は肩コリ持ちだったんだろーな.

ああそれにしても,今は肩のコリ以外,何も考えられない.
考えようによっては幸せなヤツである.
 

日曜日, 7月 19, 2009

技術動向調査

ときどきは,世の中の秀作を学んで,取り残されないように努力してます.


■人違い

ある中年女性が交通事故に会い,生死の境をさまよっていました.

「ああ,神さまが見える.私はもう召されるのでしょうか?」
「安心せよ.汝はこの事故を乗り越え,あと42年と8ヶ月生きるであろう」

その女性は怪我から回復するとすぐに転院し,整形手術と脂肪吸引と豊胸手術を行い,すっかり美しくなりました.友人に理由を尋ねられた女性は答えました.

「私はあと42年も生きるのよ.長い人生を目一杯愉しまなくちゃ」

しかしその翌週,彼女は交通事故で死んでしまいました.

「神さま,ひどすぎますわ.私はもっと長生きするんじゃなかったんですか?」
「ごめん,誰だかわかんなかった...」


■大事件

客先とのトラブルが生じたので,ある大手企業の上司が部下の自宅に緊急の連絡をしました。
電話はすぐに繋がりましたが、受話器を取ったのは幼い子供でした。
ちぇっこんな時にガキかよ…と心の中で呪いつつ、上司は尋ねました。
「お父さんは家にいるかい?」
「いるよ」
「電話を代わってくれるかい?」
「ダメ」
「・・・」
上司はとにかく誰か大人と話をしたいと思い,尋ねました.
「じゃあ,お母さんはいるかい?」
「いるよ」
「お母さんに代わってくれるかい」
「ダメ」
くそっ,だからガキは嫌なんだと心の中で毒づきつつ,そうだ,子守役に伝言を託そうと作戦を変更しました.
「誰か近くに人がいるだろ?」
「おまわりさんがいる」
はぁ?警察官が子守?いったい何なんだと怪訝に思った上司は,さらに尋ねました。
「じゃあおまわりさんと話をさせてくれるかい?」
「忙しいからダメだよ」
「忙しいって何が?」
「お父さんとお母さんと消防士さんとお話中」
だんだん心配になってきたところ、今度は受話器越しに爆音が聞こえてくるではありませんか。
「それは何の音なんだ!?」
「ヘリコプターだよ」
「はあ?何のヘリコプターだ?」
「ちょうど捜索チームのヘリが着陸したんだよ」
イライラと不安でたまらなくなった上司は,つい大声を出してしまいました。
「一体そこで何が起こってるんだ!?」
相変わらずのひそひそ声で、子供は嬉しそうに答えました。
「あのね,みんな僕を捜しているんだよ」
 

日曜日, 7月 12, 2009

激P

平日を職場近辺で,週末を田舎のファームで暮らすという2重生活をもう5年以上も続けている(引っ越したとき小4だった娘がもう中3だからそーだよね).

びろーな話で恐縮だが,実はファームに来るとものすごく高い頻度でPになる.
確率で言うと6~7割くらい.
ファームに辿り着く金曜夜くらいから怪しくなり,土曜日はほぼ1日しゃー.その夜か日曜朝くらいから落ち着いてくるというのが典型的なパタンである.

これだけ相関が高いと,何らかの原因があると考えるのが自然である.例えば,
 1)わけもなくドキドキしている.
 2)自然の刺激(生き物の匂いとか,微生物とか,植物の分泌物とか)に身体が過激に反応している.
 3)Hiroといることに緊張している...あ,これあるかも.
 4)もう根本的に弱ってきていて,2時間の帰宅ドライブに身体が音を上げている.
 5)実はP状態が正常で,平日は軽い便秘状態になっている.ストレスとか.
 6)そんなことをしていると人間がだめになるゾという神様のお告げ.

あ,もうだめ...
 

土曜日, 7月 11, 2009

今日の箴言

子どもが子どものままにとどまっていることを許した共同体は人類史上一つも存在しない。
存在したのかもしれないが、消滅して、今は存在しない。
成熟のメカニズム、共生と協働のための能力を適切に育成するプログラムを持たない共同体は、長くは存在できない。
そして、私たちの社会の教育システムはその本義を忘れて久しい。

(中略)

教育はその原点に還るべきだと私は思う。
子どもを成熟させるために何が必要か、それを問うのである。
それだけを問うのである。
そう問うたときに、「ほんとうの大人」であれば、自身の未熟を深く恥じるだろう。
大人がつねに自分の未熟を恥じる文化からしか、子どもを成熟に導くメカニズムは生成しない。

@内田樹
 

土曜日, 7月 04, 2009

歌舞伎犬

珍しく流しに手をかけ,汚れた食器を物色していたカイラ.
「こらっ」と声をかけたら,すかさずヘコヘコ駆け寄ってくる.
普段ならカワユクてつい頭を撫でてしまうのだが,いつもいつも甘い顔するのも何なので,「あかんやないか」とおでこをぺしっとやってみた.

その途端,1,2歩後ずさりしたかとおもうと,目を見開いて「えええぇぇぇーっ!???」.

あんなに驚いた犬の顔を初めて見た.
歌舞伎役者みたいだったな.







2ヶ月を超えた"ぺじ手"