Monday, May 29, 2006

脱走名人2

みわファームには "犬はフェンスで囲った裏庭から許可無く出てはいけない" というルールがある.

しかし,すぐ近くで羊やヤギがうろついてるし,フェンスを挟んだ目と鼻の先でにわとりやヒナたちがキャーキャー騒いでるので,ストックドッグである彼らには,かなりストレスフルな状況かもしれない.

りん姉と青二才はルールを尊重して外に出ないが(えらいぞ!),これに果敢に挑戦するのが,じぇ痴とぐび痴の痴れ者コンビである.

ぐびちの得意技はジャンプ.普段は私たちの目を気にして自制しているのだが,誰かが家畜の世話をしているとたまらなくなって飛び出してくる.
そして家と裏庭の周りを走り回る.

しかしヤツは単純だ.
飛び出した直後でも,フェンスの扉を開けて呼べば素直に帰ってくる.
うれしそうな顔には後悔のかけらも見られない.
なぜ/どうやって外に出たのか,そのときにはもう忘れてるに違いない.

じぇちはもう少し巧妙である.
ルールをわきまえている彼女には,言い訳にできる犯行のきっかけが必要である.
たまたま誰かが閉め忘れて扉が開いてたとか,子供が出入りしたとか,そういう "偶発的なチャンス" を粘り強く待っている.
そんな都合の良い機会はめったに無いのだが,一旦脱走に成功すると,ぐびちと違ってやっかいで
ある.

連れ戻そうと声をかけると,手の届かない所からジッとこちらを窺う.
指示に従うべきか,無視して遊ぶべきか,秤にかけているのだろう.
で,1~2秒逡巡した後,結局は敢然と踵を返して彼方へ走り去る.
そのとき,顔つきまで変化する(悪党面になる).

おのれはエクソシストか!?

Friday, May 26, 2006

今日の箴言

唐突ですが,,,これ,良い文章だと思いません?

ギャンブラー兼作家の森巣博さんの文庫本あとがき.
人の暗黒面を嫌と言うほど見てきたであろう人のこういう言葉は力強い.


小さな世界を切り取り,その中で清浄な空気だけを吸っているのは,もはや不可能だ.
おそらく誰もがそう気付いていることだろう.
ところが現実に世界で起こりつつある事態は,まったくその逆であるように思える.より小さな世界を切り取り,清浄な空気だけを吸っていようとする.
自者と他者を分け隔てる壁を,もっと高くもっと巨大なものとしようと試みる.
怖いぞ怖いぞ,と煽れば,本当に怖い社会がやってくる.
それは歴史が,繰り返し証明してきた.

(中略)

マスコミは,人々が抱く原因不明で不可視の不安と恐怖に,いつわりで可視のはけ口を与え続ける.
バッシングの対象は目まぐるしく変わっても,目的は同一だ.他者を憎悪することによって,「われわれ」を統合すること.
いわゆる「憎悪の政治学」である.人間はそこまでバカなのだろうか?
わたしは,否,と答える.
それは,体験を通してわたしが導き出した個人的な解答だ.

(中略)

日本では,最近,無自覚なバカがとりわけ増えているように感じられる.
状態は,悪い. 
しかしわたしは,人間への信頼を失わない.人間に対する過剰な思い入れと言ってもいいのかもしれない.
わたしが日本を離れてから,三十余年が経過している.
博打を打ちながら,世界中を転々としてきた.
誤解を恐れずに書かせていただければ,人間はどこでも同じだったのである.
もちろん,異なる言語や習俗を持つ人間の集団があった.それでも,わたしは主張したい.人間はどこでも同じだったのだ,と.

(中略)

バカが居た.
聡明な人間が居た.
卑劣な奴も居る.
見ているだけで震えがきそうな雅致を持つ者も居た.
国境なんて,地球上に勝手に引かれた線である.
人種だって民族だって,西欧近代初期に抑圧する側が勝手に引いた境界線だった.
それがわかれば,人間は開かれる.
そして開かれた人間は,希望を捨てない.

Thursday, May 25, 2006

換毛

普段からホコリっぽくて毛玉がふわふわしてる家なのに、最近さらにひどい。
りん姉の換毛がすさまじい、ということは長年の経験でもうあきらめていたが(あきらめるなよ!)、輪をかけてぐれぐがひどい。よく見ると、ぐれぐってりん姉より毛が長い。(よく見なきゃわからんのか?)

で、一番うっとーしい青二才が抜け始めた。最悪である。
スムースで毛が少なそうに見えるのだが、なぜか面倒な毛なのである。

で、じぇち。・・・なぜ抜けない・・・?

Tuesday, May 23, 2006

我が家の庭には、牛骨が落ちている。
誰かが気の向いたときに齧る。
家の中に持ち込んでくることもある。
別にどこで齧ったってかまわないのだが、みんなソファの上で齧りたがってソファカバーが濡れるので、家の中ではケージの中で齧ってもらう、というルールを作ってみた。

りん姉:それなら齧らない。
青二才:ハウスで齧りなさい!と言うと、骨を忘れてハウスに入る。しばらくして、出てきて同じことを繰り返す。
ぐれぐ:骨くわえてちゃんとハウスに行く。
じぇち:あたし齧ってないから、としらばっくれる。

Thursday, May 11, 2006

連休

(旧ボードに書いてたので,こっちに転載)

この連休中,ちょっと覗きに来た人を入れるといったい何人のゲストを迎えたんだろう?
BBQ大会もやったから,ざっと30人くらいかな?
こんな片田舎までわざわざ尋ねてもらえるなんて,しみじみありがたい話である.
みなさん,どーもありがとう.

応対はほとんどHiroさんがやったのだが,それでも頭の回路が何となく「お客さんと語る」モードになっていて,一人になるとホケーッとしてしまう.
来週,仕事に復帰できるだろうか?
(5/11現在,復帰に失敗している・・・)

Tuesday, May 09, 2006

脱走名人

ぐびち、120cmのフェンスをひょいっと越える。
青二才はココへ引っ越してきた頃、隣の犬がヒートだ〜!を口実に、隣近所に挨拶に行ったりもしていたが、朝の4時まで閉め出して以来、なんとなく勝手に出かけることはなくなってきた。
じぇちはこのフェンスを越えられることは実証済みだが、扉が開いていた、とか、お客さんが開けてくれた(隙をつくんだけどね)とかの口実がなければ出て行かないと決めているようだ。特に子供の客の時は虎視眈々と扉を開けるのを待っている気がする。

んで、ぐびち。
家族の誰かが外にいれば、一緒に遊びたいので出て行くのだ。
一緒に遊びたいから、逃げるというのではなく気を引くように姿を現すのである。

鶏や鴨の雛がいるので、テラスで日光浴をさせながら、開け放した窓のところに座っていたら、庭から飛び出たぐびちくんがやってきた。呼ぶとそのまま家に入って、私の膝に頭を乗っけて雛たちを見ながらうとうとしていた。一緒に寝ちまった・・・。